音楽理論は演奏に必要か? ― 2024/03/10
本日の内容は、
趣味でピアノ弾く大人の学習者で、
(導入期や初心者さんを除く)
初・中級以上の
それなりの楽曲が弾ける方
に向けての内容です。
≪ 重要 ≫
ピアノは、知識だけを深めても
決して弾けるようにはなりません。
私は、頭でっかちになることを
まったく「良し」とは思っていません。
「理論を知ること(知識)」と
「ピアノを弾くこと(技術)」は
同じくらいに大切なこと。
どちらもバランス良く学びましょう!!
***
『心を揺さぶられる魅力的な演奏』
というものが存在する。
…そう感じている人は多いと思う。
例えば、数名の人が、
同じ曲を、同じ譜面を使って、
ノーミスで弾いたとしよう。
果たして同じ演奏になるだろうか?
聴き手が受ける印象は一緒だろうか?
きっと演奏者によって、
音色の豊かさや表現の幅、
フレーズの流れの心地良さなど、
仕上がりがまったく違うものになる、
ということは想像できるだろう。
≪楽譜に記されていること、を
見えるままにそのまま正しく弾く≫
↑
これは、
クラシックの楽曲をピアノで弾く上で、
当たり前のことであり基本なんだけど、
これ「だけ」をやっている人、と、
それ以上のことをやっている人、では、
音楽の奥行きや深みに差が出る。
これは、当然のこと。
豊かな音楽表現を目指すには、
「楽譜を読む」だけでなく、
「楽譜を読み解く」必要があるのだ。
楽譜に書いていないことまで読み取り、
それを演奏に反映すること。
これが表現力のUPに繋がるってわけ。
(※読み取ったものを
実際の演奏に反映するためには、
当然テクニックを磨く必があります!)
その「読み解く」手掛かりとして、
音楽理論が役に立つ。
音楽的な感性が鋭い人は
理論的なことをまったく知らなくても、
「ここはこんな雰囲気でこう弾きたい」
「ここはこんな音が似合う」
なんて具合に、演奏のイメージが
どんどん膨らむものだけれど、
皆がそうとは限らない。
だから、私は、
レッスンの最中にたびたび、
和音の種類や和声、コード進行、
調性に関することや度数など、
いわゆる音楽理論に関する
”お勉強的なこと”を伝える。
「明るく始まった曲だけど、
ここから平行調で暗くなってるね」とか、
「減7の和音が続いて緊張が高まるから、
少しずつcresc.してみようか」とか、
「ここはⅤからⅥmの偽終止だから、
気持ちはまだ繋いでおいて」とか…。
「楽譜をただ読んで曲を弾く」には、
これらの知識は特に必要ないし、
知らずに曲を弾くことは、
まぁ、可能だろう。
ピアノを達者に弾きこなす人でも、
その曲の中身を読み解いたり、
楽曲分析などは一切せずに、
難曲を立派に演奏をしている人は
世の中に、た~~~~くさんいる。
趣味で弾いている人の多くは、そうだ。
(と言いきっても過言ではないと思う)
でもこれ、私に言わすと、
何ともちょっと滑稽で…。
誰かが「異国の言語」で書いてくれた
小難しい内容の論文のようなものを
丸ごと練習して覚えて、綺麗な発音で
時に絶妙な間合いを取りながら、
流暢にスピーチしている感じ
…に、思える。
確かにスゴイよ、すごい。
でも、
自分の発するその単語、理解している?
その言い回し、自分の言葉で説明できる?
なぜその結論になるのか、納得してる?
つまり内容を要約すると…?
こんなことを感じてしまう。
なんだか薄っぺらいなぁ、と。
いじわる…かな?(汗)
でもね、
何となく表面的に美しく仕上げて、
流暢に喋る(弾いている)よりも、
意味や内容を理解したうえで
想いを伝えようと
喋っている(弾いている)ほうが、
心に響くし、説得力が増す!!
そんな風に私は思うんだけど…。
皆はどうだろう?
私が、「ここの和音の流れは…」
なんて説明し始めた時、
「理論ってよくわかんないし、
曲を弾くのに、それ、必要ある?」
そんな風に思っている人、
いるんじゃなかろうか。(笑)
音楽理論がわからなくても
楽譜が読めれば曲は弾ける。
しかし、理論を手掛かりに、
楽譜に書いていないことまで
読み解く力をつければ、
もっと奥深いところで音楽を理解し、
イメージすることができるようになる。
更に、そのイメージに合わせて
音を操ることで、それが
『心を揺さぶる魅力的な演奏』
へと繋がっていく…。
***
さて。
この記事のタイトル
「音楽理論、演奏に必要?」
これに、アナタなら何と答える?
この記事を読んで、少しでも
音楽理論に興味を持ってもらえたら
嬉しいです。(´ー`)
趣味でピアノ弾く大人の学習者で、
(導入期や初心者さんを除く)
初・中級以上の
それなりの楽曲が弾ける方
に向けての内容です。
≪ 重要 ≫
ピアノは、知識だけを深めても
決して弾けるようにはなりません。
私は、頭でっかちになることを
まったく「良し」とは思っていません。
「理論を知ること(知識)」と
「ピアノを弾くこと(技術)」は
同じくらいに大切なこと。
どちらもバランス良く学びましょう!!
***
『心を揺さぶられる魅力的な演奏』
というものが存在する。
…そう感じている人は多いと思う。
例えば、数名の人が、
同じ曲を、同じ譜面を使って、
ノーミスで弾いたとしよう。
果たして同じ演奏になるだろうか?
聴き手が受ける印象は一緒だろうか?
きっと演奏者によって、
音色の豊かさや表現の幅、
フレーズの流れの心地良さなど、
仕上がりがまったく違うものになる、
ということは想像できるだろう。
≪楽譜に記されていること、を
見えるままにそのまま正しく弾く≫
↑
これは、
クラシックの楽曲をピアノで弾く上で、
当たり前のことであり基本なんだけど、
これ「だけ」をやっている人、と、
それ以上のことをやっている人、では、
音楽の奥行きや深みに差が出る。
これは、当然のこと。
豊かな音楽表現を目指すには、
「楽譜を読む」だけでなく、
「楽譜を読み解く」必要があるのだ。
楽譜に書いていないことまで読み取り、
それを演奏に反映すること。
これが表現力のUPに繋がるってわけ。
(※読み取ったものを
実際の演奏に反映するためには、
当然テクニックを磨く必があります!)
