「交流会」の楽しみ方2023/05/19

交流会まで1ヶ月を切りました。
なんとなくソワソワしてきますね~。
私もレッスンの合間に、
当日の進行やブルースのペア考えたり、
冊子の表紙をデザインしたり、
文章を打ち込んだり、
諸々の手配を済ませたり…と
せっせと準備を進めています。

ドキドキ、ワクワク…、
緊張と不安が付き物の交流会ですが、
自分の出番のことばかり
「はぁ~どうしよ~(汗)」を考えていないで
どうせ参加するなら
「丸ごと楽しんだほうがいいじゃん!」
という視点で、
今日は記事を書いてみようと思います。

***

1 ≪非日常の緊張感≫

まず、コレ。これは外せない。
「緊張を楽しむなんて!」と
思われる方もいらっしゃるでしょうけれど、
人生の荒波を幾度となく乗り越え、
面の皮も厚くなった(?)大人の私達が、
こんなに緊張する場面って
普段の生活であるでしょうか?
きっと、滅多にないですよね。
”良い刺激”として
この『非日常の緊張感』を楽しみましょう!

2 ≪バラエティ豊かな曲目≫

当教室ならでは、のことかもしれません。
クラシック、ジャズ、映画音楽、ポップス…
様々なジャンルを一気に聴けちゃいます。
「自分も弾いてみたい」と参考になったり、
普段聴かない音楽は新鮮に思えたり、
「新たな曲と出会える喜び」は
交流会の楽しみの1つと言えるでしょう。

3 ≪同じピアノなのに違う音≫

参加者はみんな同じピアノで演奏します。
それなのに、みんな違った音色に聴こえます。
…え?なに?曲の雰囲気によって
違うように聴こえるだけでしょ、って?
そんなことないんです~!
各自が「自分の音」を出しているのです。
もしも交流会のあの場で、
全員が「ハノン1番」を弾いたとしても、
みんな音色は違って聴こえるはずですよ。
この人が「ハノン1番」を弾いたら
どんな音になるかな~?なんて想像しながら
「○○さんの音」を聴いてみて♪

4 ≪弾き手の背景を想像する≫

先ほど「選曲も様々」と書きましたが、
当教室の生徒さんは人も様々。
年代、経験、置かれている立場、練習環境、
本当に皆それぞれ違います。
仕事が忙しく、次のレッスンまでに
まったく練習できない人もいれば、
時間に余裕があって練習熱心な方もいます。
時間に余裕はあるけれど、
練習はあまり…という人も、ね。(´ー`)
更に、レッスンに何を求めているか、も
まったく異なります。
 ・ピアノ鳴らしてお喋りも楽しむ
 ・音楽を美しく奏でること、が目標
 ・弾くことそのものより理論重視
 ・曲目より「身体の使い方」を学ぶ
 ・ひたすら技術向上を望む
 ・自分の好きな曲を自分のペースで
 ・コードやアレンジ、即興がしたい
交流会では、聴こえてくる演奏を
ただ表面的に「上手/下手」などと
評価するのではなく、弾き手の背景を
ちょこっと想像してみてください。
まったく違った印象を受けるかもしれません。

5 ≪自分自身についての発見・成長≫

これは交流会の醍醐味でしょうね。
「晴れの舞台」として練習を重ねてきた人も、
「普段の延長」と位置付けている人も、
年に1度の交流会は、やはり自分自身の
「振り返り」や「区切り」となるようです。
 ・去年の交流会より○○ができた!
 ・今年は練習の成果を発揮できた!
といった成長はもちろんですが、
 ・激しい曲が似合ってると言われた
 ・弾く時の姿勢が綺麗と褒められた
など、他の参加者から指摘されて
初めて気が付くこともあるでしょう。
「自分のピアノ」について、
改めて考える良いキッカケになります。

6 ≪音楽談議ができる≫

最後はコレ。これ、ホント楽しい時間。
「ピアノが好き」「Studio*ABE*」
という共通ワード。これがあるから、
初対面の人同士でも話しができるし、
1年ぶりの再会にもかかわらず、
何だか仲間意識が芽生えちゃう。

演奏の言い訳(笑)、感想に始まり、
普段の練習にまつわる相談、雑談、
「レッスンあるある」、先生の陰口(笑!)、
楽曲のこと、理論のこと、アーティストのこと、
もっと広~く音楽全般に至るまで、
(時には結構マニアックな内容まで)
遠慮せずに話せる、聞ける機会って
そう無いのではないでしょうか?
興味のない家族にピアノを熱く語っても
うっとおしがられるだろうし、
会社の人には、ピアノが趣味だって
知られていない人も多いでしょうしね。

***

当日は、自分のことで精一杯だったり、
演奏を考えると緊張もするでしょうけれど、
この「交流会の楽しみ方」を思い出して、
自分にも他人にも、優しい気持ちで、
交流会の時間そのものを
丸ごと楽しんでくださいね!

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
Studio*ABE*で学べるのは何の楽器?

コメント:

トラックバック