交流会に向けて2015/02/12

最近の嬉しい出来事をご報告~ヽ( ´ー`)ノ
2月に入り、次々と生徒さん達の口から
「今年の交流会では~」
という言葉を聞くようになりました!

「今年も交流会やりますか?」
「交流会の曲の相談なんですが…」とか、
「交流会までの間にこれを終わらせて~」とか、
「去年○○だったから、今年はこうしたいなぁ」
などなど。
私が選曲などを促すこともなく、
多くの方が交流会を視野に入れて、
練習に取り組まれているようです♪
うはーん!(*´д`*)
なんと嬉しいことか!!!

そんなわけで、少し早い気もしますが、
(いつもは3~4月頃に話題にするので)
今からお伝えしておきますね。
今年も6月に「交流会&食事会」を開催予定です!
(日にちはまだ未定)

3月から新しい曲に取り掛かるとして、
月2回のレッスンで計算すると、
6~7回程度のレッスンで
交流会当日を迎えることになります。
完成度高く頑張って仕上げて弾くのか、
その時に出来ている範囲で弾くのか、
それとも、
以前レッスンした曲からチョイスするのか、
交流会用に難しい曲にチャレンジするのか、
長い曲にするか、短い曲にするか、…など、
どういった姿勢・選曲で臨むかによって、
今後のレッスンの進め方も変わってきます。

「こうしたい!」「あれ弾きたい!」
など、ご希望がある方は、
レッスンの際に聞かせて下さいね。
「どうしたら良いんだろう?」
という方も相談に乗りますョ。
特に交流会に向けて何かに取り組まなくても、
通常通りの内容&ペースでレッスンを続け、
その時に弾けているものを弾く、
というスタイルも勿論OKです。

「テスト勉強は前日夜に一夜漬け」
「夏休みの宿題は最終日に泣きながら」
学生時代はそんなだった私。(苦笑)
さすがに大人になって、
≪計画的な行動≫を心掛けるようになった
…とはいえ、
その素質はいまだ健在。(´д`lll)ウーム。
皆さんを見習って、交流会を視野に入れて
私も今からコツコツ準備をし始めることにします。
楽しい会にするために、私も頑張るぞッ!

選曲などのご相談以外にも、
交流会に対するアイデアなどがありましたら
是非お聞かせ下さいね~♪

メトロノームを使おう2015/02/23

ピアノの練習には欠かせない相棒と言えば、
そう、メトロノーム!!
あのカチ…カチ…と振り子が揺れるヤツです。
あ、今はデジタルが多いのでピッピッかな?(笑)

知ってるけど持ってない?
電子ピアノに「機能」としてあるけど使ってない?
あらら。ぜひ用意して下さい!
今日から使って下さい!!
ということで、今日はメトロノームのお話し。

”メトロノームを使った練習”は、
通常は「正確な一定のテンポで弾くこと」を
目的としていますが、必ずしも
「1曲を通して正確なテンポで弾けるようにすべき!」
というわけではありません。
また、「正確なテンポで弾ける=良い演奏」
というわけでもありません。
…がしかし、メトロノームを使用することで、

・一定した速度感を養う
・リズム感の強化に役立てる
・自分以外の音を聴いて合わせることを学ぶ
・現状速度や目標速度を数値化して知る

などなど、
多くのことを学び、訓練することができるので、
ぜひ使って頂きたいアイテムです!
私は、メトロノームと仲良くなることは、
上達への近道だと思っています♪

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≪自分都合の”テンポの揺れ”を知る≫

練習曲がある程度、弾けるようになったら、
無理のない速度(ゆっくりめ)に設定して、
メトロノームに合わせながら練習してみましょう。
いざ弾き始めてみると、部分的に速く感じ、
メトロノームに合わせるのが精一杯になったり、
逆に弾きやすい箇所はどんどん速くなって
自分でブレーキをかける感じになったり…。
そんな風に感じる部分があるはずです。

