ひと工夫で弾きやすく2017/01/22

普段、皆さんが使っている楽譜って
大譜表(=右手左手でひとまとまり)が
1ページのうちに何段かにわたって
書かれていますよね。
五線譜を4つに区切って(4分割して)、
次の段に移るときもあれば、
1段が5小節だったり、6小節だったり…。
よくよく見てみると、
「1段を何小節で区切っているか」は色々。

これが実は厄介。
曲のまとまりやフレーズとは関係なく、
変なところ(=中途半端なところ)で
次の段へと移ってしまっていることが
結構あるのです。
編集の関係上、決められたページ数に
その曲をちょうどよく収めなくてはならず、
音楽の流れを無視した状態で、
小節数が割り振られていたりするんですね。
また、それとは別のパターンですが、
細かい音符がた~くさん並ぶような曲だと、
「1段がまるごとたったの1小節」、
なんてこともあるんですよ。

でも!
本当はフレーズの切れ目に合わせて
段が変わるほうが断然弾きやすい!
ほんの少しのことだけれど、
段が変わる時は目線を右から左へと
移さなくてはいけなので、
音楽的な流れが少しでも切れていた方が
弾きやすいわけです。

先日、レッスンでの出来事。
一息で弾き切りたいフレーズが
ひとまとまりにならなかった時のこと。
楽譜を見ると、案の定フレーズの途中で
次の段へと移っていました。
「途中で段が変わるけど、
それに惑わされ影響されてはダメですよ」
というアドバイスをし、
「段(小節割り)が直せると良いんだけどね~」
なんて言いながら、
その時はレッスンを進めました。

そして次のレッスンの時、
生徒さんの楽譜を見ると、
なんと本来のフレーズのまとまりに合わせ、
段が4小節ずつきれいに
カスタマイズされているではありませんか!
コピーをとって切り貼りしてあったのです!

おぉーーーーーーぅ!!!!
なんと素晴らしい!

本人にその効果を聞くと、
「弾きやすくなった!(^-^)v」と。
そうなんです!
段の切り替えを本来のまとまりや
フレーズに沿ったものにするだけで、
目線の動きが自然なものとなり、
ぐんと譜面が読みやすくなるんです。
(=それに伴って弾きやすくなる)
ピアノ歴が長く”楽譜慣れ”している人は、
「段の影響」をあまり受けないかもしれませんが、
初心者さん、初級者さんの場合は、
はっきりと違いを感じられると思います。

楽譜のコピーを取り、切り貼りをして、
段ごとの小節数をフレーズに合わせ調整。
少々手間はかかりますが、
楽譜のカスタマイズ、
やってみる価値ありですよ♪

それにしても、その手間を惜しまず、
実際に行動に起こした、
生徒さんの熱意とやる気に感心!
嬉しいですね~。(*´∀`*)
ひと工夫で弾きやすくなることもあります。
是非お手本&参考にしてくださいね。

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