なぜ、ハノンを弾くのか?2018/07/18

『全訳ハノンピアノ教本』
今日は改めてこの教則本について
書いてみようと思います。
あ、ちなみにこの楽譜、
「ハノン、ハノン」と皆に言われ有名ですが、
「ハノン(=アノン)」は人の名前。
ハノン先生が書いた教則本なんです。

当教室でレッスンを開始する際、
大抵の場合は「取り組む曲」にプラスして
ハノンを使うこと(ハノンを弾くこと)を
オススメしているので、
現在通われている殆どの生徒さんが
レッスンの最初にハノンを弾いています。
(時間にすると5分くらいかな?)

ハノンを練習に取り入れる理由をはじめ、
得られる効果や進め方などは、
当教室でレッスンをスタートした時に
最初にお伝えしているのですが、
時間が経つと忘れちゃうんですよね。
で。いつの間にか、
「ハノン面倒だし、つまんない」
「何だかよくわからないけど、
とりあえず1回弾いておくか…」
「レッスンの時だけ弾けば、まぁ、いっか」
「ダダダダ…!と間違えずに
速く弾ければそれでいいんでしょ」
…という感じに、だんだんと
テキトーに扱われがち。(;´Д`)

確かに、機械的に並べられた音符は
”音楽的”とは言いがたいですし、
「楽しい~素敵~♪」
と感じる人は稀ですね。(苦笑)
でも、
そんな機械的な音の繰り返しだからこそ、
指馴染みがよく、割とすぐに慣れてくるので、
他のこと(身体のこと、音色・音質など)に
気を配って弾く余裕が生まれやすい。
これこそがハノンの利点。

では何の目的でハノンを弾くのか。
(あくまで私の使用目的です)

・準備運動として
  ウォーミングアップ
  10本の指を同等に扱えるように
  鍵盤の間隔をつかめるように

・姿勢&手のフォームの確認
  最適な打鍵ポイントを見つける
  指の関節、手首の使い方など確認
  弾き癖(姿勢や腕、フォーム)の矯正

・指の強化
  どの指も同じようにスムーズに動き、
  平等な音(粒をそろえる)を目指す
  リズム変奏で苦手な指への適切な負荷
  リズム変奏で脳と指の連携を強化

・持久力をつける
  手指の負担となる無駄な力を使わず、
  弾き続けられるようにする

・譜面に慣れる
  初心者・初級者さんには
  オタマジャクシ(音の高さ)を読む練習
  リズム譜でリズムを読む練習


私の場合、
ざっとこんな感じの目的で使用しています。

ハノンには第1部~第3部まで、
全部で60の練習パターンが載っていますが、
主にレッスン使用するのは1~20番。
それが済んだら20番までを
ランダムに使用する場合もありますし、
人によっては、その後に出てくる
全調スケールやアルペジオへと
進んでもらっています。
(取り組んでいる曲の調性に合わせて、
単体でスケールを練習する場合もあります)

その他、ポイントとしては

  ・1冊丸ごと全部はやる必要はない
  ・長い時間かけて取り組む必要はない
  ・速く弾くことを目標にするものではない
  ・その人の状態に合った使い方でないと
   意味がない(=悪影響もあり得る)
  ・「ただ弾く」にならず目的意識をもって弾く
  ・ハノン以外の教材で補えることもある
  ・「ハノンを一生懸命やること」と
   「曲が弾けるようになること」は
   イコールではない
  ・ハノンに終わりはない!(笑)

といった感じでしょうか。

ハノン教本と出会って40年近くたつ私でも
ピアノの練習を開始する際は、
まず始めにハノンを弾いています(´ー`)
ランニングする前に屈伸運動などの
準備運動をする感覚と似ていますね。
そして、弾きながら、
背中、首、肩、腕、手首、指…と
意識を持っていき、
身体を上手く使えているかチェック。
そこから更に、音に神経を集中させ、
クリアで綺麗に均等な音が出ているか、
音の粒や質感をチェック。
それを済ませてから、
「曲」の練習に取り掛かっています。

ハノンを弾く理由、目的をわからずに
ただただ弾いていても無意味。
限られた練習時間がもったいない!
忙しい大人の生徒さん達、
目的意識をもって
効率よく取り組みましょう~。

もっと詳しく説明して欲しい方は、
レッスン時に質問してくださいね!