その「読み解く」手掛かりとして、
音楽理論が役に立つ。
音楽的な感性が鋭い人は
理論的なことをまったく知らなくても、
「ここはこんな雰囲気でこう弾きたい」
「ここはこんな音が似合う」
なんて具合に、演奏のイメージが
どんどん膨らむものだけれど、
皆がそうとは限らない。
だから、私は、
レッスンの最中にたびたび、
和音の種類や和声、コード進行、
調性に関することや度数など、
いわゆる音楽理論に関する
”お勉強的なこと”を伝える。
「明るく始まった曲だけど、
ここから平行調で暗くなってるね」とか、
「減7の和音が続いて緊張が高まるから、
少しずつcresc.してみようか」とか、
「ここはⅤからⅥmの偽終止だから、
気持ちはまだ繋いでおいて」とか…。
「楽譜をただ読んで曲を弾く」には、
これらの知識は特に必要ないし、
知らずに曲を弾くことは、
まぁ、可能だろう。
ピアノを達者に弾きこなす人でも、
その曲の中身を読み解いたり、
楽曲分析などは一切せずに、
難曲を立派に演奏をしている人は
世の中に、た~~~~くさんいる。
趣味で弾いている人の多くは、そうだ。
(と言いきっても過言ではないと思う)
でもこれ、私に言わすと、
何ともちょっと滑稽で…。
誰かが「異国の言語」で書いてくれた
小難しい内容の論文のようなものを
丸ごと練習して覚えて、綺麗な発音で
時に絶妙な間合いを取りながら、
流暢にスピーチしている感じ
…に、思える。
確かにスゴイよ、すごい。
でも、
自分の発するその単語、理解している?
その言い回し、自分の言葉で説明できる?
なぜその結論になるのか、納得してる?
つまり内容を要約すると…?
こんなことを感じてしまう。
なんだか薄っぺらいなぁ、と。
いじわる…かな?(汗)
でもね、
何となく表面的に美しく仕上げて、
流暢に喋る(弾いている)よりも、
意味や内容を理解したうえで
想いを伝えようと
喋っている(弾いている)ほうが、
心に響くし、説得力が増す!!
そんな風に私は思うんだけど…。
皆はどうだろう?
私が、「ここの和音の流れは…」
なんて説明し始めた時、
「理論ってよくわかんないし、
曲を弾くのに、それ、必要ある?」
そんな風に思っている人、
いるんじゃなかろうか。(笑)
音楽理論がわからなくても
楽譜が読めれば曲は弾ける。
しかし、理論を手掛かりに、
楽譜に書いていないことまで
読み解く力をつければ、
もっと奥深いところで音楽を理解し、
イメージすることができるようになる。
更に、そのイメージに合わせて
音を操ることで、それが
『心を揺さぶる魅力的な演奏』
へと繋がっていく…。
***
さて。
この記事のタイトル
「音楽理論、演奏に必要?」
これに、アナタなら何と答える?
この記事を読んで、少しでも
音楽理論に興味を持ってもらえたら
嬉しいです。(´ー`)
「からだ」の視点から(その2) ― 2024/02/27
続きの記事です。
<3>身体を意識する
部分練習をしてミスもかなり減った!
音を聴く余裕も増えてきたぞ!…と、
ここまできたら、いよいよ最終段階。
いわゆる「曲想」をつけていきます。
曲想とは何でしょう?
その曲の持つ雰囲気、物語性、
その曲に込められた想い、
っとまぁ、こんな感じでしょうか。
描きあがった絵に色を塗っていく段階、
と言えば雰囲気は伝わるかな?
「幸せ」というタイトルなのに、
黒で塗りつぶすことはないでしょうし、
「絶望」というタイトルなのに、
パステルカラーでカラフルに塗るのも、
きっとイメージとは違いますよね。
ピアノ演奏で具体的に言うと、
例えば、
「 f と書いてあるから大きく弾く!」
ではなく、どんなイメージの強さ?
鋭い?力強い?おおらか?
他の部分の「f」と同じ音量で良い?
そもそも、なぜ、
ここの部分に「f」の指示があるんだろう?
など、楽譜から曲を掘り下げて読み解き、
そこから感じ取った(読み取った)
イメージや想いを音に乗せて、
自分なりに演奏で
それを表現していく作業。
これが「曲想をつける」とうことです。
自分が求める理想の音色、音量、
イメージに合ったフレーズの繋がり、
間合い、緩急の移り変わり、などなど、
これらを繊細に演奏で表現することは
とても難しいことです。
よく「気持ちを込めましょう」といった
アドバイスを見かけますが、
「気持ち」で何とかなるものではありません。
実際には、気持ちを込めることで、
それまでとは違った身体の動きが誘発され、
(打鍵スピード、呼吸、力みなどが変化し)
結果、理想の音に近づいたり
フレーズの雰囲気が変わったりする、
ということなんですね。
「気持ち」によるせっかくの嬉しい変化も
再現性がなければ、偶然にすぎません。
まず、今、自分が出している音は、
自分の身体をどう動かして出しているのか?
を、細かく知る必要があります。
その上で、どうやったら
(=どのように身体を使ったら)
理想の音に近づけるのか?
イメージ通りの音が出せた時、
身体はどう使えていたのか?を深く考え、
実践していく必要があるんですね。
また、この段階になっても
つかえたり、ミスタッチが出ている場合、
何か身体の使い方に不自然な点があり、
改善点があることが多いです。
理想的な音楽にならない時、や、
いつまでもミスが残る時、は、
指番号の見直し、指先の向き、
指の傾き、鍵盤に置く位置、手首の動き、
肘や肩の使い方、身体の重心の意識、など
「身体」を意識し、見直してみましょう。
自分が欲しい音が出せたり、
思い描く演奏が可能になることは
とても多いですよ!
仕上げの段階では、
音に耳を傾けるのは当然ですが、
自分の身体の動きや
呼吸などにも意識を向けて、
練習をしてみましょう。
***
まとめ。
以上の<1><2><3>の3段階を、
普段(平常時)のレッスン内容で考えると、
こんな感じの割合になることが多いです。
初心者
とにかく、まず<1>。<2>を目指そう!
初級者
<1~2>メイン。<3>も頑張りたいところ。
中級者
<1>は自力で。レッスンは<2~3>メイン。
上級者
<1~2>自力で。<3>を深く掘り下げ。
…ですが、
交流会では少し事情が異なります。
「人様の耳に演奏をお届けする」
という観点から
どの方も<3>を視野に入れて、
「音を鳴らす」「弾ける」に留まらず、
「音楽を奏でる」を目指していただきたい!
ちなみに。
この3段階はピラミッドのような
三角の関係になっています。
<1>の土台なくして<2>はないし、
<1><2>なくして<3>はないです。
つまり、最初は皆、
「譜読み=譜を読んで弾く」が
根底にはあったはず。
それが、いつの間にか
「譜面は覚えてる」「暗譜で弾けます」
となっていくんですね。
一見、順調そうに見える発言ですが、
これ、正確には、
「楽譜を見たら弾けない」
「ここから、と指定されたら弾けない」
「丸覚えして手元を見ている」
なんて状態だったりするんです~。
思い当たる方、多いのでは??
こうなると、
<3>の段階を目指しても、
三角のバランスはグラグラで、
交流会ともなると、
レッスンと異なる環境+緊張で、
恐怖の「総崩れ」が起きかねません。
ヒィ-!(;´Д`)
しっかりとした土台の上に、
磨きのかかった美しい音を乗せ、
豊かな表現を目指して、
新曲に取り組んでいきましょう。
さぁ、練習、練習~。
私もレッスンに向けて、
皆さんの曲、大急ぎで頑張ります!!
