超久々のジャズライブ2025/03/12

皆さま、こちら(ブログ)ではお久しぶりです。
しばらく更新が滞っていたため、
あれ、どうした??
と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、
元気です。ご安心を。
2月はゆっくりした時間が取れず、
更新を少しサボっておりました。

…というのも、
ジャズシンガーとして活躍する友人に誘われ、
超久しぶりにライブがありまして…。
ベースやドラムがいる”バンド形態”ではなく、
基本、ピアノと歌のデュオ。
で、ジャズボーカルの歌伴…となると、
ベース弾いて、リズム刻んで、
おかずのフレーズ入れて、
イントロやエンディング任されて、
自分のソロ(アドリブ)もやるわけです。
んまぁ~、覚悟はしてましたが、
やること多くて超大変!(苦笑)
定期的なライブ活動から離れて
随分(20年近い!)たつので、
久しぶりすぎて腕はなまっているし、
遊びとかジャムセッションの時とは違う
弾きなれていない歌用のキーだし、
そりゃ~もう、
毎日ヒーヒー言いながらの自己練習。

その間も、彼女はステージをこなし、
私も仕事(レッスン)が毎日入っているし、
2人で練習できるのは限られた時間。
曲の合わせや打ち合わせはたった数回。
まぁ、彼女は練習が必要ないレベルだから、
私だけの問題なんだけどね…。(苦笑)

「久々で使いものにならないだろうし、
やれること少ないし、クビにしてくれぇ~」
と泣きながら言う私に、
「大丈夫、大丈夫~(´▽`)」
と楽観的な友人。
そう。今思えば、
彼女は高校時代からこんな感じだったな。
細かいことは気にすんな~、
なんとかなるよ~という雰囲気。
毎朝、学校までの道を一緒に歩きながら、
たびたび元気づけられていたのを思い出す。

***

そんな友人とのライブですが、
昨日、無事に終えることができました。

レッスンの時に
何気なく私がチラッとこぼした
「今忙しくて大変で~」みたいな雑談から、
興味を持ってくださり
「行きたいです!」と言って下さった方に
日が迫ってから急遽お声掛けをし、
実は、2名が聴きにいらしてくれました。
ありがとうございます。

小さなジャズバーで席数の確保が難しく、
(常連のお客さん達を優先したので)
皆さんへ大々的な告知は一切せず、でした。
もしかしたら
「えーーーー!!行きたかった!」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、
どうぞお許しくださいませ。

当日は、店主のsaxも入り(私は初対面)、
その場での決めごとや初めてのこともあり、
演奏中は、まるでジェットコースターに
乗っているかのような気分でしたが、
振り返ってみれば、『その空間と時間』を
楽しめたような気がしているので、
「良し」とすることにしましょう♪
私のつたない演奏に耳を傾け、
拍手をくださった方々に
心から感謝申し上げます!

ジェットコースターを
ドキドキワクワクの乗り物体験と捉えるか、
振り回されるだけの恐怖体験と捉えるか、
感じ方って結局は自分次第。

弾く前から、要らんこと
(=失敗などの悪いイメージ)を
頭で考え過ぎるからいつも怖くなる。
そして、「ほ~ら、だからこうなった」と
悪い結果で答え合わせをして、
弾いた後も自分を痛めつける。
↑これ、私的に毎度おなじみの
最悪な思考パターン。

でも、今回は随分と違った。
少し先の怖さや不安も、
失敗してやらかした過去も、
『今この瞬間』の私には
まったく関係ないじゃん!!!!
と思えたこと、そして、
変な”気負い”を手放せたことが、
今回の私自身の大きな成長かな?

まぁ、正直に言えば、
やらかしてしまったことも色々とあり、
「なんでこうなる、自分???」と
動揺する部分もありましたが、
それを今こうして笑えている、つまり
スパっと気分が切り替わっているので
これでOK、はい終了!です。(笑)

このライブも単なる通過点。
これを1つの経験にして、更に技術を磨き、
音楽への理解を深めていきたいです。
ライブを通して、改めて、
私は「教えること」が好きで、
レッスンって楽しいなぁ~
と感じる今日この頃。

何だかとてもスッキリした気分です♪

さて。
交流会の準備に取り掛かろう!