=================

交流会に参加された方は、
アンケート用紙の回答を、
7月中に提出してくださいますよう
お願い致します。
また、交流会の会計報告が
レッスン室に掲示してありますので、
気になる方は目を通してくださいね。

暑い日が続いています。
飲み物は持参して頂いてOKです。
遠慮なく水分補給をしてください。

練習の質を高めよう(その2)2018/05/31

お待たせしました!
「練習の質を高めよう(その1)」
の続きです。

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≪練習の内容(頭を使おう)≫

前記事の中でも少し触れましたが、
練習は「量よりも質が大切」だと
私は思っています。
言い換えると、弾いた時間よりも
練習の仕方や内容のほうが重要、
ということですね。(´ー`)

「長時間やれば弾けるようになる」
と思い込み、
ひたすら繰り返し練習するのは、
単なる「覚え弾き」になる恐れ大!です。
一連の動作を手に覚えさせて
自然と弾けるようにする「覚え弾き」も
練習の途中段階では必要なことですが、
その方法で
ある程度スラスラ弾けるようになった頃、
脳ミソは省エネモード。
手に仕事を任せて休んでいます。
この状態で、
「よし、弾けるようになった!」
「もう暗譜もできちゃった」
と、安心してしまうととても危険なんです。

何も問題が起きなければ
弾きこなせているように見えます。
でもこれ、表面的にしか弾けていません。
暗譜も本当の意味ではできておらず、
単に動きとして覚えているだけ。

演奏中、何らかのミスをしてしまった時、
それが譜面のどこで起きたか
きちんと把握できていますか?
ざっくりと「この辺り」ではなく、
「この音」「この指」と言えますか?
違う音を鳴らしてしまったのか?
それとも、
指がもつれて綺麗に弾けなかったのか?
和音がわからなくなって止まったのか?
ミスの原因が一体何だったのか、
正しくわかっていますか?
そして、
その箇所からすぐに弾き直せていますか?

ミスをしてしまった時、
「え!あれ、こんなはずじゃ…(汗)」と
焦って闇雲に何度も弾き直して、
動作の流れを再び取り戻そうとしたり、
何小節も(一連の動作の区切りまで)戻って
弾き始めたりしていませんか?

ぎくぅ!(゚Д゚;)
…となった人、多いのでは?
心当たりある人は要注意ですよー!

交流会ではやはり緊張します。
なかなか普段通りにはいかないものです。
ミスが潜んでいそうな箇所は、
指と運に任せるのではなく、
今のうちに頭を使ってしっかり対処、
そして、やっつけてしまいましょう。


1・問題を把握する

2・原因を分析し考える

3・対処&改善方法を模索し実践する

4・イメージ通りできるようになったか検証する


これらが、頭を使った練習の手順です。
頭を使った練習は、
神経を研ぎ澄まし集中して行なうので
非常に疲れますが、
とても効果的ですし効率も良いので
忙しい大人の学習者には適しています。

普段、レッスンでは「1」に対して、
「2」や「3」を中心に指導をしています。
見つかった問題点に対して
「これが原因だから、こう弾いてみて」
「こんな練習をしましょう」という
私からの指導に、皆さん真剣に耳を傾け、
意識を集中させトライしてくれていますよね。

それなのに、自宅での練習となると、
頭を使う「2、3、4」の手順で練習するよりも、
手に教え込ませるための反復練習で
何とか解決しようとしてしまいがち。
だって、
慣れた仕事を手に任せておくほうが
頭を使わず楽チンですし、
その方法でも「少しは弾けるようになった」
と思えますから…。
その練習によって
本当に”弾きこなせる”ようになったのか?
きちんと検証し練習の成果を見るよりも、
「これだけ(量・時間)やったんだしOKでしょ」
と、「やったこと」に満足してしまうんですね。

※反復練習が悪いわけではありませんョ
 弾けるようにするための途中段階では
 必要な練習方法です

ほとんどの方が交流会前になれば、
(それが覚え弾きの状態だったとしても)
ある程度スムーズにスラスラ弾けています。
しかし、ほとんどの方が、
「怖いな、嫌だな、ここ失敗するかも…」と
不安に思う個所をたくさん抱えたままです。

ここから先、
更に踏み込んだ質の高い練習をして、
不安な個所を地道に1つずつ潰していき
克服することが出来れば、
それが、仕上がり(=完成度)に直結します。

・緊張に負けないゆるぎない演奏力
・「うん、弾ける!」と思える自信
・「弾きこなせている」という実感
・イメージ通りの音色を奏でられる喜び

練習の質を高めることで
これらが得られるかもしれない、
と思うとワクワクしませんか?

