どんな1年にしようかな?2024/01/05

あけましておめでとうございます
本年もどうぞ宜しくお願いいたします

***

今年は4日よりレッスンが始まりました。
年末年始は遠出などはせずに
家でゆっくり&のんびり過ごしたので、
なまけ癖がついちゃったりして~(汗)
と、少々心配していましたが、
レッスンが始まると、
そんな心配はどこへやら。
やはり生徒さんとの時間は楽しい!!
レッスン面白~い!!
今年も皆とピアノ楽しむぞ~!
いやっほーい♪ヽ(゚∀゚)ノ

『ピアノを教える』
大好きなこの仕事が
無事に継続できていること、
Studio*ABE*に通ってくださる
生徒さんがいらっしゃること、
本当にありがたいなぁ~と
改めて感謝しています。

さて。
毎年1月は、
「今年はどんな1年にしようかな?」
そんなことを考え過ごしています。
以前は
「今年はどんな1年になるかな?」
という考え方だったのですが、
「なる」という受け身ではなく、
「しよう(する)」のほうが
自分の意志がハッキリ感じられて
行動しやすいな~と思うようになり、
数年前より年の初めには、
叶えたい夢・願い・目標・抱負などを、
真面目なものから、
ふざけた内容のものまで、
そして、仕事からプライベートまで、
思いつくままに(なるべく具体的に)、
たくさん書き出すようにしています。

・年間を通して○○をする
・○○に行って□□を食べる
・1日に○回は○○をやる
・○○さんに連絡して会う
・気になってた○○を手に入れる

…とまぁ、こんな感じ。
考えていると、妄想が膨らんで
ウキウキしてくるんです。(*´ω`*)
いてもたってもいられなくなり、
早速、実行に移して、
アっという間に、ハイ達成!
なんて項目もあります。(笑)

簡単なことで良いので、
皆さんも音楽やピアノに関する
「今年したいこと」
(ワクワクすること限定でね!)
を考えてみませんか?

・○○(作曲家)の作品に取り組む
・楽譜や教本を購入する
・レッスングッズを新調する
・音楽関連の書籍を読んでみる
・誰かと一緒に演奏をする
・生の音楽を聴きに出かける
などなど。

「なんか楽しいことあるといいなぁ~」
と、ただ待っているよりも、
「どんな1年にしようかな?」と考えて、
自らアクションを起こしてみると、
思いがけず世界が広がって、
次々と楽しいことが起きたりしますよ。
(あくまで個人の見解です。笑)
「しよう」と思っていたことを
1つ1つこなしていくことで、
達成感も味わえるのでオススメです。

***

2024年、
皆さんに素晴らしいできごとが
たくさん訪れますように…☆

アンケートのまとめ2023/08/21

今回はアンケートのまとめ。
皆さんから頂いた感想やご意見を
ニヤニヤしながら眺めつつ、
今、この記事を書いています。

(*´m`*)ムフ~。
だって毎年コレを読むことが、
交流会を企画・準備をして開催した
私自身へのご褒美なんだもん。
皆さんが楽しんでくれた様子が
書いてあると、
「開催して良かった~~~~!」
って思うし、
反省や決意、目標などを目にすると、
「よっしゃ、任せとけ!全力で手伝うぞ」
と、やる気がみなぎります。

そんなわけで、
アンケートの回答を、「まとめ」として
いくつか抜粋で紹介しますね。
(※文章を短く編集している場合あり)

***

1.自分自身の演奏について

<反省系>
・スタートを落ち着いて弾けば良かった
・音に気を配る余裕があれば良かった
・ペダルにその場で対応できなかった
<前向き系>
・最大級楽しみました!
・落ち着いて/リラックスして弾けた
・何とか最後まで弾ききれた

2.他者の演奏について

・1年間の成長がよくわかりました
・それぞれの個性や人柄が伝わってきた
・レベルup/レベル爆上がり/レベルが高い
・知らない曲/普段聴かないタイプの曲と
 出会えて刺激を受けた&良かった
・皆のピアノに向き合う姿勢に心を打たれた

3.交流会ブルースについて

・相手の方への労いや感謝
(おかげで楽しく弾けた/支えに感謝)
・去年より楽しめた/今年は弾けた!
・組み合わせが楽しみ
・アドリブやアレンジ、伴奏の方を
 憧れの目で見ております
・アドリブに感心!今にみておれ!

