ピアノの先生は『ドクター』? ― 2023/10/18
時々、ピアノのレッスンを終えると
「はぁ~、すっきりした~!
何だかカウンセリングを受けた気分」
と、言われることがあります。
自宅練習の際に、
上手くできずに悶々と抱えていた
悩みや困りごとが解決されて、
気分が晴々するんだそうです。(笑)
そして、これもよく言われること。
「処方箋も貰ったし、これで大丈夫」
これは、治療(レッスン)を終えて、
練習方法が明確になったし、
これで治りそう(上手くいきそう)!
という感じらしい。(´ー`)
私にとって、
レッスン後のこんな会話が
とても嬉しく、幸せな時間です。
***
生徒さん達の
『ミスをする/上手く弾けない/できない』
という悩みに、
何ができるか?どうアプローチするか?
うまくいかない現状を把握し、
その原因を探り、解決策を見つけ、
できそうなことを具体的に提案する。
私は、これこそが
ピアノの先生の仕事だと思っています。
(これまでも度々書いていますが…)
そこに加えて、
何でもスラスラとお手本演奏ができちゃう、
というのが理想ですね。
(まだまだ頑張らねば!!汗)
「ここ、弾けてないですね。
家でよく練習してきてください。
はい、では、また次回レッスンで~」
そんな指摘だけをされたところで、
「はぁ、そんなことはわかってます」
と言いたくなりますよね。(笑)
あ、ちなみに「指摘」も大事ですよ。
間違いや、変な癖、妙な解釈、など、
生徒さん本人が気づいていないことは
案外多いので。
ですが!!
大切なのは、その指摘の先。
「何故そうなる?」
「じゃぁどうすれば?」の部分です。
少なくとも私は、
ピアノ教室の運営方法や、
ピアノの指導法というものは、
学生時代には習いませんでした。
(今現在のカリキュラムはわかりません)
今は、ピアノ教室コンサル業、
先生向けのセミナーや勉強会もあるし、
そういった活動が中心の団体もあるので、
仲間を増やしたり、
指導法などを学ぶために
せっせと通われる先生方も
多くいらっしゃるようですが、
もともと「所属」「団体」を嫌う体質。
(協調性がない、ともいう)なこともあり、
私は自分の身体を使って勉強し、
独学で道を切り開いてきました。
自分自身の「弾けない/できない」に対し、
何が起きてる?何故?何、なんで?
どうすれば?弾けている人と何が違う?
身体のどこ使う?どう使う?
と、とことん向き合い、
掘り下げまくって1つずつ解決していった
自らの経験が、今の指導スタイルに
繋がっているんだと思います。
簡単に言えば、「演奏の才能がなく、
下手で苦労したからこそ教えられる」
ってことですかね。(苦笑)
うぅ、厳しい現実。(;´Д`)
「なんで出来ないの!ほら、こう!」
「もっと歌って!喜びを感じて!」
(スラスラ~♪先生のお手本演奏)
こういった感じの、
抽象的&感覚型のレッスンを
受けてきた方は多いと思います。
私もその1人。
どの先生も演奏能力が高く、
素晴らしい経歴の持ち主で、
それは見事なウットリするお手本を
よく弾いてくださいました。
で、その先生の音をよ~く聴いて、
それを再現しようと頑張っても、
「違う!こう!(再びお手本演奏)」
の繰り返し。
えぇっと…(-_-;)
ず~っとピアノは好きだったけど、
レッスンを「楽しい!」と
感じたことがなかったのは、
自分が納得する「なるほど」の感覚や
「指導で明確に変わった」という感覚を
得られなかったからなんじゃないかな、
と、私自身は思っています。
音楽を学ぶ者にとって、
抽象的、感覚的なことは非常に大切。
音に情緒的で微妙な意味合いを持たせたり、
出したい音のイメージを膨らませることは
音楽に艶や彩を与えることになり、
ものすご~~~~く大切。
でも、その曖昧な音の雰囲気を
自分の身体を使って表現するには、
具体的な方法を知っていることが
必要不可欠なはずです。
「抽象的」と「具体的」はセット。
このどちらも、演奏技術の向上には
必要なことだと思います。
しかし、出したい音のイメージが
仮にあったとしても、それに適した
具体的な解決策や練習方法を、
生徒さん側が自力で見つけて
正しく取り組むって、
あまりにも難しいし、ハードルが高い!
だからこそ、
『ドクター』みたいなピアノの先生が
必要だと思っています。
***
大人のピアノ学習者の皆さん、
あなたは、レッスンを受けて
「練習したらもっとできそう気がする!」
「気分スッキリ。納得!」という
晴れやかな気分になれていますか?
