大人には大人のピアノ2017/08/19

◇ 夏休みのお知らせ ◇

今年は、9月9日(土)~14日(木)まで
夏休みを頂きます!!
その期間はレッスンが行なえませんので、
ご迷惑をおかけしますが、
スケジュールの調整を宜しくお願い致します。

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皆さんご存知の通り、Studio*ABE*は
大人の生徒さんしか在籍していない
『大人のためのピアノ教室』です。

私がこの教室を始めた20年近く前は、
『大人専門の教室』どころか
≪大人のコース≫すらまだ数は少なく、
かなり珍しいタイプのピアノ教室でした。
それが、ここ数年で一気に増加!
街にある多くのピアノ教室が
「大人のコースもあります」
「大人の方もレッスンいたします」と
掲げるようになりました。
そして、
実際に大人の生徒さんも教え始めた先生は
子供さんとのレッスンの違いに驚くわけです。

以下は、あまり好ましくない
大人のレッスンでありがちな生徒さんと
行なわれがちなレッスン(先生)の例。

~生徒側~
・教室に通う=弾けるようになると思っている人
・豊富な知識で弾けた気になっている人
・自分の演奏がCDのようにならず卑屈になる人
・自宅での練習時間がほとんど取れない人
・1から「譜読み」を手伝う必要がある人
・基礎無しに「有名曲(=難曲)」を弾きたがる人
・要望を越した我儘を遠慮なく言ってくる人
・仕事を理由に予定変更が多い人
・発言が「できない」「向いてない」と後ろ向きな人
・「基礎は今更もういいから」と言い放つ人
・レッスンそっちのけでお喋りが止まらない人
・子供向けの教本には抵抗がある人
・個人的な誘いをしたり、口説いてくる人

~先生側~
・何となく弾けていれば丸にして機嫌をとる
・希望をなんでも優先し適切な判断をしない
・「言っても無駄」と深い内容のレッスンをしない
・進みが遅いこと、覚えの悪さにイライラする
・大人相手だと遠慮して”注意”ができない
・子供のような順調な上達を期待してしまう
・中~上級曲を弾きたがる生徒は面倒くさい
・レッスン時間を練習や譜読みに充てたくない
・大人の趣味=気楽、と勘違いしている
・何かにつけ子供と比較する
・子供のレッスンと内容や進め方が全く同じ
・教材や曲目に対する配慮が足りない
・「とにかく基礎」で柔軟性がなく頭が固い
・コードの知識がほとんど無い


使う教材と進め方は先生が決めて、
「譜読み」は生徒さんが自力でやってきて、
自宅では練習(予習・復習)をやってくれて、
レッスンでの指導には従順に従い、
「基礎が大事」「この曲はまだだよ」と言えば、
素直に納得してくれる、もしくは、
言い聞かせることができる子供たち。
(※もちろん例外はあると思うけど、
子供本人にやる気があり
保護者の協力が得られる場合の
一般的なレッスンでは、ということです)

が、しかーし!
大人はそうはいかないのですッ!!(笑)
なんてったって…

まず、毎日が忙しい!
そして、プライドもある!
ついでに、耳は肥えている!
更に、基礎の大事さはわかっていても、
「あと何年楽しめるか」を考えたら
チンタラ進んではいられない。
ピアノを楽しむために始めたんだから、
憧れの曲や楽しめる曲を弾きたい。
でも、難しくて時々挫折しそうになる。
YouTubeで子供の演奏を見て
凹んだり、自信をなくしたり…。(´・ω・`)

これって、考えてみたら当然のこと。
こんな風に思う気持ち、
私、よーーーーくわかるんです。

上記の生徒さんの例の中には
「うーん、それはダメでしょ」と
言いたくなるケースもありますが(苦笑)、
これらは大人のレッスンではよくあること。
特別変わったことではありません。
それにどう対応・対処していくか、
これが先生の腕の見せどころ!
大人のレッスンの醍醐味なのです♪

生徒さん1人1人の
その時の状況と気持ちに寄り添い、
その人に適したメニューを組んで、
色々な角度から指導することで、
良い方向へと進んでいきます。
先生側が勝手に生徒さんの限界を
決めてしまうなんてダメ!
生徒さん側が学ぶ意欲を持続できるよう
教え導き、知的好奇心を刺激して、
この先にある可能性を示すこと。
これが大事だと私は思っています。

「大人の生徒さんは基礎やりたがらない」
「どうせ長続きしないで辞めていく」
「今更、表現とかフォームとか言っても無駄」

残念ながら、
大人への指導を行なっている先生から
このような発言を聞くことがあります。
でも、これって「そうかな?本当に??」
と、私は思うんですよね。
だって、
「えぇ!?実際はそんなこと無いのに~」
って思うんだもん!!

「時々スタジオの生ピアノで練習しています」
「良いタッチの電子ピアノに買い替えたんです」
「ピアノって奥が深いんですね~」
「朝、出勤前に少しだけど練習してます」
「”ただ弾く”以上のことに興味が出てきました」
「楽典の本を買ってみようと思うんですが…」
「好きな曲の他に練習曲もやってみます!」
「やっぱり基礎は大事ですね~」
「いやぁ、もう10年以上の付き合いですね」

これらはウチの教室の生徒さん達から
発せられた言葉の数々。
大人の趣味のピアノは気楽なものだから
適当に丸つけて機嫌をとっておけばいい?
いやいや、
「楽しい趣味」であっても、
決して全員が「お気楽」なわけではなく、
私が感心してしまうくらい、
多くの方が真面目にピアノに取り組み、
真摯にピアノに向かっています。
向上心を持って学んでいますし、
本当にその姿勢は素晴らしいのです。
(勿論「お気楽コース」を望まれる方もいます。
それはそれで、大いに結構なことです!)

練習時間を確保するのは難しいし、
進みはゆ~っくりかもしれない。
だけど、
「大人には大人のレッスン」をすることで、
ピアノ学習に対する意識は高まるし、
それが確実な進歩や成果に繋がり
充実したレッスン時間を
双方が得られると実感しています!


あらら、今回も長くなりましたね。(汗)
つまり…えぇ~っと、
何が言いたいのかというと…
「大人を教えるのはやっぱり楽しい~」
ということ。
そして、
Studio*ABE*に通ってくださってる皆さんは
どの方も私の自慢の生徒さんだよ~♪
ってことでした。(*´∀`*)アハ。
ホント、皆さんの頑張りに刺激されています。
感謝です。
私も先生として日々精進なのだッ!!

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