あと1か月、あります!
頭を使った練習を積極的に取り入れ、
中身の詰まった仕上がりを目指し、
一緒に頑張りましょう~。(´ー`)ノ

===================
≪お知らせ&お願い≫

交流会の申し込み用紙の提出と
会費の支払いは5月末日までです。
宜しくお願い致します。

申し込み用紙、未提出の方にお願いです!
コメント(70文字程度)は冊子作成に必要です。
なるべく早く準備を進めたいので、
参加・不参加に関わらず、
今月中に、メールにてコメント文のみ先に
お知らせくださいますようお願い致します。
(用紙自体は6月レッスン時にお持ちください)

また、
『交流会Blues』をレッスンしておきたい方は、
各自「お願いしまーす」と申し出てくださいね。

練習の質を高めよう(その1)2018/05/28

皆さ~ん、交流会に向けて
順調に仕上がってきていますか~?

当日、少しでも良い演奏ができるように、
不安な箇所をやっつけるために、
緊張してもちゃんと弾き進められるように、と、
交流会前はピアノの練習に熱が入り、
普段よりも長く練習時間を確保する人が
多いかと思います。…が!
少し注意して欲しいことがありますので、
記事を書いていこうと思います!(=゚ω゚)ノ

≪準備(指ならし)≫

「さぁ、さっそく曲に取り掛かろう!」と
気合が入るのもわかりますが、
ハノンやスケール練習などを使った
「指ならしの時間」は
なるべく取るようにしましょう。
交流会が近づいてきたら本番を想定して
『準備なしにいきなり曲を弾く』
というのもアリかと思いますが、
基本的には指をほぐしてから
練習に取り掛かりましょう。
(前回の練習から数時間しかたっていない
…など、同日中の練習なら省略可)

≪練習時間≫

長時間のぶっ通し練習はやめましょう。
「いやぁ、昨日4時間も練習しちゃってさ~、
もう手が痛いんだよねぇ~」
などという自慢(?)はナンセンス。
 ※どこかが痛くなる場合は、
  フォーム・弾き方を見直す必要あり

もちろん、
音楽を専門に学ぶ人達の場合は
1曲が難しかったり、長かったり、
数曲を同時に学ぶことも多いので
4時間位なら続けて練習することもありますが、
趣味の大人(初心者~中級)の方ならば
連続して4時間はやめたほうが良いです。
とはいえ、
交流会前となるとついつい気合が入り
休日に2時間くらいは続けて弾いてしまう…
これは人によっては
あり得る話しなんじゃないでしょうか??

もしも2時間練習する時間が取れるなら、
「40分×3回」「1時間×2回」など、
時間を区切ることをオススメします。
理由は以下の通り。

・集中力が続かず効率が悪い
 =単なる作業(ダラダラ練習)になりやすい
・少しでも無駄な力が入っている場合、
 身体(主に手)にかかる負担が大きい
・量(時間)より質(仕方)が大事
 =頭を使った練習をするほうが効果的
・「2時間」という時間そのものに満足してしまい
 課題や成果に目を向けることが疎かになる

※各項目を具体的に説明したいのですが、
書き始めると長~~~~くなりそうなので、
詳しい説明を聞きたい場合は、
レッスン時に質問してください。

重要なポイント
≪練習の内容(頭を使おう)≫に関しては
次項目として続きを書いていきます。
…が、
今回はここまで!
続きはまた次回~。
なるべく早くに更新しますのでお許しを!(=゚ω゚)ノ

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≪お知らせ&お願い≫

交流会の申し込み用紙の提出と
会費の支払いは5月末日までです。
宜しくお願い致します。

用紙を忘れて未提出の方にお願いです!
コメント(70文字程度)は冊子作成に必要です。
なるべく早く準備を進めたいので、
今月中に、メールにてコメント文のみ先に
お知らせくださいますようお願い致します。
(用紙自体は6月レッスン時にお持ちください)