もしも、モヤモヤしているなら、
私に(他教室の人は習っている先生に)、
「具体的に何をどうすれば良いんですか?」
と質問してみてくださいね。
「おぉ!そんな風に悩んでいるのね?
よっしゃ、一緒に考えましょうー!」
と、どの先生も
俄然やる気を発揮してくれるはず。
(そうであってくれ!)
たくさんのピアノ学習者が
内容の濃い、充実したレッスンを
どうか受けられますように…☆
「はぁ~、すっきりした~!
何だかカウンセリングを受けた気分」
と、言われることがあります。
自宅練習の際に、
上手くできずに悶々と抱えていた
悩みや困りごとが解決されて、
気分が晴々するんだそうです。(笑)
そして、これもよく言われること。
「処方箋も貰ったし、これで大丈夫」
これは、治療(レッスン)を終えて、
練習方法が明確になったし、
これで治りそう(上手くいきそう)!
という感じらしい。(´ー`)
私にとって、
レッスン後のこんな会話が
とても嬉しく、幸せな時間です。
***
生徒さん達の
『ミスをする/上手く弾けない/できない』
という悩みに、
何ができるか?どうアプローチするか?
うまくいかない現状を把握し、
その原因を探り、解決策を見つけ、
できそうなことを具体的に提案する。
私は、これこそが
ピアノの先生の仕事だと思っています。
(これまでも度々書いていますが…)
そこに加えて、
何でもスラスラとお手本演奏ができちゃう、
というのが理想ですね。
(まだまだ頑張らねば!!汗)
「ここ、弾けてないですね。
家でよく練習してきてください。
はい、では、また次回レッスンで~」
そんな指摘だけをされたところで、
「はぁ、そんなことはわかってます」
と言いたくなりますよね。(笑)
あ、ちなみに「指摘」も大事ですよ。
間違いや、変な癖、妙な解釈、など、
生徒さん本人が気づいていないことは
案外多いので。
ですが!!
大切なのは、その指摘の先。
「何故そうなる?」
「じゃぁどうすれば?」の部分です。
少なくとも私は、
ピアノ教室の運営方法や、
ピアノの指導法というものは、
学生時代には習いませんでした。
(今現在のカリキュラムはわかりません)
今は、ピアノ教室コンサル業、
先生向けのセミナーや勉強会もあるし、
そういった活動が中心の団体もあるので、
仲間を増やしたり、
指導法などを学ぶために
せっせと通われる先生方も
多くいらっしゃるようですが、
もともと「所属」「団体」を嫌う体質。
(協調性がない、ともいう)なこともあり、
私は自分の身体を使って勉強し、
独学で道を切り開いてきました。
自分自身の「弾けない/できない」に対し、
何が起きてる?何故?何、なんで?
どうすれば?弾けている人と何が違う?
身体のどこ使う?どう使う?
と、とことん向き合い、
掘り下げまくって1つずつ解決していった
自らの経験が、今の指導スタイルに
繋がっているんだと思います。
簡単に言えば、「演奏の才能がなく、
下手で苦労したからこそ教えられる」
ってことですかね。(苦笑)
うぅ、厳しい現実。(;´Д`)
「なんで出来ないの!ほら、こう!」
「もっと歌って!喜びを感じて!」
(スラスラ~♪先生のお手本演奏)
こういった感じの、
抽象的&感覚型のレッスンを
受けてきた方は多いと思います。
私もその1人。
どの先生も演奏能力が高く、
素晴らしい経歴の持ち主で、
それは見事なウットリするお手本を
よく弾いてくださいました。
で、その先生の音をよ~く聴いて、
それを再現しようと頑張っても、
「違う!こう!(再びお手本演奏)」
の繰り返し。
えぇっと…(-_-;)
ず~っとピアノは好きだったけど、
レッスンを「楽しい!」と
感じたことがなかったのは、
自分が納得する「なるほど」の感覚や
「指導で明確に変わった」という感覚を
得られなかったからなんじゃないかな、
と、私自身は思っています。
音楽を学ぶ者にとって、
抽象的、感覚的なことは非常に大切。
音に情緒的で微妙な意味合いを持たせたり、
出したい音のイメージを膨らませることは
音楽に艶や彩を与えることになり、
ものすご~~~~く大切。
でも、その曖昧な音の雰囲気を
自分の身体を使って表現するには、
具体的な方法を知っていることが
必要不可欠なはずです。
「抽象的」と「具体的」はセット。
このどちらも、演奏技術の向上には
必要なことだと思います。
しかし、出したい音のイメージが
仮にあったとしても、それに適した
具体的な解決策や練習方法を、
生徒さん側が自力で見つけて
正しく取り組むって、
あまりにも難しいし、ハードルが高い!