<3>身体を意識する
部分練習をしてミスもかなり減った!
音を聴く余裕も増えてきたぞ!…と、
ここまできたら、いよいよ最終段階。
いわゆる「曲想」をつけていきます。
曲想とは何でしょう?
その曲の持つ雰囲気、物語性、
その曲に込められた想い、
っとまぁ、こんな感じでしょうか。
描きあがった絵に色を塗っていく段階、
と言えば雰囲気は伝わるかな?
「幸せ」というタイトルなのに、
黒で塗りつぶすことはないでしょうし、
「絶望」というタイトルなのに、
パステルカラーでカラフルに塗るのも、
きっとイメージとは違いますよね。
ピアノ演奏で具体的に言うと、
例えば、
「 f と書いてあるから大きく弾く!」
ではなく、どんなイメージの強さ?
鋭い?力強い?おおらか?
他の部分の「f」と同じ音量で良い?
そもそも、なぜ、
ここの部分に「f」の指示があるんだろう?
など、楽譜から曲を掘り下げて読み解き、
そこから感じ取った(読み取った)
イメージや想いを音に乗せて、
自分なりに演奏で
それを表現していく作業。
これが「曲想をつける」とうことです。
自分が求める理想の音色、音量、
イメージに合ったフレーズの繋がり、
間合い、緩急の移り変わり、などなど、
これらを繊細に演奏で表現することは
とても難しいことです。
よく「気持ちを込めましょう」といった
アドバイスを見かけますが、
「気持ち」で何とかなるものではありません。
実際には、気持ちを込めることで、
それまでとは違った身体の動きが誘発され、
(打鍵スピード、呼吸、力みなどが変化し)
結果、理想の音に近づいたり
フレーズの雰囲気が変わったりする、
ということなんですね。
「気持ち」によるせっかくの嬉しい変化も
再現性がなければ、偶然にすぎません。
まず、今、自分が出している音は、
自分の身体をどう動かして出しているのか?
を、細かく知る必要があります。
その上で、どうやったら
(=どのように身体を使ったら)
理想の音に近づけるのか?
イメージ通りの音が出せた時、
身体はどう使えていたのか?を深く考え、
実践していく必要があるんですね。
また、この段階になっても
つかえたり、ミスタッチが出ている場合、
何か身体の使い方に不自然な点があり、
改善点があることが多いです。
理想的な音楽にならない時、や、
いつまでもミスが残る時、は、
指番号の見直し、指先の向き、
指の傾き、鍵盤に置く位置、手首の動き、
肘や肩の使い方、身体の重心の意識、など
「身体」を意識し、見直してみましょう。
自分が欲しい音が出せたり、
思い描く演奏が可能になることは
とても多いですよ!
仕上げの段階では、
音に耳を傾けるのは当然ですが、
自分の身体の動きや
呼吸などにも意識を向けて、
練習をしてみましょう。
***
まとめ。
以上の<1><2><3>の3段階を、
普段(平常時)のレッスン内容で考えると、
こんな感じの割合になることが多いです。
初心者
とにかく、まず<1>。<2>を目指そう!
初級者
<1~2>メイン。<3>も頑張りたいところ。
中級者
<1>は自力で。レッスンは<2~3>メイン。
上級者
<1~2>自力で。<3>を深く掘り下げ。
…ですが、
交流会では少し事情が異なります。
「人様の耳に演奏をお届けする」
という観点から
どの方も<3>を視野に入れて、
「音を鳴らす」「弾ける」に留まらず、
「音楽を奏でる」を目指していただきたい!
ちなみに。
この3段階はピラミッドのような
三角の関係になっています。
<1>の土台なくして<2>はないし、
<1><2>なくして<3>はないです。
つまり、最初は皆、
「譜読み=譜を読んで弾く」が
根底にはあったはず。
それが、いつの間にか
「譜面は覚えてる」「暗譜で弾けます」
となっていくんですね。
一見、順調そうに見える発言ですが、
これ、正確には、
「楽譜を見たら弾けない」
「ここから、と指定されたら弾けない」
「丸覚えして手元を見ている」
なんて状態だったりするんです~。
思い当たる方、多いのでは??
こうなると、
<3>の段階を目指しても、
三角のバランスはグラグラで、
交流会ともなると、
レッスンと異なる環境+緊張で、
恐怖の「総崩れ」が起きかねません。
ヒィ-!(;´Д`)
しっかりとした土台の上に、
磨きのかかった美しい音を乗せ、
豊かな表現を目指して、
新曲に取り組んでいきましょう。
さぁ、練習、練習~。
私もレッスンに向けて、
皆さんの曲、大急ぎで頑張ります!!
「からだ」の視点から(その1) ― 2024/02/16
交流会に向けて新曲ラッシュです。
今年も、「レベル、高ッ!曲、長ッ!
私、コレやったことないぞ~(汗)」
という多種多様な選曲なので、
「こ…これは、レッスンに合わせて
私も練習しておかねば…(゚Д゚;)」
ヒィー!と悲鳴を上げつつ、
ニヤニヤしながら皆さんの曲を
せっせと楽しく練習しています。
…マゾか?(笑)
そんなわけで、今日は、
新たな曲に取り組み始めてから、
曲を仕上げるまでの
レッスン/練習での道筋を、
「からだ」の視点から
ザックリ大きく3段階に分けて、
改めて説明しておきますね。
(長くなるので記事を2回に分けます)
***
<1>脳に働いてもらう
新しい曲に入ってまずすること。
そう、譜読みです。この段階では、
まずドレミを把握して、リズムを読んで、
弾きながら指使いを気にして…
と、こんな感じに同時に色々なことに
気を配る必要があります。
必死に譜面を追って、
脳みそフル回転!!で、
「音」を組み立てている状態です。
得意/苦手があったとしても、
片手ずつ始める初心者だろうが、
いきなり両手の上級者だろうが、
この「譜読み作業」はみんなが通る道。
とても神経を使うし、集中力も必要だし、
複雑で高度な脳の処理能力が必要。
だから譜読みってかなり疲れるし、
逆に、色々あって疲れている日は、
練習が捗らなかったりしますね。
脳みそに負担をかけすぎると、
練習効率も悪くなりますし、
目が疲れたり、肩が凝ったりして、
ひどい時には頭痛を引き起こすことも…。
休憩を挟みながら取り組む!