また、
『交流会Blues』をレッスンしておきたい方は、
各自「お願いしまーす」と申し出てくださいね。

YouTubeがお手本??2018/04/27

早いもので4月も終わろうとしています。
交流会に参加する予定の生徒さんは
いよいよ練習も本気モードに突入!
という方が多いのではないでしょうか。
私もジワジワと迫りくる交流会に
焦り始めましたよ~。
せっせと準備せねば!(汗)

先日よりレッスン時に
・交流会のお知らせ(申し込み用紙)
・交流会ブルースの譜面(新しいもの)
を配布しています。
まだ受け取っていない方は
「くださーい!」と申し出てくださいね。

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さて。
今日は「動画を見る(聴く)こと」について
書いてみようと思います。

CDやデータを購入(orレンタル)して
音楽を楽しんでいる人は多いかと思います。
移動中のBGMとして気軽に楽しんだり、
新たな曲との出会いを探して聴きあさったり、
好きな音楽家の演奏を片っ端から聴いたり、
良い音質でプロの名演にどっぷりと浸ったり…。

近年は、YouTubeなどの動画サイトでも
多くの音楽動画がアップロードされているので、
より身近に音楽を楽しめるようになりましたね。

いやぁ、ホント、
便利な世の中になったなぁ~と、しみじみ。(笑)
好きな1曲のためにお金を払ってCDを買い、
音だけを聴くことが普通だったのに、
今や、無料で「プロピアニストが演奏する姿」を
繰り返し見ることが出来ちゃうんだから…。
動画のカメラアングルによっては指の運び、
ペダルを踏む様子までわかるので、
参考になることは多いです。

そんなことから、
今どきは、純粋に「音楽を楽しむ」以外に
自分が学ぼうとする曲(学んでいる曲)を
YouTubeなどで検索して
「練習のために聴く・聴いてから練習する」
という学習者も結構いるのではないでしょうか。
お手軽ですからね~。
探せば大抵は
「どこかの誰かが弾いている動画」が
見つかるんですから。
やはり便利です。

しかし…
この「ネット動画を参考にすること」について、
ピアノを教えている先生達の間では
たびたび問題視され話題になります。
やはりメリット・デメリットがあるので、
自己責任で上手く使えないと「危険」なんです。
ですから特にお子さんの場合は要注意!
Studio*ABE*の生徒さんは皆大人なので、
動画を参考することも”アリ”かと思いますが、
やはり使い方にはある程度、注意が必要!
その辺を詳しく書いてみますね。

動画を参考にすることのメリットは、
『無料で手軽に曲を知ることが出来る』
何と言ってもやはりコレ!ですよね。
新しいレッスン曲に取り掛かる前に、
「どんな曲かな?」と動画を見る(聴く)だけで
曲の雰囲気やテンポがわかったりしますし、
それによって「わぁ~弾けるようになるかな?」
とイメージが膨らみワクワクしたり、
練習のやる気が増すこともあると思います。

ですから、
「曲の雰囲気を知り、やる気を高めるために、
まずは数回、全体像をつかめる程度に聴く」
…という程度の利用なら、
私も動画を参考にするのは”アリ”だし、
良いと思っています。(´ー`)
その際の注意点は以下の4つ。

1・繰り返して何度も聴き込まないこと
2・プロの演奏を参考にしてほしいこと
3・「お手本」ではなく「参考」に留めること
4・勝手な先入観を持たないこと

聴き込みすぎて曲を覚えてしまうと
耳を頼りに弾き進めてしまうので、
楽譜を読む作業が疎かになります。
つまり読譜力が付きにくくなるんですね。
「譜面は読めなくてもいいじゃん、弾けるなら」
大人の生徒さんの中には、こういった考えで
ピアノを弾いている人も時々いらっしゃるので、
一括りに「絶対にダメ!」とは言えませんが、
「読譜力をつけていってほしい」と思っている
私のレッスン方針とは少々異なりますので、
聴き込むことはオススメしていません。

 ※練習のためではなく
 音楽鑑賞という概念で曲を聴く場合は
 勿論「聴き込むこと」も良いと思っていますョ
 ※ジャズの場合は、耳コピーしまくれ!
 という練習方法もあるので
 フレーズを聴き込むことなどはOKです