4.その他(冊子/会場/費用)

<冊子>
・先生のコメントが毎回楽しみです
・愛のあるコメントが嬉しい
・表紙が可愛い!/お洒落/素敵
・宝物にします/大切なコレクション
<会場>
・スタインウェイが弾けて感動
・もう少し駅から近いと嬉しい
・広くてピアノ演奏に集中できた
・いつかまたレッスン室で
 開催されることを望みます
<費用>
・会費あげてください/安すぎて心配
/赤字なのでは?値上げでもOKです
・すべて妥当/すべて満足
・安くて助かります

5.Studio*ABE*賞を1名選出
(ブログ8/1記事で発表しています)

6&7.交流会全般の感想&メッセージ

・弾ければOK、通せればOKではなく
 1音1音を大切に鳴らすことを意識したい
・この教室に通えて良かった!と思った
・皆が温かく素敵な時間/貴重なひと時
・通い始めた頃には思いもしなかった曲に
 挑戦できるようになりハッピーです
・第50回(先生85歳)を目指しましょう!
・お土産のお花が綺麗/嬉しかった
・先生との連弾が羨ましかった!
・先生の作編曲に驚いた/素晴らしかった
・先生の演奏が聴けて嬉しかった
 /皆との音の違いに感動した

他、開催にあたっての労いの言葉や
私の体調を気遣う優しい言葉、
講師演奏への温かいメッセージ、
たくさんありがとうございました。
すべてありがたく拝見しました。
皆さんのお気遣いに心から感謝いたします。

***

それにしても。
皆さん本当に自己分析が的確!
そして
他者の演奏に対しては、優し心で、
でも真剣に&深~~く聴かれていて、
「感じとる力」には驚かされます。
豊かな感性の持ち主ばかり!

その「感じとったこと」や「気持ち」を
文章にして表した際の
言葉のチョイスがまた秀逸で、
ピアノでの演奏表現にとどまらず、
皆さんの表現の豊かさには
本当に驚かされました。

番外編として…。

今回、アンケートを拝見した中で
私の心に刺さったワード!
「音楽への飢えを感じた」
「ピアノに無理をさせていない音」

↑おぅー!この言葉のチョイス!!
どの項目に対してのことなのか、
前後の文章を省略しているため、
皆さんにとっては「何のこっちゃ」と
感じるかもしれませんが、
私個人としては、
「なんと素晴らしい表現!」と思ったし、
「よくわかってらっしゃる~!」と
鋭い考察と言葉のセンスに
感動し1人で大興奮でした。

「言葉を紡ぐように音楽を奏でたい」と
日頃から思っている私にとっては、
これらのワードに出会えたことは、
とても良い刺激になりました。(*´ω`*)

***

毎年のことですが、演奏だけでなく、
真剣にアンケートにも答えてくださり、
皆様には本当に感謝しています。

今年もご協力ありがとうございました!

今年のStudio*ABE* 賞は…2023/08/01

アンケートの回答が出揃いました~。
皆さんから頂いた感想やご意見は、
「まとめ」として記事にする予定ですが、
その前に、まずは今年の
『Studio*ABE*賞』を
発表したいと思います!

ちなみに、この『Studio*ABE*賞』、
昨年までは『ベストプレーヤー賞』と
呼んでいましたが、選出基準が
「最も印象に残った人」ということで
演奏の良さだけに捉われず、
より広い視点で決められるよう
呼称を変更いたしました。


さて!!
では、発表とまいりましょう~!
2023年「第15回 交流会」で
多くの参加者の心に残った方は…




じゃじゃーーーーーーん!!
ヽ(゚∀゚)ノ



「H 内 N子」さん です!

(パチパチパチパチ!拍手)



これはもう、皆さん一致で
「うんうん、そうでしょう~!」と
納得なのではないでしょうか?

『Studio*ABE*賞』として
彼女の名前を書いた人だけでなく、
それ以外にも、別の欄に
わざわざH 内さんの名前を挙げて
感想を書いてくれた人も多く、
皆の心と耳を鷲掴みにしたようです。

今回、私が作編曲した楽曲を
彼女が弾いてくれたということで、
「先生」への忖度票(笑)も入ってる?と
思われてしまいそうですが、
いやいや、
皆さんの選出理由を読むと、
純粋に「彼女への印象」
であることがよくわかります。

・すごい技術!
・まさにお手本のような演奏で、
 釘付けになりました
・演奏が素晴らしかった
・変奏各部での表現がお見事でした!
などなど。

別欄に名前を挙げて
コメントをくださった方からは、
・あんな風に弾けたら幸せだろうなぁ
なんて感想もありましたよ。(´ー`)