コレ、大事なポイントです。
この「譜読み作業」は、
絵を描く際の「下描き」みたいもので、
曲の基礎、土台となるもの。
テキトーに済ませていると、
後で手直しが必要になり苦労したり、
最終的に仕上がらなくなる恐れもあります。
「ま、こんな感じでしょ」
と、いい加減に進めてしまわず、
丁寧に読んでいくことが大切です。
<2>耳を使って音を聴く
「譜読み」が済み、
音楽が流れ始め形になってきたら、
強弱や緩急、スラーなどの記号、
他の音楽用語、曲のテンポなどに
気を配って弾けるようにしていきます。
「下描き」をより整えていき、
絵として形にしていく工程ですね。
この段階になると、
「わーい、弾けてきたかも~♪」と
思える箇所が増えてきますが、
それと同時に、手こずる箇所も
ハッキリしてくるかと思います。
指が馴染み、アレコレ考えずに
弾けるようになってきた箇所では、
脳みそに少し余裕が生まれてきます。
そうすると、和音の響き、旋律など
譜読み段階では聴こえなかった音が
徐々に聴こえるようになってきます。
鍵盤をおろせば「聞こえてくる」から、
意図的に「音を聴く」へ、
切り替えていきましょう。
この段階では、弾けば弾いただけ
指がどんどん馴染んでいくので、
楽譜に頼らなくなり、
弾けているような気分になり、
(↑覚え弾き/自動モードに注意!)
細やかな練習を怠りがち。
今一度、楽譜をしっかり見て、読んで、
・要求されている細かな指示を
弾けるようにしていく練習
・スムーズに弾けない所の部分練習
などを心掛けましょう。
普段の自宅練習において、
弾けている/弾けていない、の判断は
自分自身に委ねられています。
音楽が一定に流れているか?
強弱・緩急が不自然じゃないか?
ペダルが濁っていないか?
など、正しい判断をするためにも、
「耳」を使って音をよ~く聴くこと。
***
次回は、いよいよ「曲想」です。
<3>は奥が深いですよ~。
弾く(指を動かす)ことで精一杯だと
曲想にまで辿り着けないことも多いので、
自分にとって難しすぎない曲を
選びたいものです。
…とはいっても、簡単なものだと、
飽きてきたり、物足りなく感じたり…。
「ちょっと難しいかも~(汗)」くらいが
一番上達する気がします。
選曲はとても大事ですね。
とにもかくにも、まずは<1>から。
練習は、「長時間」より「細切れ」に。
休憩を挟んで、頭を休めながら、
繰り返しおこなってくださいね。
続きの記事は、
近日中に更新予定です。
お待ちくださいませ~。(´ー`)ノ
今年も、「レベル、高ッ!曲、長ッ!
私、コレやったことないぞ~(汗)」
という多種多様な選曲なので、
「こ…これは、レッスンに合わせて
私も練習しておかねば…(゚Д゚;)」
ヒィー!と悲鳴を上げつつ、
ニヤニヤしながら皆さんの曲を
せっせと楽しく練習しています。
…マゾか?(笑)
そんなわけで、今日は、
新たな曲に取り組み始めてから、
曲を仕上げるまでの
レッスン/練習での道筋を、
「からだ」の視点から
ザックリ大きく3段階に分けて、
改めて説明しておきますね。
(長くなるので記事を2回に分けます)
***
<1>脳に働いてもらう
新しい曲に入ってまずすること。
そう、譜読みです。この段階では、
まずドレミを把握して、リズムを読んで、
弾きながら指使いを気にして…
と、こんな感じに同時に色々なことに
気を配る必要があります。
必死に譜面を追って、
脳みそフル回転!!で、
「音」を組み立てている状態です。
得意/苦手があったとしても、
片手ずつ始める初心者だろうが、
いきなり両手の上級者だろうが、
この「譜読み作業」はみんなが通る道。
とても神経を使うし、集中力も必要だし、
複雑で高度な脳の処理能力が必要。
だから譜読みってかなり疲れるし、
逆に、色々あって疲れている日は、
練習が捗らなかったりしますね。
脳みそに負担をかけすぎると、
練習効率も悪くなりますし、
目が疲れたり、肩が凝ったりして、
ひどい時には頭痛を引き起こすことも…。
休憩を挟みながら取り組む!
コレ、大事なポイントです。
この「譜読み作業」は、
絵を描く際の「下描き」みたいもので、
曲の基礎、土台となるもの。
テキトーに済ませていると、
後で手直しが必要になり苦労したり、
最終的に仕上がらなくなる恐れもあります。
「ま、こんな感じでしょ」
と、いい加減に進めてしまわず、
丁寧に読んでいくことが大切です。
<2>耳を使って音を聴く
「譜読み」が済み、
音楽が流れ始め形になってきたら、
強弱や緩急、スラーなどの記号、
他の音楽用語、曲のテンポなどに
気を配って弾けるようにしていきます。
「下描き」をより整えていき、
絵として形にしていく工程ですね。
この段階になると、
「わーい、弾けてきたかも~♪」と
思える箇所が増えてきますが、
それと同時に、手こずる箇所も
ハッキリしてくるかと思います。
指が馴染み、アレコレ考えずに
弾けるようになってきた箇所では、
脳みそに少し余裕が生まれてきます。
そうすると、和音の響き、旋律など
譜読み段階では聴こえなかった音が
徐々に聴こえるようになってきます。
鍵盤をおろせば「聞こえてくる」から、
意図的に「音を聴く」へ、
切り替えていきましょう。
この段階では、弾けば弾いただけ
指がどんどん馴染んでいくので、
楽譜に頼らなくなり、
弾けているような気分になり、
(↑覚え弾き/自動モードに注意!)
細やかな練習を怠りがち。
今一度、楽譜をしっかり見て、読んで、
・要求されている細かな指示を
弾けるようにしていく練習
・スムーズに弾けない所の部分練習
などを心掛けましょう。
普段の自宅練習において、
弾けている/弾けていない、の判断は
自分自身に委ねられています。
音楽が一定に流れているか?
強弱・緩急が不自然じゃないか?
ペダルが濁っていないか?
など、正しい判断をするためにも、
「耳」を使って音をよ~く聴くこと。
***
次回は、いよいよ「曲想」です。
<3>は奥が深いですよ~。
弾く(指を動かす)ことで精一杯だと
曲想にまで辿り着けないことも多いので、
自分にとって難しすぎない曲を
選びたいものです。
…とはいっても、簡単なものだと、
飽きてきたり、物足りなく感じたり…。
「ちょっと難しいかも~(汗)」くらいが
一番上達する気がします。
選曲はとても大事ですね。
とにもかくにも、まずは<1>から。
練習は、「長時間」より「細切れ」に。
休憩を挟んで、頭を休めながら、
繰り返しおこなってくださいね。
続きの記事は、
近日中に更新予定です。
お待ちくださいませ~。(´ー`)ノ
「作品」は自分そのもの ― 2024/02/01
私はモノを作る(創る)ことが
小さい頃から大好き。(*´ー`*)
それは、曲に始まり、
絵を描く、写真を撮る、
デザインを考え形にする、
文章を書く、小物や雑貨を制作する、
など多岐にわたる。
あーでもない、こーでもない、
んー。そう!そう、こういう感じ!