また、
たとえ発表会のような本番の動画であっても
素人さんが演奏する動画を
練習の参考として聴くことは避けましょう。
仕上がりがめちゃめちゃな場合もありますし、
癖のある弾き方をしていることも多いです。
音楽の解釈が微妙だったり、
表現力が著しく乏しかったり、
音そのものが間違っていたり…。
「おぉ、頑張ってるな~」と応援する気持ちで
微笑ましく見ることは勿論構いませんが、
巨匠と言われるプロの演奏家が弾く動画も
探せばあったりしますので、
参考にする場合にはそういったものを
選んで聴くと良いですね。

そして、
これはクラシック学習者に限ることですが、
プロが奏でる演奏動画であっても、
それをお手本として聴き込んでしまわず、
参考程度に留めるようにしましょう。
私なら、同じ動画を5回繰り返し聴くよりも、
異なる5人の演奏家で同じ曲を5回聴くことを
オススメします。

特定の人の演奏を聴き込むと、
無自覚にその演奏を真似してしまいがち。
楽譜から読み取れることを自分なりに理解し、
それをどう表現するか、
自分自身で模索していって欲しいのです。
同じ曲でも演奏者が変わると違って聴こえます。
センスや感性、技量などは皆違うのです。
誰かの演奏の真似ではなく、
自分なりに曲を仕上げて欲しい!
そう思っています。

この他に、
「動画を見て勝手に思い込む」
というデメリットもあります。
外出先で耳して素敵だな~と感じた曲を
家に帰って調べてみようと思い、検索。
出てきた動画は子供が弾く姿ばかり。
「あぁ、この曲、子供達が弾く曲なのか…」
と、やる気を失ったことありませんか?
また、自分が取り組む曲を検索した際、
子供達が見事にそれを弾きこなす様子に
情けない気持ちになったことありませんか?

自分が素敵だと感じたその気持ち、
どこへ行っちゃったんでしょう?
誰かと比べて何になるんでしょう?
どうぞ自分の感性を信じてください。
どうぞ自分のペースで楽しんでください。
動画に振り回されるのなら、
そんなの見ないほうがマシ!(笑)

最後に。
練習方法を知りたい、ここはどう弾くの?
など、知りたいことがあれば、
動画を見て解決しようと思わず、
レッスンの時に私に聞いてください~!
簡単と思われることでも、
細かいことでも構いません。(*´ω`*)

今回も長々と書いちゃいましたが、
読んでくださりありがとうございました。
ではでは、
皆さん、楽しいゴールデンウィークを~☆

上達に欠かせない要素(その2)2018/04/01

お待たせしましたー!(=゚ω゚)ノ
前記事の続きです。

上達に欠かせない要素って
『素直さ』の他に何があるだろう?と考え、
私が出した答え、それが『練習力』。
練習力という言葉は本来ないのですが、
練習に対する『想像力&発想力+行動力』、
これらを私は『練習力』と呼んでいます。(笑)

レッスンではどの生徒さんも、
手のフォームや身体の使い方に始まり、
楽譜の読み方、理論的なこと、
リズムのノリや強弱緩急など細かな表現、
自宅での練習の仕方など、
指導を受けていますよね。
「ふむふむ」「なるほど~」と納得し、
その場で何となく弾けるようになったりすると、
上手くなったような気分になることも…。
でも、残念ながらこれ幻想です。
レッスンマジック!(笑)

月にたった2回のレッスン時間のみで
「上達すること」はほぼ無理なんです。
頭で理解したことをしっかり身体に馴染ませ、
自分のモノとして習得していくには、
自宅での練習は欠かせません。
何より日々の練習が大事。
素直に取り組むことが基本!

…ということで、まずはコレ↓
・レッスンで教わったことを思い出して
 同じように家でもやってみる。
・指導された練習方法を実践してみる。

そしてその先、上達への鍵となるのが、
練習に対する『想像力&発想力+行動力』。
つまり『練習力』なんですね。
「言われたことを素直にやる」の一歩先。
練習を自分で考え、そして、やってみる。

====================

「他にどんな練習の選択肢があるかな?」
「ここの部分はどんな練習が効果的かな?」
「上手く弾けない原因は何かな?」
「理想的な音色を出すには何が必要かな?」
など、
〇〇する(なる)にはどうすれば良いかな?と
考える力=想像力、です。
自分で現状を把握&分析し、
適当と思われる練習方法を考える(or選ぶ)こと。
自宅での練習方法はレッスンで伝えていますが、
練習を重ねるごとに状況は変化していくので、
やはり日々の変化に細かく対応できるよう
自分で考える力が育つと良いですよね。