普段、いかに「自分の都合」により、
テンポを揺らして(自由に)弾いているか、が
わかると思いますよ。
「3連符になるとリズムが走る(速くなる)」
(↑これ、私のこと)
「休符を待ちきれず弾き始めてしまう」など
自分の悪い癖や傾向を知り、
それ意識して弾くことで矯正ができたり、
遅れがちだった箇所を抜き出し反復練習する、
など、ポイントを絞って練習メニューを
新たに組むことができます。

≪音を聴く・音に合わせる≫

また、いざ弾き始めてみたら、
「メトロノームなんてそっちのけ」
という状況もよくあります。
合わせるも何も、
メトロノームの音を聞いちゃいない、
…というケースです。(´д`lll)
この場合、音楽を奏でているというより、
「指を動かす作業」を必死に行なっている、
という状態なので、
メトロノームの音を聴く余裕が無いんですね。
こういった場合、自分の弾いている音にも
耳を傾ける余裕が無いことが多いです。
つまり、音を鳴らしているだけで、
まだ弾けているとは言えない、ということ。
「弾きこなせているか」の判断材料になります。

「いずれ誰かと一緒に演奏してみたい」と
思っている人にとって、
メトロノームを使った練習はとても役立ちます。
自分が弾くピアノの音以外にも耳を傾け、
それに合わせることが出来なければ、
自分勝手な演奏になり、
セッションで他のメンバー達に
迷惑をかけてしまいますからね。
「メトロノームさん」と一緒にセッションしている、
という気持ちで練習に励みましょう♪

≪テンポを知る≫

新しく知らない曲の譜読みに入ったので、
楽譜を広げてみたら黒い音符がいっぱい。
それだけで「うわぁ、なんだか速そう~」と
思ってしまうことありませんか?
それ、何となくイメージで
勝手にそう思っているだけかもしれませんよ。
実は、曲の始まり部分に「Largo」と書いてあり、
非常にゆったりしたテンポの曲だった、
なんてこともあるんです。

書いてある速度記号や速度標語で
その曲の速さを確認し、
それは一体どの位のテンポになるのか
メトロノームを実際に鳴らしてみて、
曲の始まりを軽く弾いてみると、
(または旋律を口ずさんでみると)
その速度から、曲の雰囲気や
仕上がりがイメージできますね。

※速度記号は、
「M.M.=80」「四分音符記号=110」のように
目安となるメトロノーム数値が記されています
※速度標語は、
「Moderato」「Allegro」のように
言葉(伊語)で速さの指定が書いてあります

≪リズムの練習・強化≫

メトロノームの使用は、
曲を弾く時だけとは限りません。
裏拍で鳴らしてジャズの練習に役立てたり、
複雑なリズムで譜読みに苦労する時に、
ガイドの拍としてメトロノームを鳴らしながら、
リズム読みをしたり、拍子感を養ったり…。
また、「80のテンポで弾けるようになったから、
明日からは85で挑戦してみよう」など、
具体的に目標を数値化することで、
練習の”やる気”にもつながります♪

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メトロノームの音が邪魔!うるさい!
ズレてくるからイライラする!
ムキーッヽ(`Д´)ノ

…なんて、言わないで。(笑)
私も子供の頃はメトロノーム大嫌い!でした。
だから、その気持ちはわかります。
でも、それって結局、
「自分のことで精一杯」だったり、
「自分勝手な演奏」という状態なんです。
つまり、弾けていない証拠。
それを認めたくないから、
メトロノームを悪者にして
「うるさーい!」って思っちゃうんですね。

メトロノームを上手に使い仲良く慣れた時、
アナタのピアノのレベルやテンポ感は、
きっと一段上がっています。
是非とも練習に役立てて下さいね。
「使い方をもっと詳しく教えてほしい」
「色んな種類があるけど、どれが良いの?」
など、質問がある方は、
レッスン時に遠慮なく聞いて下さい!