…と、
自分の中からブワ~っと
次々とわき出てくる自身の想いを
膨らませて、練って、整理整頓し、
形にするのが大好きなのである。
しかし、逆を言うと…
私は「リアルタイム」に超弱い。
・その場で上手い返しができない
・いきなり振られた際の対応が苦手
・突然起きる出来事に反応できない
・喋りなどのアドリブが効かない
などなど。
「あれ?実際に会ってみたら、
面白いこと言うわけでもなく、
案外、真面目でつまんない人だな」
私、こんな風に思われるタイプ。(苦笑)
とにかく「現場でその場で対応」がダメ。
このことには薄々気が付いていたが、
近年、ようやくこの歳になって
ハッキリとわかった。
自分に納得!スッキリ。
小さい頃から、周りの人達に、
「頭の回転が速い」とか
「飲み込みが速い」「器用だよね」
なんて言われることが多く、
リアルタイムでもそれを期待されて、
「うまいこと適当にやってよ」と
重要な場面をいきなり任される、
なんてことが多々あった。
でも、思うような成果が出せず、
期待してもらった割にイマイチ。
自分としては納得のいかない結果に…
ということが、しばしば。
(可もなく不可もなく、な感じになる)
そして、聞こえてくる
「頑固」「融通か利かない」
「柔軟性に乏しい」という言葉や評価。
それに対して、悩み落ち込み、
自己嫌悪、反省…ということが、
人生で何度となくあったのだ。
が、しかーし!!
人には、向き/不向き、がある。
私が”自分らしさ”を発揮するには、
『次々わき出てくる自身の想いを
膨らませて、練って、整理整頓し』
この時間が必要不可欠!!
↑ということが分かった今、
自分自身の力を発揮する場を
「リアルタイムに生み出す型」ではなく、
「じっくり練って生み出す型」に
シフトして行けば良いんだ♪と
気が付いたのだ。
だから、私は、
その場の反応を感じながら、
生(ナマ)を提供する
「演奏家」向きではない。
定期的にライブを行なっていた頃、
バンドで演奏する楽しさとは裏腹に、
その場で音を作り出すことに
だんだんと苦痛を感じるように
なってしまったのは、
そのせいだったんだな、と
今になってわかる。
***
私の作品は、私の心の代弁者。
そこには
私の感情や想いが込められていて、
それは、私だけが知り得るもの。
ものすごい勢いで
止め処なく溢れてくる感情を、
その時、その場ですぐに、
上手く表現できない自分にとって
「作品」は、時間をかけて自分と向き合い、
自分自身を絞り出したもの、
と言っても過言ではない。
だから、
・ウケるかどうか
・みんなが喜ぶかどうか
・売れるかどうか
などといった基準は、
私とっては意味を持たない。
ところが、これ、”商業的”に考えたら、
話しは途端に複雑になる。
その「作品」が世の中から注目され、
「商品」として売れなくてはいけないからね。
自分以外の人間がそれに関わる場合、
スタッフと「作品」を共有することにもなる。
自分の分身でもある「作品」を
ニーズに合わせて
不本意に変えざるを得なくなったり、
時には他人によって手を加えられ、
まったく別物になってしまう、
なんてことだってあり得るのだ。
「作品」を提供した作者にとって、
ある程度は覚悟の上とはいえ、
これは傷つけられるのと同じであり、
とても屈辱的で、
耐えがたい苦痛であることは間違いない。
加えて、求められることに対して
素早く対応しなくてはいけない場面もあり、
まさにリアルタイムでの
柔軟さや調整力も必要。
関わる者が皆が、それぞれの価値観で、
「それぞれにとって」の”より良いもの”に
作り進めようとするわけから、
余計にややこしくなるよね。
お願いした約束が守られなかったり、
適当にあしらわれたりするのも、よく聞く話し。
作者個人が「NO!」の声をあげることは
相当勇気がいるだろうし、
動き出したものを止めるのは難しい。
想像しただけで、
心が折れるし、ぐったりする。
モノを創る人にとって、
その『作品』は我が子のように可愛く、
自分の分身のような存在で
極めて大切なもの。
雑に扱われたら許せないし、
とことん守りたい。
もとの「作品」は、
1人の人間が生み出したもの。
その人なくして、
その作品は生まれてこなかった。
やっぱりそこにリスペクトがあってほしい。
そう願わずにはいられない。
***
色々と思うところがあり、
取り留めもなく
ツラツラと書いてしまいました。
次は明るい話題にするぞ!!!
小さい頃から大好き。(*´ー`*)
それは、曲に始まり、
絵を描く、写真を撮る、
デザインを考え形にする、
文章を書く、小物や雑貨を制作する、
など多岐にわたる。
あーでもない、こーでもない、
んー。そう!そう、こういう感じ!
…と、
自分の中からブワ~っと
次々とわき出てくる自身の想いを
膨らませて、練って、整理整頓し、
形にするのが大好きなのである。
しかし、逆を言うと…
私は「リアルタイム」に超弱い。
・その場で上手い返しができない
・いきなり振られた際の対応が苦手
・突然起きる出来事に反応できない
・喋りなどのアドリブが効かない
などなど。
「あれ?実際に会ってみたら、
面白いこと言うわけでもなく、
案外、真面目でつまんない人だな」
私、こんな風に思われるタイプ。(苦笑)
とにかく「現場でその場で対応」がダメ。
このことには薄々気が付いていたが、
近年、ようやくこの歳になって
ハッキリとわかった。
自分に納得!スッキリ。
小さい頃から、周りの人達に、
「頭の回転が速い」とか
「飲み込みが速い」「器用だよね」
なんて言われることが多く、
リアルタイムでもそれを期待されて、
「うまいこと適当にやってよ」と
重要な場面をいきなり任される、
なんてことが多々あった。
でも、思うような成果が出せず、
期待してもらった割にイマイチ。
自分としては納得のいかない結果に…
ということが、しばしば。
(可もなく不可もなく、な感じになる)
そして、聞こえてくる
「頑固」「融通か利かない」
「柔軟性に乏しい」という言葉や評価。
それに対して、悩み落ち込み、
自己嫌悪、反省…ということが、
人生で何度となくあったのだ。
が、しかーし!!
人には、向き/不向き、がある。
私が”自分らしさ”を発揮するには、
『次々わき出てくる自身の想いを
膨らませて、練って、整理整頓し』
この時間が必要不可欠!!