想像力と似ているけど、
もっと自由な思いつきで練習する力、
これが発想力。
「そうだ!左右交互に1小節ずつ弾いてみよう」
「手元を見ずにどこまで弾けるかやってみよう」
「右手(メロディ)は歌って左手は弾いてみよう」
「楽譜を覚えてドレミで全部歌えるようにしよう」
など。
あまり役に立たないかもしれないし、
直接的な効果は得られないかもしれない。
いわゆる「遊び」の要素が強かったり、
「実験的」な練習だったりします。
(↑ムフ。小さい頃から私の得意分野!笑)
こうした自由な発想に基づく練習は、
音楽全般に対する総合的な力を育てます。
思わぬ発見や成果があったり、
効果的な練習方法が見つかる場合もあるから
決して侮れません!

そして、最後に。
思い浮かんだ『想像力&発想力』を
実際に行なうのが=行動力。
これが伴っていないと話しになりませんね。
立派な練習メニューもやらなきゃ意味がない。
とにかく「やる」。
つべこべ言わずに「やる」。
ピアノを弾く。
練習する。

====================

そんなわけで、もともとの質問
「どんな人が上達しますか?」は…

学ぶ姿勢が『素直であること』に加え、
練習方法、練習スタイル、練習メニュー…
それらを自分の状態に合わせ柔軟に考え、
数多くのアイディア思いつくことができ、
きちんと実践できる人。

という答えになるかな。

豊かな『練習力』を身につけることによって、
(レッスンで教わることだけに留まらず)
自分自身で解決する力、乗り越える力、
が養われていきます。
それはピアノを学ぶ上で自信となり、
「ピアノを弾くこと」の楽しさにプラスして、
「練習」も楽しめるようになります。
好循環が生まれるんです♪
皆さんにも『練習力』を少しずつ身につけて
楽しく「上達」を目指してほしいなぁ~
そんな風に思っています。(*´ω`*)

『練習力』について質問などがあれば
レッスンで遠慮なく聞いてくださいね♪

上達に欠かせない要素(その1)2018/03/29

少し前になりますが、
レッスン終了後に雑談をしていた時のこと。
「どんなタイプの人が上達しますか?」
という質問を受けました。
その時は
「性格的には”素直な人”…かなぁ?」など
思いついたことを簡単に答えたんだけど
時間が経って改めて考えていたら、
言い足したいことがたくさん出てきたので、
ブログの記事にすることにしました。

====================

『素直であること』
これはピアノに限らず何かを学ぶうえで
とても大切な要素だと思います。
しかし大人の場合、人から何かを教わる際に、
見栄やプライドが邪魔してしまうことも
決して少なくありません。

当然なことなんだけれどレッスンでは、
「できないこと」や「知らないこと」だらけ。
それは恥ずかしいことでも、
いけないことでも何でもないんだけど、
それを指摘&指導されると、
「でも」「だって」「それはわかってるけど」など、
言い訳や反発をしたくなったり…。
ついしちゃうんですよね。
うん、気持ちはわかります。(笑)

そんな中、素直な気持ちで
私からの指導に耳を傾けてくれる人、
「ここはこうですよ」「こうやってみて」という
私からの言葉を心を開いて丸ごと受け取り、
すぐにそのまま実行してくれる人、
こういった”素直さ”を持っている方は
少しずつだったとしても
確実に上達していきます。
これは長年ピアノを指導してきて
ホントにそう感じますね。

さて。
最も大切な要素『素直さ』が根底にあるとして、
他に上達に必要なものって何だろう?と、
考えてみました。
で、私が出した答えがコレ!

ズバリ…『練習力』!!

「練習力」なんて言葉は本来ないのですが、
その中身をわかりやすくお伝えするならば、
練習に対する『想像力&発想力+行動力』
という感じでしょうか。(^-^)
長くなりそうなので、
『練習力』については次回に書こうと思います。
もう少しお待ち下さいね。(笑)

====================

いやぁ、それにしても、
素直な人は魅力的。
そして素直さは本当に大切。

ちょっと余談ですが、
私は小さい頃、家族から
「知らないこと」をよく馬鹿にされました。
まぁ、3姉妹の末子なので姉2人にしてみたら
「え~こんなことも知らないの~?(ニヤニヤ)」
と、からかっていただけかもしれませんが、
両親からも
「なんだ!お前はこんなことも知らないのか!」
と言われると小さな心は傷つき、
いつの頃からか「知らないこと」を「知らない」と
素直に言えない子になってしまったんですね。
その変な癖に気が付き、それと向き合い
軌道修正をするのは大変でしたねぇ。(苦笑)
自分の経験から、