圧倒的なテクニック&演奏力。
「美しい」から「カッコイイ」まで、
幅広く自在に変化する音色。
長い曲をまとめて弾き切る能力。
これら、すべてが詰まった
素晴らしい演奏だったと思います。

実は、彼女、「人前で弾くこと」に
かなりの苦手意識がある、とのこと。
(私も同類だから気持ちよくわかる!)
え!あんなに達者に弾けるのに!?
と、信じられないかもしれませんが、
苦手&恐怖に感じることって、
「弾ける/弾けない」「上手い/下手」
とはまったく関係ないんですよね。
それでも、
「過去の自分よりも少しでも成長したい」
と、逃げずにチャレンジ。
その頑張りにも拍手を送りたいですが、
何よりも私が嬉しかったのは、
「自分の演奏について」の欄で、
彼女自身が、
「ピアノが楽しくなってこれたのが
本当に良かった」と
書いてくれていたこと!!

・長くピアノを学んで(習って)いる
・バンドなど演奏活動している
・上級曲を弾く技術がある
・専門に学んだり教えたりしている

これらの立場にある人は、
「弾けて当たり前」と
皆から思われてしまいがち。
そして自分自身も、
「弾けて当たり前」と思ってしまいがち。
でも、弾けるようになるって、
決して”当たり前”じゃないんですよね。
日々練習を積み重ね、
長い期間かけてテクニックを磨き、
投げ出さずに継続してきたからこそ、
しっかりと弾けているんだし、
そこに到達しているわけです。
それなのに、
「弾けて当たり前」の思考に陥り、
プレッシャーに苦しめられ、
ピアノがつらくなったり、
楽しいと思えなくなってしまうこと、
結構あるんです…。

私としては、
彼女の頑張りがよーくわかるからこそ、
今回の演奏が皆の心に残り、
Studio*ABE*賞として選出されたこと、
本当に嬉しく感じました。

H 内さん、
ご自分の演奏に「自信」を持って、
更に磨きをかけていってくださいね。
楽しみにしています。
最後に。
私の曲をあんなに素敵に演奏してくださり、
ありがとうございました。(*´ω`*)

そして、
おめでとうございました!!

やるなら今!今がチャーンス!2023/07/23

皆さん、交流会後のアンケートは
提出済みですか?
提出期限は7月末です。
まだの方はお忘れなく~!
アンケートが出揃いましたら、
 ☆アンケートのまとめ報告
 ☆Studio*ABE*賞の発表
を記事にしてお伝えしますので、
もうしばらくお待ちくださいね。

正式なアンケート結果は後日として…
今日は交流会ブルースについて。

***

Studio*ABE*オリジナルの
交流会ブルース。
「生徒さん同士の交流を図る」
という意味合いから、
「連弾」スタイルでおこなっています。
(「3人体制/2台ピアノ」の時もありました)

余裕のある人&やってみたい人は
両手で弾く伴奏パートを担当、
自分のメイン曲で手一杯~!という人は、
片手で弾けるシンプルなメロディを担当。
普段ジャズを学習している人、
ジャズに興味があり挑戦したい人は、
メロディのフェイクに始まり、
書き譜でのアレンジ参加、
もちろん、その場で即興で演奏もOK!
…と、こんな感じに、
初心者から上級者まで楽しめて、
演奏の自由度が幅広く楽しめるよう、
ジャンルを「ブルース」に設定し、
毎年の定番イベントになっています。

この交流会ブルース、
いつもアンケートでは好評で、今年も、
 ・誰かと演奏することは新鮮!
 ・合わせるって難しいけど楽しい~
 ・毎回どなたと組むのかが楽しみ
などの感想を頂いています。
そんな感想の中、
毎年のように必ず書いてあるのが、
 ・来年こそ別のパートに挑戦したい
 ・アレンジで弾けたらいいなぁ
 ・アドリブ演奏に憧れます
というもの。

何も用意せずその場で即興で弾く、
いわゆる「本物のアドリブ」で、
それなりにかっこよく弾くことは、
確かに難しいかもしれません。
…ですが、
予めフレーズなどを考えておき、
(大丈夫!一緒に考えますよ!)
譜面を用意して練習しておけば、
カッコイイ演奏ができますし、
ブルースで使える音を学ぶだけで、
即興でそれなりに遊べるものです。