↑ということが分かった今、
自分自身の力を発揮する場を
「リアルタイムに生み出す型」ではなく、
「じっくり練って生み出す型」に
シフトして行けば良いんだ♪と
気が付いたのだ。
だから、私は、
その場の反応を感じながら、
生(ナマ)を提供する
「演奏家」向きではない。
定期的にライブを行なっていた頃、
バンドで演奏する楽しさとは裏腹に、
その場で音を作り出すことに
だんだんと苦痛を感じるように
なってしまったのは、
そのせいだったんだな、と
今になってわかる。
***
私の作品は、私の心の代弁者。
そこには
私の感情や想いが込められていて、
それは、私だけが知り得るもの。
ものすごい勢いで
止め処なく溢れてくる感情を、
その時、その場ですぐに、
上手く表現できない自分にとって
「作品」は、時間をかけて自分と向き合い、
自分自身を絞り出したもの、
と言っても過言ではない。
だから、
・ウケるかどうか
・みんなが喜ぶかどうか
・売れるかどうか
などといった基準は、
私とっては意味を持たない。
ところが、これ、”商業的”に考えたら、
話しは途端に複雑になる。
その「作品」が世の中から注目され、
「商品」として売れなくてはいけないからね。
自分以外の人間がそれに関わる場合、
スタッフと「作品」を共有することにもなる。
自分の分身でもある「作品」を
ニーズに合わせて
不本意に変えざるを得なくなったり、
時には他人によって手を加えられ、
まったく別物になってしまう、
なんてことだってあり得るのだ。
「作品」を提供した作者にとって、
ある程度は覚悟の上とはいえ、
これは傷つけられるのと同じであり、
とても屈辱的で、
耐えがたい苦痛であることは間違いない。
加えて、求められることに対して
素早く対応しなくてはいけない場面もあり、
まさにリアルタイムでの
柔軟さや調整力も必要。
関わる者が皆が、それぞれの価値観で、
「それぞれにとって」の”より良いもの”に
作り進めようとするわけから、
余計にややこしくなるよね。
お願いした約束が守られなかったり、
適当にあしらわれたりするのも、よく聞く話し。
作者個人が「NO!」の声をあげることは
相当勇気がいるだろうし、
動き出したものを止めるのは難しい。
想像しただけで、
心が折れるし、ぐったりする。
モノを創る人にとって、
その『作品』は我が子のように可愛く、
自分の分身のような存在で
極めて大切なもの。
雑に扱われたら許せないし、
とことん守りたい。
もとの「作品」は、
1人の人間が生み出したもの。
その人なくして、
その作品は生まれてこなかった。
やっぱりそこにリスペクトがあってほしい。
そう願わずにはいられない。
***
色々と思うところがあり、
取り留めもなく
ツラツラと書いてしまいました。
次は明るい話題にするぞ!!!
どんな1年にしようかな? ― 2024/01/05
あけましておめでとうございます
本年もどうぞ宜しくお願いいたします
***
今年は4日よりレッスンが始まりました。
年末年始は遠出などはせずに
家でゆっくり&のんびり過ごしたので、
なまけ癖がついちゃったりして~(汗)
と、少々心配していましたが、
レッスンが始まると、
そんな心配はどこへやら。
やはり生徒さんとの時間は楽しい!!
レッスン面白~い!!
今年も皆とピアノ楽しむぞ~!
いやっほーい♪ヽ(゚∀゚)ノ
『ピアノを教える』
大好きなこの仕事が
無事に継続できていること、
Studio*ABE*に通ってくださる
生徒さんがいらっしゃること、
本当にありがたいなぁ~と
改めて感謝しています。
さて。
毎年1月は、
「今年はどんな1年にしようかな?」
そんなことを考え過ごしています。
以前は
「今年はどんな1年になるかな?」
という考え方だったのですが、
「なる」という受け身ではなく、
「しよう(する)」のほうが
自分の意志がハッキリ感じられて
行動しやすいな~と思うようになり、
数年前より年の初めには、
叶えたい夢・願い・目標・抱負などを、
真面目なものから、
ふざけた内容のものまで、
そして、仕事からプライベートまで、
思いつくままに(なるべく具体的に)、
たくさん書き出すようにしています。
・年間を通して○○をする
・○○に行って□□を食べる
・1日に○回は○○をやる
・○○さんに連絡して会う
・気になってた○○を手に入れる
…とまぁ、こんな感じ。
考えていると、妄想が膨らんで
ウキウキしてくるんです。(*´ω`*)
いてもたってもいられなくなり、
早速、実行に移して、
アっという間に、ハイ達成!
なんて項目もあります。(笑)
簡単なことで良いので、
皆さんも音楽やピアノに関する
「今年したいこと」
(ワクワクすること限定でね!)
を考えてみませんか?
・○○(作曲家)の作品に取り組む
・楽譜や教本を購入する
・レッスングッズを新調する
・音楽関連の書籍を読んでみる
・誰かと一緒に演奏をする
・生の音楽を聴きに出かける
などなど。
「なんか楽しいことあるといいなぁ~」
と、ただ待っているよりも、
「どんな1年にしようかな?」と考えて、
自らアクションを起こしてみると、
思いがけず世界が広がって、
次々と楽しいことが起きたりしますよ。
(あくまで個人の見解です。笑)
「しよう」と思っていたことを
1つ1つこなしていくことで、
達成感も味わえるのでオススメです。
***
2024年、
皆さんに素晴らしいできごとが
たくさん訪れますように…☆
本年もどうぞ宜しくお願いいたします
***
今年は4日よりレッスンが始まりました。
年末年始は遠出などはせずに
家でゆっくり&のんびり過ごしたので、
なまけ癖がついちゃったりして~(汗)
と、少々心配していましたが、
レッスンが始まると、
そんな心配はどこへやら。
やはり生徒さんとの時間は楽しい!!
レッスン面白~い!!
今年も皆とピアノ楽しむぞ~!
いやっほーい♪ヽ(゚∀゚)ノ
『ピアノを教える』
大好きなこの仕事が
無事に継続できていること、
Studio*ABE*に通ってくださる
生徒さんがいらっしゃること、
本当にありがたいなぁ~と
改めて感謝しています。
さて。
毎年1月は、
「今年はどんな1年にしようかな?」
そんなことを考え過ごしています。
以前は
「今年はどんな1年になるかな?」
という考え方だったのですが、
「なる」という受け身ではなく、
「しよう(する)」のほうが
自分の意志がハッキリ感じられて
行動しやすいな~と思うようになり、
数年前より年の初めには、
叶えたい夢・願い・目標・抱負などを、
真面目なものから、
ふざけた内容のものまで、
そして、仕事からプライベートまで、
思いつくままに(なるべく具体的に)、
たくさん書き出すようにしています。
・年間を通して○○をする
・○○に行って□□を食べる
・1日に○回は○○をやる
・○○さんに連絡して会う
・気になってた○○を手に入れる
…とまぁ、こんな感じ。
考えていると、妄想が膨らんで
ウキウキしてくるんです。(*´ω`*)
いてもたってもいられなくなり、
早速、実行に移して、
アっという間に、ハイ達成!
なんて項目もあります。(笑)
簡単なことで良いので、
皆さんも音楽やピアノに関する
「今年したいこと」
(ワクワクすること限定でね!)
を考えてみませんか?