・知らないことを「知らない」と言っていい
・わからなければ何度質問してもいい

そう言える雰囲気を…と思いながら、
日頃レッスン指導にあたっています。
皆さんの学ぼうとする素直な気持ちを大切に、
そして、自分も素直な人間でありたいなぁ、と
今回記事を書いていて改めて思ったのでした。

では次回、
続きの記事『練習力』をお楽しみに~。(´ー`)

選曲について2018/02/16

2月に入り交流会で弾く曲を
皆さんジワジワと決め始め、
少しずつ練習に入っています。

交流会(6月予定)は自由参加ですし、
当日、「弾く 弾かない」も自由です。
選曲も基本的には何を弾いても自由です。
(但し、申し込み時にエントリーし、
レッスンを受けたことのある曲に限る)
生徒さんの自主性に任せていますので、
私のほうから「早く曲を決めて」「あれ弾いて」と
ぐいぐいリードすることはありません。
参加予定で弾く意思のある方は、自分から
「これ弾いてみたい」「あの曲はどうでしょう」
「選曲のアドバイスをしてほしい」など
アクションを起こしてくださいね。
もちろんお申し出があれば、
選曲のお手伝いからアドバイス、
交流会に向けての指導まで
しっかりといたします♪(´ー`)

そんなこんなで、
ここ最近は相談を受け交流会用の曲を
あれこれ選ぶことが多いわけですが、
これが結構難しい。

基本的には、自分が「弾きたい曲」を
選ぶのが良いとは思います。
弾いてみたいと思える曲、
興味のある曲、お気に入りの曲、
憧れの曲、好きな作曲家の作品、などなど。

ただ、ここで問題が…。
じゃ、その「弾きたい曲」に決めちゃいなよ♪
と、簡単には言えないんですね。(汗)
やはり「人前で弾く」という場面において、
聴き手の存在を無視するわけにはいきません。
弾きたい曲を好きなように弾き散らかして、
自分が満足できればそれOK!
という演奏は交流会では好ましくないと
私は思っています。
(普段レッスンで学んでみる分には構いません)

今の自分の実力を把握し、
得意・不得意を見極め、
興味を持ってワクワク取り組める曲。
そんな基準で曲を決められると良いですね。
実力に合っているかどうか?というのは、
仕上がり間近、5~6月の練習段階で
以下の項目の「4」以上であるのが理想です。
参考にしてみてくださいね。

1. ただ指を動かし音を並べただけ(音楽と呼べない)
2. つかえつつ弾き進め(弾くも聴くも)苦しい演奏
3. 余裕はないが必死に曲としてまとめてある
4. 音楽的な表現にも気を配ることができている
5. 技術・表現ともに「弾けている」と実感できる
6. 演奏に集中でき確実に弾きこなせている

簡単に書くと、
「1~2」は、曲>実力。
実力とかけ離れた曲を選ぶとこうなります。
「3~4」は、曲と実力がほぼイコール。
少しの”背伸び曲”であれば
挑戦することでレベルアップに繋がることも。
「5~6」は、曲<実力。
余裕ができる分、丁寧な仕上がりが可能。

普段の練習で何とか弾けていても、
人前での演奏となると、
緊張して思うように弾けないものです。
それを踏まえ、アドバイスを求められれば
通常は「4」以上を目安に選曲を手伝っています。
(※状況によっては「3」でも良いかと思います)

「弾きたい」と思っている曲が、自分にとって
1~6のどこに値するのか知りたい場合は、
レッスン時に質問してくださいね。
また、
「5~6で私が弾けそうなオススメ曲は?」
などの質問にもお答えできるかと思います。
選曲に迷いがある方はご相談ください。(´ー`)


さーて。
私もそろそろ曲を決めようかな。
私も皆さんと全く同じです。
考えただけで今から緊張に押しつぶされそう。
でも、楽しみだしワクワクもします♪
私も自分自身と向き合いながら練習に励みます。
交流会に向けて
皆さん一緒に頑張りましょうね!