伴奏のパートに至っては、
しっかり譜面におこしてあるので、
練習する時間さえ取れれば、
何とかなる(弾ける)人は多いと思います。

だ け ど…。

実際には、
なかなか一歩を踏み出せず、
「かっこいいなぁ~」と思っているだけで
気が付けば交流会の日も近づいて、
もう、それどころじゃない!
いつものパートをこなすのみ!
なんて、ケースが多いんです。(;´Д`)

そんな中、今年は、
S口さんがメロディフェイクしてみたり、
Hさんがアドリブに挑戦してくれました!
ジャズ楽曲も弾きこなすK原さんは、
今年もまた、洒落たアレンジを練って
会場をわかせてくださいました。
もちろん、”ジャズ組”の方々の
アレンジやアドリブも
聴き応えがありましたね~。

***

もしも、伴奏パートや
アレンジ・アドリブに興味があって
挑戦してみようかな?という方、
やるなら今です!!
交流会前になる(春を過ぎる)と、
何となく気持ちに余裕がなくなり、
交流会ブルースにまで
手が回らなくなるので、
交流会が終わった今、
そう、今がチャーーーーンス!!
(なんかTVショッピングみたいだ)

やれること、楽しめること、
増やしてみませんか?

普段のレッスン曲と平行して
少しずつやっていくのも良し。
レッスン曲が終わったら、
新曲として「交流会ブルース」で
レッスンを始めてみるも良し。
取り組み方、時間配分など、
何でも相談にのります。
興味がある方は、
是非チャレンジしてみてくださいね。

素晴らしきピアニストたち!2023/06/28

6月17日『第15回 交流会』が
無事に行なわれました。

今年も多くの方が参加してくださり、
ドキドキワクワク緊張感が漂う中で
それぞれが素敵な音色で
音楽を奏でてくださいました。
参加された皆様、
お疲れ様でございました。

皆様に支えて頂き、今年もこうして
無事に会を終えることができました。
心から感謝申し上げます。
ありがとうございました(*´ω`*)

また、今年もH岡さんには、
素敵な写真をたくさん撮って頂きました。
皆を代表してお礼申し上げます。

***

今年は長い曲、難しい曲など
いわゆる「大曲」を
頑張って仕上げた方が多くいらっしゃり、
交流会としては例年になく
ゴージャスな印象を受けました。
そして、
昨年の交流会の誰かの演奏が、
他の誰かの日々の練習の刺激になり、
今年の選曲のヒントになり、
今後の憧れや目標になり…
と、交流会で循環が生まれ、
良い影響を及ぼしていることも実感。

刺激し合って、影響し合って、
お互いに良いことろを認め合って、
皆がジワジワ~っとレベルアップ。
やっぱり年に一度の交流会は
開催する意味、意義が大きいなぁ~と
改めて感じました。

***

「今年は講師演奏はしません!」と
3月にブログで宣言しておきながら、
結局、最終的には演奏した私。
「おぃおぃ、弾くのかよ…(=゚ω゚)ノ」と
突っ込みを入れたくなりましたよね。
失礼いたしました~。(苦笑)

宣言した3月以降、
「講師演奏」を前提とした練習、
いわゆる本気モードの練習は
一切していなかったため、
当日も、「弾かない」
という選択肢を残していました。
でも、交流会のあの時間、あの雰囲気…
「あぁ、私も皆と同じ気持ちを感じたい!
この空気感を共有したい!」
と、思えたんですね。
それが、「弾く」という選択に繋がりました。

先生なんだから、
「手本として弾かなくちゃいけない」
「良い演奏をしなくちゃいけない」
「緊張から逃げてはいけない」
「皆を失望させてはいけない」など、
ついつい≪こうあるべき!≫と
無駄に思い込んでしまう癖があり、
それが自分自身を苦しめてきました。
講師演奏が自分にとって
大きなストレスとなっていたのは確かです。
そんな中、体調不良もあって、
「大変なら弾かなくたっていい」
という新たな選択肢が加わり、
今年、初めて「弾く予定なし」
という状況に身を置いてみたわけです。
それで、わかったこと…。

もしかして 私、 弾きたい?