・○○(作曲家)の作品に取り組む
・楽譜や教本を購入する
・レッスングッズを新調する
・音楽関連の書籍を読んでみる
・誰かと一緒に演奏をする
・生の音楽を聴きに出かける
などなど。
「なんか楽しいことあるといいなぁ~」
と、ただ待っているよりも、
「どんな1年にしようかな?」と考えて、
自らアクションを起こしてみると、
思いがけず世界が広がって、
次々と楽しいことが起きたりしますよ。
(あくまで個人の見解です。笑)
「しよう」と思っていたことを
1つ1つこなしていくことで、
達成感も味わえるのでオススメです。
***
2024年、
皆さんに素晴らしいできごとが
たくさん訪れますように…☆
35年の時を経て再会! ― 2023/12/29
≪会いたい人に会う≫
を、数年前より実行している。
「直接お会いして、
改めて感謝の気持ちを伝えたい」
そんな相手が何名かいるのだ。
コロナ禍は実行に移せなかったけど、
落ち着いてきた今、
また、その活動をジワジワと再開。
その一歩はちょっと勇気がいるけれど、
行動に移さなければ、
「会いたい」と思いつつ、
きっと、ずーっとそのままになる。
いざッ!!行動あるのみ!(=゚ω゚)ノ
***
…っとそんなわけで。
昨日、恩師との再会を果たした。
中学の時の音楽の先生だ。
中学校の卒業式以来だから、
実に35年ぶり!
私の音楽人生を振り返った時、
この先生の存在は外せない。
「私ももっと音楽で遊びたい」
「何だこの和音、かっこいい!」
と、感じさせてくれた先生。
中学の時にはすでに
音楽の道に進むことを決めていたので、
その頃には専門の先生方の
レッスンを受けていたワケだけれど、
やはり、それらのレッスンでは
・技術を習得して上達を目指すこと
・ちゃんと勉強して正しく演奏すること
が大事で、(受験するんだから当たり前!)
「音で遊ぶこと」「音楽を作り出すこと」に
心を躍らせていた私にとっては、
ちょっと窮屈な時間で、
「修行の身だから今は我慢!」
みたいな感覚だった。(笑)
そんな時に、音楽の授業で、
(リコーダー?ギターだったかな?)
「きらきら星」を皆で演奏した際、
先生がピアノ伴奏で弾いてくれたコードが
とても洒落ていて、かっこ良くて…!
ズガーーーーンッ!!!
雷に打たれたような衝撃。(笑)
今でもハッキリと覚えている。
あの時のあの響きは、衝撃と共に、
私の中に深く深~~~~く刻まれ、
間違いなく、その後の私の音楽に
大きな影響を与えた。
先生は、小さな頃から私の中にあった
音楽への”遊び心”と”探求心”に
見事に共鳴し、その扉をガバ!っと
開けてくれた存在なのだ。
音高を受験するということもあって、
たびたび気にかけてもらったし、
合唱の伴奏、卒業式の伴奏、
吹奏楽のピンチヒッターなど、
(何故か未経験なのにアルトサックス!)
貴重な経験を色々とさせてもらった。
楽しみながら真剣に取り組んだ、
どれも良い思い出ばかり。
***
35年という時を経て、
お会いする先生は、当時と変わらず、
気さくで優しい雰囲気のままだった。
当時は、20代の若い先生だった。
聞くと63歳になられたという。
今も、学校で中学生たちに音楽を教え、
吹奏楽を指導して、お忙しい様子。
食事をしながら色々とお話しをして、
あの頃にタイムスリップしたような感覚。
私が今、音楽全般を幅広~く楽しみ、
それを仕事に活かせているのは、
先生が、ワクワクする遊びの部分を
刺激してくれたこと、
私もあの音をいつか出したい!と
憧れの存在となってくれたこと、
これに尽きる。
今回、思い切って連絡して、
直接、感謝の気持ちを伝えることができて
本当に良かった。
***
何だか気分爽快♪
不思議な感覚。スッキリ。
ず~っと長年持ち続けていた
「気持ちの整理整頓」ができた感じ。(´ー`)
整理して余白ができたからなのか、
明日から先の未来が
楽しみになった気がする。
良いこといっぱいあるといいな。
今の自分がやれることを
ただひたすら精一杯やるのみ!
来年も皆さんと一緒に
音楽を思い切り楽しむぞ。
健康に注意しながら、ね。
それでは、皆様、
良い年をお迎えください。
を、数年前より実行している。
「直接お会いして、
改めて感謝の気持ちを伝えたい」
そんな相手が何名かいるのだ。
コロナ禍は実行に移せなかったけど、
落ち着いてきた今、
また、その活動をジワジワと再開。
その一歩はちょっと勇気がいるけれど、
行動に移さなければ、
「会いたい」と思いつつ、
きっと、ずーっとそのままになる。
いざッ!!行動あるのみ!(=゚ω゚)ノ
***
…っとそんなわけで。
昨日、恩師との再会を果たした。
中学の時の音楽の先生だ。
中学校の卒業式以来だから、
実に35年ぶり!
私の音楽人生を振り返った時、
この先生の存在は外せない。
「私ももっと音楽で遊びたい」
「何だこの和音、かっこいい!」
と、感じさせてくれた先生。
中学の時にはすでに
音楽の道に進むことを決めていたので、
その頃には専門の先生方の
レッスンを受けていたワケだけれど、
やはり、それらのレッスンでは
・技術を習得して上達を目指すこと
・ちゃんと勉強して正しく演奏すること
が大事で、(受験するんだから当たり前!)
「音で遊ぶこと」「音楽を作り出すこと」に
心を躍らせていた私にとっては、
ちょっと窮屈な時間で、
「修行の身だから今は我慢!」
みたいな感覚だった。(笑)
そんな時に、音楽の授業で、
(リコーダー?ギターだったかな?)
「きらきら星」を皆で演奏した際、
先生がピアノ伴奏で弾いてくれたコードが
とても洒落ていて、かっこ良くて…!
ズガーーーーンッ!!!
雷に打たれたような衝撃。(笑)
今でもハッキリと覚えている。
あの時のあの響きは、衝撃と共に、
私の中に深く深~~~~く刻まれ、
間違いなく、その後の私の音楽に
大きな影響を与えた。
先生は、小さな頃から私の中にあった
音楽への”遊び心”と”探求心”に
見事に共鳴し、その扉をガバ!っと
開けてくれた存在なのだ。
音高を受験するということもあって、
たびたび気にかけてもらったし、
合唱の伴奏、卒業式の伴奏、
吹奏楽のピンチヒッターなど、
(何故か未経験なのにアルトサックス!)
貴重な経験を色々とさせてもらった。
楽しみながら真剣に取り組んだ、
どれも良い思い出ばかり。
***
35年という時を経て、
お会いする先生は、当時と変わらず、
気さくで優しい雰囲気のままだった。
当時は、20代の若い先生だった。
聞くと63歳になられたという。
今も、学校で中学生たちに音楽を教え、
吹奏楽を指導して、お忙しい様子。
食事をしながら色々とお話しをして、
あの頃にタイムスリップしたような感覚。
私が今、音楽全般を幅広~く楽しみ、
それを仕事に活かせているのは、
先生が、ワクワクする遊びの部分を
刺激してくれたこと、
私もあの音をいつか出したい!と
憧れの存在となってくれたこと、
これに尽きる。
今回、思い切って連絡して、
直接、感謝の気持ちを伝えることができて
本当に良かった。
***
何だか気分爽快♪
不思議な感覚。スッキリ。
ず~っと長年持ち続けていた
「気持ちの整理整頓」ができた感じ。(´ー`)
整理して余白ができたからなのか、
明日から先の未来が
楽しみになった気がする。
良いこといっぱいあるといいな。
今の自分がやれることを
ただひたすら精一杯やるのみ!
