間違えていました!2020/11/22

今日は皆さんに
謝らなければいけません。(´・_・`)

譜面に時々出てくる≪simile≫。
「似ている・類似の」という意味で
音楽用語としては、
「同様に」という意味の単語です。
実は…これの読み方を
これまで間違えて読んでいました。

「シミーレ」ではなく
「シーミレ」だったんですー!
ごめんなさい。

英語は、中学に入り早々に挫折した私。
ですが!
イタリア語は高校3年間+大学4年間、
第2外国語として履修し、
かなり真面目に取り組み
落ちこぼれることもなく、
大学を卒業してからも独学で勉強し続け、
検定を受けたりしていたにもかかわらず
(大した級ではないけど…苦笑)
つい先日まで間違えて読んでいたのです。
ギャー!そんなー!(゚Д゚;)

***

イタリア語のアクセントは原則として
後ろから2番目の音節(母音)にあります。

・ほにゃにゃにゃーにゃ(例:マルゲリータ)
・ほにゃにゃーにゃ(例:カンツォーネ)
・ほにゃーにゃ(例:ジェラート)
↑こんな感じですね。

なので、これまで何の違和感もなく
「ジェラート」や「アモーレ」のように
ミのところにアクセントを置いて
「シミーレ」と発音していました。

ところが、例外もあるわけで…。
後ろから3番目の音節や、単語のお尻に
アクセントがくる場合も時々あるんです。
単語のお尻(最後の母音)に
アクセントをつけて発音する場合は
アクセント記号の「 ` 」や「 ′」を
表記する決まりになっているので、
そういった単語の場合は、
アクセント記号に従って読めば良いから
間違えることもない。
問題は、アクセントが
後ろから3番目の音節にある単語。

そう、≪simile≫はこのタイプ。

割合としては少ないけれど、
たまに出会うこのタイプ。
アクセント記号を付けなくて良いので
これって見分けることができないんです。
だから覚えるしかない。
発音を聞いたことがなければ、
辞書でアクセントの位置を
確認する以外に方法はないんです。

で、先日。
音楽用語の調べものをしていた際、
「あれ、もしや…」と思うことがあり、
辞書を引いて確認。

simile…

(゚Д゚;)ハッ!!!
よーーーーーく見たら
si と mi の「 i 」の点が
それぞれ違ってるーーーーー!!
si のほうは「 i 」の点が
アクセント記号になってる!
つまり
「シミーレ」ではなく
頭にアクセントがある「シーミレ」。
ショック。

***

これまで長い間、間違った発音で
皆さんにお伝えしていました。
謝罪と訂正をいたします。
自分の知識不足、勉強不足を
反省しています。

私自身、音楽について
知らないこと、わからないこと、
まだまだ山のようにたくさんあります。
生涯勉強!
この気持ちを忘れずに
皆さんと一緒に学び続けよう、と
改めて強く思いました。

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