『大人ならでは』の問題2025/03/31

虫刺されや怪我の跡が長い間残る。
これって体質とか関係あるのかな?
蚊に刺されると人一倍腫れ上がり、
痒みも強いあげく、ぶり返しては長引き、
しまいには跡に残ってなかなか消えない。
ただでさえ、そんなタイプの私。
今も、しばら~~く前にできた
ニキビ跡が一向に消えず、
「昔はもう少し回復力もあったのに~」
と思いながら、
アレコレ誤魔化す日々。(笑)

えぇ、そうです。認めます。
老化なんです、これも。
『治癒力の衰え』を感じるわけです。

***

さて。
これまで25年間、大人だけを専門に
ピアノのレッスンを続けてきて
「これって大人だからこそ生じる
けっこう深刻な問題だよな~」
と感じること。
それが、ずばり!
『怪我や体調不良による
ピアノが思うように弾けない』
という問題です。

いやいや、大人だけじゃないだろう、
ピアノを習っている子供たちも
もちろん怪我や体調不良あるでしょ?
と、思われるかもしれませんが、
でも、その「回復の速さ」と
「回復するまでの気力の維持」が
子供と大人ではまったく違う!!
と思うわけです。

図工の授業で指先を切ってしまった、
遊んで転んで腕を骨折してしまった、
部活動で肩を脱臼してしまった、
風邪やインフルエンザにかかった、
などなど…子供たちにも
ピアノを弾ける状態ではない、
色々な出来事がたびたび起こりますが、
まぁ~、その回復力(治癒力)は
大人とは比べ物になりません!!

そして何より、
弾けない(練習できない期間)への
焦り、もどかしさ、つまらなさ、の
度合いがまったく違うと思うんです。

だって、
大人たちは100%自分の意志で
ピアノを弾きたくて弾き、
レッスンに習いに来ているし、
(少なくとも私の教室はそうなはず!)
それ自体がストレス解消だったり、
生活の張りや日々の癒しになっていたり、
やり甲斐だったりしている。

それが痛い、不便、憂鬱に加えて、
弾けない、練習できない、
なかなか治らない、となると、
ハァ~とため息も出るってもんです。
後ろ向きな気分になりますよね。
せっかく弾けていた箇所も怪しくなり、
どうかすれば、すべてがゼロに。(泣)
憧れの曲もお預け状態になるし、
弾きたい気持ちでピアノに触れるも、
「イテテ…!」となる。
嘆きたくなる気持ちもわかります。

***

なぜ、こんな話題を書いてるかというと、
実は、ただいま「故障者」さんが
多くいらっしゃいまして…。
もう、本当にこの状況って、
『大人のピアノ教室』だからこそ!
って感じですよね。(苦笑)

転んだことがきっかけだったり、
仕事で手を酷使してしまったり、
50肩と思われる症状だったり、
古傷がなかなか治らなかったり、
年齢による手指の不調が続いたり…と、
ピアノ以外の様々な理由から、
「ピアノライフを満喫できない」
という方が続出中。

どの方もみんな、
レッスンでは明るく振舞っていますが、
今の状態を受け入れているわけではなく
ストレスを抱えつつ
我慢していると思うのです。

そこへきて少しずつ迫ってくる交流会。
「今年、参加を見送ろうかな?」
そんな弱気な声もチラホラ…。

ちょーーーーーっと、待ったーーー!!

交流会は「交流」会です。
今一度、趣旨を思い出していただきたい!
近年、外のスタジオ(ホール)で
グランドピアノを借りて開催するようになり、
気合いを入れて練習してくださる方も増え、
「発表会」さながらな雰囲気ですが、
もともとは、狭いレッスン室に集まって
みんなでピアノを弾いて遊ぶ感じの
「ゆる~い会」だったんです。(笑)
聴くだけで弾かない人もいましたし、
夜の食事会のみ参加もありですし、
練習中の曲を「こんな感じ~。テヘ☆」
これでOKなんです。

ですので、
「いつ治るかわかんないし、
人前で弾ける曲なんて用意できない」
「弾かないんじゃ参加する意味ない」
などと、もしも思っているのなら、
よ~く考えていただきたいです。

私が頑なに「交流」会、と呼ぶことを。

「聴くこと」も勉強になる、ということを。

趣味の仲間って貴重だ、ということを。

趣味を通して出会った仲間たちと、
音楽やお喋りで交流を深める時間。
それが交流会です。
弾けない悔しさ、焦り、
モチベーション低下など、
参加に後ろ向きになる気持ちも
充分に理解できますが、
どうか前向きにご検討くださいね。
1人でも多くの方に
ご参加いただけることを願っています。

4月に入りましたらレッスン時に
個別に詳細などをご説明いたします。
「交流会ブルース」今年もやりますよ~。
担当パートなど、ご検討ください。

不調が続く方々の具合が、
一日も早く良くなりますように…。
無理はしないでくださいね。