来年も皆さんと一緒に
音楽を思い切り楽しむぞ。
健康に注意しながら、ね。
それでは、皆様、
良い年をお迎えください。
≪手抜きスキル≫を身につける ― 2023/12/13
2023年、振り返り。
そして来年の抱負。
今年の漢字は≪税≫だったようですね。
個人的には≪病≫の一文字。
ワタクシ、身体がボロボロの1年でした。
以下、体調の記録として書くので、
お時間にゆとりがある方は
まぁ、見てやってくださいませ。
***
3月。円形脱毛症が数か所に発覚。
今もどんどん増えて進行中。
残念ながら難治性、重症化。(泣)
4、5月は謎の発疹に悩まされ、
6月。交流会の翌日に40度近い高熱。
それから数日おきに
40度弱→平熱→40度弱を繰り返し、
それが腎盂腎炎だと判明した頃には、
たった2週間で体重が4~5キロ減。
入院せずに薬で治したこともあり、
ボロボロ、ヘロヘロに…。
7月、腎盂腎炎の際の血液検査で、
「肝臓数値がちょっと気になるよ。
お酒はほどほどにね~」
なんて医師から言われて、
「はて?私、お酒ほぼ飲まないけど?」
と、首をかしげているうちに、
体重がジワジワ減り続けて、
明らかに疲れ方が異常で、
怖くなり、改めて内科を受診。
8~9月は検査、検査。
血液検査の結果が異常値で、
更に細かな血液検査にはじまり、
胃カメラ、腹部エコー、膠原病検査、
便検査、肺の検査などなど…。
で、10月に入る頃にようやく判明。
なんと、薬剤性肝機能障害!
円形脱毛症で飲んでた漢方薬が
私の身体にはダメだったみたい。
そんなこんなで、薬をストップ。
11月を迎え、
ようやく肝臓は回復したものの、
脱毛は留まるところを知らず。(汗)
肌寒い季節の到来とともに
頭も寒い!懐も寒い!
そんな12月を迎えたところでございます。
ちなみに、
肺のレントゲン検査も引っ掛かり、
精密検査→専門医に受診→
更に他の検査も必要、とのことで、
まだ宙ぶらりんな状態。
はぁぁぁあああ~~~~
すっきりして年を越したかったよ~。
***
っとまぁ、振り返るとこんな感じ。
私の体調不良や通院の関係で、
止むを得ずレッスンの予定を
変更していただくことになったり、
その後も「体調はどうですか~?」と
たびたび気にかけていただき、
皆様には、
ご心配とご迷惑をおかけしました。
ここまで体調不良に見舞われる年も
なかなか無いこと。(;´Д`)
ストレスをため込まず、
自分自身をもっと労わりなさいよ、
という身体からのメッセージなんでしょう。
来年は、
休む、断る、頼る、甘える、をよしとする!
と、自分に言い聞かせて、
≪ほどよく手を抜く≫というスキルを
身につけたいです。(笑)
あ!ご安心ください。
レッスンは手抜きせずに
ビシバシ(!?)やりますよ~。
ピアノは私の元気の源ですから♪
来年も一緒に楽しく学んでいきましょう!
~オマケ~
1月最初のレッスン終了後に
≪個別面談≫をおこないます。
1・教室のレッスン規定の確認
2・連絡先などの変更の有/無
3・レッスンに対するご意見、ご要望、
トライしたいこと、目標、抱負、など
3は、「何かあれば」で構いませんが、
ワクワクするような目標を
考えてみるのもオススメです。
やる気がアップしますよ。(*´ω`*)
そして来年の抱負。
今年の漢字は≪税≫だったようですね。
個人的には≪病≫の一文字。
ワタクシ、身体がボロボロの1年でした。
以下、体調の記録として書くので、
お時間にゆとりがある方は
まぁ、見てやってくださいませ。
***
3月。円形脱毛症が数か所に発覚。
今もどんどん増えて進行中。
残念ながら難治性、重症化。(泣)
4、5月は謎の発疹に悩まされ、
6月。交流会の翌日に40度近い高熱。
それから数日おきに
40度弱→平熱→40度弱を繰り返し、
それが腎盂腎炎だと判明した頃には、
たった2週間で体重が4~5キロ減。
入院せずに薬で治したこともあり、
ボロボロ、ヘロヘロに…。
7月、腎盂腎炎の際の血液検査で、
「肝臓数値がちょっと気になるよ。
お酒はほどほどにね~」
なんて医師から言われて、
「はて?私、お酒ほぼ飲まないけど?」
と、首をかしげているうちに、
体重がジワジワ減り続けて、
明らかに疲れ方が異常で、
怖くなり、改めて内科を受診。
8~9月は検査、検査。
血液検査の結果が異常値で、
更に細かな血液検査にはじまり、
胃カメラ、腹部エコー、膠原病検査、
便検査、肺の検査などなど…。
で、10月に入る頃にようやく判明。
なんと、薬剤性肝機能障害!
円形脱毛症で飲んでた漢方薬が
私の身体にはダメだったみたい。
そんなこんなで、薬をストップ。
11月を迎え、
ようやく肝臓は回復したものの、
脱毛は留まるところを知らず。(汗)
肌寒い季節の到来とともに
頭も寒い!懐も寒い!
そんな12月を迎えたところでございます。
ちなみに、
肺のレントゲン検査も引っ掛かり、
精密検査→専門医に受診→
更に他の検査も必要、とのことで、
まだ宙ぶらりんな状態。
はぁぁぁあああ~~~~
すっきりして年を越したかったよ~。
***
っとまぁ、振り返るとこんな感じ。
私の体調不良や通院の関係で、
止むを得ずレッスンの予定を
変更していただくことになったり、
その後も「体調はどうですか~?」と
たびたび気にかけていただき、
皆様には、
ご心配とご迷惑をおかけしました。
ここまで体調不良に見舞われる年も
なかなか無いこと。(;´Д`)
ストレスをため込まず、
自分自身をもっと労わりなさいよ、
という身体からのメッセージなんでしょう。
来年は、
休む、断る、頼る、甘える、をよしとする!
と、自分に言い聞かせて、
≪ほどよく手を抜く≫というスキルを
身につけたいです。(笑)
あ!ご安心ください。
レッスンは手抜きせずに
ビシバシ(!?)やりますよ~。
ピアノは私の元気の源ですから♪
来年も一緒に楽しく学んでいきましょう!
~オマケ~
1月最初のレッスン終了後に
≪個別面談≫をおこないます。
1・教室のレッスン規定の確認
2・連絡先などの変更の有/無
3・レッスンに対するご意見、ご要望、
トライしたいこと、目標、抱負、など
3は、「何かあれば」で構いませんが、
ワクワクするような目標を
考えてみるのもオススメです。
やる気がアップしますよ。(*´ω`*)