だからこそ、
『ドクター』みたいなピアノの先生が
必要だと思っています。
***
大人のピアノ学習者の皆さん、
あなたは、レッスンを受けて
「練習したらもっとできそう気がする!」
「気分スッキリ。納得!」という
晴れやかな気分になれていますか?
もしも、モヤモヤしているなら、
私に(他教室の人は習っている先生に)、
「具体的に何をどうすれば良いんですか?」
と質問してみてくださいね。
「おぉ!そんな風に悩んでいるのね?
よっしゃ、一緒に考えましょうー!」
と、どの先生も
俄然やる気を発揮してくれるはず。
(そうであってくれ!)
たくさんのピアノ学習者が
内容の濃い、充実したレッスンを
どうか受けられますように…☆
本気でピアノで遊んでます! ― 2023/10/31
少し前になりますが、
録音用の機材を新調しました。
わーい、わーい。ヽ(゚∀゚)ノ
これまで、
自分の演奏を客観的に振り返り
練習に役立てる際や、
「なるべく良い演奏を残しておこう!」と
自分なりの完成形になった時点で、
たびたび録音をおこなっていましたが、
その方法に至っては、
極めてテキトー。無頓着。(笑)
自分が弾いている椅子の横に
スマホ(iphone)を置いて、
ボイスメモアプリを開いて、
録音の赤ボタンをポチっとな、
…というスタイルだったのです。
当然、音は割れまくり。
ビチャーーン!!っとした感じの音。
もちろん、これで満足していた
わけではありませんが、
ピアノ横にスタンド建てて、
マイクを屋根脇から差し込んで、
それをミキサーに繫いで、
更にPCとも繋いで…なんて考えたら、
良い音になるのはわかるけど、
大掛かりでちょっと大変。
予算的にも大変。
というわけで、これまで通り
iphoneのボイスメモを使いつつ、
もう少し音質を良くするために
何とかならないものか?と
検討した結果、スマホに繫いで
外部マイクとしても使える
『TASCAM DR-07x』を購入。
(※生産終了しているようです)
さぁ、これで、もう少しマトモな音で、
演奏を残しておけるぞ~!と
やる気もUP↑↑
ただいま、マイクをどの位置に置くか、
入力レベルをいくつにするか、
リバーブをどの程度かけるか、など、
少しずつ設定を変えながら
何度もテスト録音を繰り返しつつ、
遊んでいる(?)最中です。
***
しかし、まぁ、遊びとはいえ、
「録音をする」って、
やっぱりものすごい練習になる!!!
改めて実感しています。
だって、いざ録音!ってなったら、
やっぱり最後までミスはしたくないし、
音色、音のバランスにはこだわりたい。
だけど、伸びやかに気持ちよく弾きたい。
そして、ピアノの音以外の
雑音はなるべく入れたくない。
そうなると、めちゃめちゃ難しい。(笑)
ものすごい集中して演奏することになる。
普段、弾けているようで、
うまいこと誤魔化せていた箇所なんて、
途端にミス連発。(;´Д`)
これって「弾きこなせている」ではなく、
「弾けることがある」な状態。
これじゃ~良い演奏は残せない。
何も考えずに弾けていた所ですら、
「あれ?この指で弾いてたっけ?」
なんて、ふと気なったら、
次の瞬間に妙に音質が固くなったり、
音楽の流れがよどんだり…。
極めつけは、
ほぼ無音のとても静か&繊細な箇所で、
丁寧に弾くために身体を動かしたら
その体重移動で椅子が
ギィ…ギシ…。
あうぅ~~~~~(T_T)がっかり。
ここまで良い感じで弾けていたのに~。
あと、数小節で終わりだったのに~。
なんてことも。(苦笑)
たとえ間違えずに最後まで弾き切っても、
「ノーミス=良い演奏」とは限らないので、
やはり自分自身が納得のいく演奏って
そうはできないものです。
人前での演奏が決まっている楽曲なら、
普段から本気の練習をしているので、
完成度が高い状態での録音となりますが、
「よし、弾けるようになったから録ってみよう」
というレベルだと、
まだまだ練習が甘い!!と痛感。
***
そんなわけで、最近は時間を見つけて、
チマチマと録音して遊んでいます。
「遊び」と言いながらも、
練習を伴うかなり本気の遊び。
大人が夢中&真剣になって、
本気で遊ぶことができるって
幸せなことです。
そして、その遊びが練習を兼ねて、