「弾かなくちゃいけない」わけでも、
「誰かに弾かされてる」わけでもない
この状況で…
やっぱり弾きたいんじゃん、私。
と、わかりました。

過緊張になる体質は相変わらずだし、
プレッシャーとストレスは半端ないし、
そのせいでヘ身体がヘンテコになり、
ヘニャヘニャな演奏になって、
自分に心底がっかりすることもあるけど、
それでも、ピアノが大好きで、
音楽は果てしなく素晴らしくて、
楽曲や旋律はどこまでも美しくて、
ピアノが弾けることに
最高の喜びを感じていることは、
紛れもない事実。
そして、
ピアノで得られる幸せなこの感情を、
皆に自分の”演奏”で伝えたいし、
ピアノを弾く喜びを
皆と分かち合いたいんだ、と。

そう気が付いたんです。

先生として、
普段は立派なことを言っているけど、
(え?言ってないって?汗)
「誰かのために」とか、
そんな、カッコイイものじゃない。
まずは自分。
自分に正直に、自分に素直に、
自分が弾きたいから弾く。
シンプルにこれだけ。
ピアノが弾きたいか/弾きたくない か。
その一点だけに意識を集中させた結果、
「演奏がしたい」と思えたので、
「弾く」に至りました。

自分に起きたすべての経験を受け入れ、
活かして前進あるのみ。
この歳になってもまだ勉強中で未熟です。
皆様が私についてきてくれること、
応援し支えてくれることに、
心から感謝しています!!

***

やっぱり皆さんの演奏がもたらす
エネルギーってすごいです。

張り詰めた緊張感が漂う中、
真摯にピアノに向きあう姿、
心に響く丁寧な音色。
弾き終えた時に、輝いて見えるんです。
ひと回り大きく見えるっていうか…。
なんか、ピアニストとして1段階成長して
上のステージに行ってしまった!
みたいな。(笑)
「あぁ~、みんな待って、待って~!
置いてけぼりにしないで。
私もそっち側に行きたい!」と
あの日、あの時、思えたんですよね。

私を「弾きたい」という気持ちに
させてくれた皆さんは、
やはり素晴らしいピアニストです!!
そして、私の誇りです。(*´ω`*)

※講師演奏(曲目)
G.フォーレ作曲
Romance sans paroles, Op.17-3
(無言歌 第3番)
***

アンケートを回収しています。
7月末までに提出してくださいね。
お忘れなく~。

あけましておめでとうございます2023/01/01

あけましておめでとうございます

年賀状をくださった生徒さん、
本当にありがとうございました!
とっても嬉しく拝見いたしました。

少し前のブログ記事で
お伝えしておりますが、
今年は年賀ハガキのご挨拶ではなく
1月初回のレッスンの時に直接
新年のご挨拶をさせていただきます。
どうかご了承くださいませ。

***

今日は1年の始まりにふさわしい
気持ちの良いお天気でした。

15年にわたり日課だった
愛犬との散歩がなくなってから、
すっかり歩く距離(歩数)が
少なくなってしまった私。
去年1年間を振り返り、
これはマズイぞ…と危機感を感じ、
時間が取れる時は
なるべく歩くようにしています。

ということで、
日差しが温かく感じる昼間、散歩にGO!
元日だからお店はどこも閉まっているし、
目的地はどこにしようかな~。
あ、そうだ!
ブックオフに行ってみよう。
元日からセールをしていることを思い出し、
テクテク歩いて行ってみました。

興味があり読みたいと思っている
音楽関連の書籍がいくつかあるのだけど、
内容を確認してみて決めたいのと、
分厚くて少々お高いので、
中古があればラッキーと思い
探してみることに…。

で、一番のお目当ての本は無かったけど、
同じ部類の興味があった別の本があり、
買ってきました。わーい♪
音楽家のための教科書的内容の本。
しっかりと読んで勉強し、
実際に自分で実践して体感し、
レッスンにも役立てたいと思っています。

私はまだまだ上手くなる。
上達できる。
音楽的な深みが更に増して
良い演奏ができるようになるし、
自分のしたい表現ができる。
限界はもっともっと先にある!!
そんな風に信じて…(*´ω`*)

今年も皆さんと一緒に頑張ります。
先生としてだけでなく、
演奏者としてもひと回り大きくなるぞ。
オー!


本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

「大変さ」をも楽しむ2022/09/29

「先生、私のレッスン大変でしょう~」
たまに言われる、このセリフ。

1曲に長い時間をかけている人、
以前、言われた注意などを
再び指摘されてしまった人、
自宅練習の時間が取れず
前回から状態が変わってない人、
などが、
レッスン後、帰り支度をしながら
申し訳なさそうに私に言うのだ。

「先生、大変でしょう~」と。

そんな時、私としては、
「えぇーー!なんでそんなこと言うの!?
私、大変どころか充分楽しいんですけど…」
と、思っていたりする。
(実際、そうお伝えしています)
で。
逆に、こう聞いたりします。
「○○さんは、レッスン大変ですか?
楽しめてないですか?」
すると、皆さん慌てて
「レッスンは楽しいです!」
と、答えてくれるんですね。

はい、じゃぁ、OK。
問題なし~。(*´ω`*)

***

年単位でピアノと向き合っていると、
練習に意欲的になれない時、
意欲はあるけど時間が取れない時、
意欲も時間もあるけど、
身体や頭が追いつかない時…など、
いろんな状況がやってきます。

わかったようで、わかっていなかったり、
よし!次こそ練習頑張るぞ!と思うのに、
結局、手つかずのままになってしまったり、
家に帰ったら「で、何だったっけ?」なんて
すっかり頭から抜け落ちていたり。(苦笑)

よくあることです。
長いピアノ生活、
そんな時期もあります。

その時のその人の置かれた状況と、
その人の気持ちに寄り添って、
それでも、
・レッスンをきちんと進める!
・レッスンを楽しんでもらう!
・レッスンで何かを持ち帰ってもらう!
 (何か=新しい知識や練習の仕方、
 できたという実感、できるかもという感覚)

これが先生の”腕の見せ所”。

明らかな練習不足だとしても、
前回から進歩があまり感じられなくても、
今一緒にピアノの前に座っているこの時間を
価値のある充実した内容にしたいし、
「ピアノ、楽しい~」
「レッスンにきて良かった♪」と
感じてほしいな、と思うワケです。

だから私は、演奏を聴いて、
ただ間違いを指摘するだけのレッスンや、
「素晴らしい~上手です~」と
お世辞で褒めまくり時間を潰すレッスン、
「大人はここまで」「教えても無駄」と
切り捨てるようなレッスンはしません。

さ~て、じゃぁ、今日はどうするかな?
と思いながら、
その人のピアノを聴いているうちに、
「アレはできそう」「コレは伝えておこう」
「そうだ!あのことを教えてみよう」
など、気が付けば、
結局、私が楽しんじゃっているので、
不機嫌になったり
ため息が出ることもありません。

そんななので、
しっかり練習がしてあり、
どんどん進んでいく生徒さんはもちろん、
そうでない生徒さんにも、
結局、全員に対して
全力投球!白熱教室!
という状態になってしまいます。
レッスンに熱が入っちゃうんですよね。
楽しくて、ついつい。
暑苦しくて、スミマセン。(苦笑)

指導した際の反応が良く、
「まだまだ伸びしろがあるぞ!」
と感じられる時とか、
生徒さんがその場で素直に一生懸命、
応えてくれようとしている時、
生徒さんが興味を持って
私の説明を聞いたり質問してくれる時、
などは、
教えることが、ホント楽しいんです。

***

実は、前出のセリフ以外に
こんなこともたまに言われます。

「先生って満面の笑みで
結構、手厳しいこと言いますよね~」
「楽しそうにニコニコしながら、
かなり難しい音楽的なことを
要求してきますよね」

初めて生徒さんから言われた時は
自分自身、焦りました。
う゛あぅ… (゚Д゚;))))
そ、そんなつもりは…!
え、そんな風に思われてるの!?って。

でも、確かに。
その通りなんです、きっと。

多分、私、
レッスンでの要求は厳しいほうです。
「大人だから」「初心者だから」
という理由で妥協することはほぼ無いし、
音や弾き方、楽曲に対する理解に関して、
どのレベルの人であっても、
少しでも上を目指していってほしいし、
より良い音楽を!と思っています。
(本人がこれで満足、という場合は別です)


ピアノって難しいです。
(キッパリ断言)


どこまでいっても先があり、
上を見たらキリがなく、
辛抱強く何度も練習する必要があります。
サラ~っと簡単に弾いてるように見えて、
ものすごいこと、やってます。
その現実を知った今、
「大変、厳しくてつらい、難しい」と嘆くのか、
「うほー!面白くなってきた!」と思うのか。

明らかに後者であろうワタシ。(笑)
≪ピアノの大変さをも楽しむ≫
という一種の才能?があったから、
ここまでやってこられたのかもしれません。

皆さんが「ピアノ大変」と感じた時、
その大変さを「でも、楽しい」に変換させること、
これも先生の役目だと思っています。

貴重なレッスン時間、
一緒に価値あるものにしていきましょう。
今日もレッスン室でお待ちしています。
(´ー`)ノ