少しずつ自分の実力になっていく。
ムフ(*´m`*) 良いことだらけ。
自分の作曲したピアノ楽曲を
これまでは譜面に残しているだけでしたが、
今後は自らの演奏音源とともに、
楽譜とセットで残せたら良いなぁ~。
夢が膨らみます♪
皆さんも、曲が仕上がってきたら
「遊び」のつもりで録音をしてみましょう。
録音をすることで、
自分の演奏を客観的に聴けますし、
そこから学べることは本当に多いです。
そして、良い状態の演奏が録れて、
音源として形に残せた時には、
『自分の記録』にもなりますし、
「ここまで弾けるようになったんだ!」と、
これまでを振り返って感動したり、
その音源が、宝物のように
思えることもありますよ。
本気のピアノ遊び、
オススメします。
録音用の機材を新調しました。
わーい、わーい。ヽ(゚∀゚)ノ
これまで、
自分の演奏を客観的に振り返り
練習に役立てる際や、
「なるべく良い演奏を残しておこう!」と
自分なりの完成形になった時点で、
たびたび録音をおこなっていましたが、
その方法に至っては、
極めてテキトー。無頓着。(笑)
自分が弾いている椅子の横に
スマホ(iphone)を置いて、
ボイスメモアプリを開いて、
録音の赤ボタンをポチっとな、
…というスタイルだったのです。
当然、音は割れまくり。
ビチャーーン!!っとした感じの音。
もちろん、これで満足していた
わけではありませんが、
ピアノ横にスタンド建てて、
マイクを屋根脇から差し込んで、
それをミキサーに繫いで、
更にPCとも繋いで…なんて考えたら、
良い音になるのはわかるけど、
大掛かりでちょっと大変。
予算的にも大変。
というわけで、これまで通り
iphoneのボイスメモを使いつつ、
もう少し音質を良くするために
何とかならないものか?と
検討した結果、スマホに繫いで
外部マイクとしても使える
『TASCAM DR-07x』を購入。
(※生産終了しているようです)
さぁ、これで、もう少しマトモな音で、
演奏を残しておけるぞ~!と
やる気もUP↑↑
ただいま、マイクをどの位置に置くか、
入力レベルをいくつにするか、
リバーブをどの程度かけるか、など、
少しずつ設定を変えながら
何度もテスト録音を繰り返しつつ、
遊んでいる(?)最中です。
***
しかし、まぁ、遊びとはいえ、
「録音をする」って、
やっぱりものすごい練習になる!!!
改めて実感しています。
だって、いざ録音!ってなったら、
やっぱり最後までミスはしたくないし、
音色、音のバランスにはこだわりたい。
だけど、伸びやかに気持ちよく弾きたい。
そして、ピアノの音以外の
雑音はなるべく入れたくない。
そうなると、めちゃめちゃ難しい。(笑)
ものすごい集中して演奏することになる。
普段、弾けているようで、
うまいこと誤魔化せていた箇所なんて、
途端にミス連発。(;´Д`)
これって「弾きこなせている」ではなく、
「弾けることがある」な状態。
これじゃ~良い演奏は残せない。
何も考えずに弾けていた所ですら、
「あれ?この指で弾いてたっけ?」
なんて、ふと気なったら、
次の瞬間に妙に音質が固くなったり、
音楽の流れがよどんだり…。
極めつけは、
ほぼ無音のとても静か&繊細な箇所で、
丁寧に弾くために身体を動かしたら
その体重移動で椅子が
ギィ…ギシ…。
あうぅ~~~~~(T_T)がっかり。
ここまで良い感じで弾けていたのに~。
あと、数小節で終わりだったのに~。
なんてことも。(苦笑)
たとえ間違えずに最後まで弾き切っても、
「ノーミス=良い演奏」とは限らないので、
やはり自分自身が納得のいく演奏って
そうはできないものです。
人前での演奏が決まっている楽曲なら、
普段から本気の練習をしているので、
完成度が高い状態での録音となりますが、
「よし、弾けるようになったから録ってみよう」
というレベルだと、
まだまだ練習が甘い!!と痛感。
***
そんなわけで、最近は時間を見つけて、
チマチマと録音して遊んでいます。
「遊び」と言いながらも、
練習を伴うかなり本気の遊び。
大人が夢中&真剣になって、
本気で遊ぶことができるって
幸せなことです。
そして、その遊びが練習を兼ねて、
少しずつ自分の実力になっていく。
ムフ(*´m`*) 良いことだらけ。
自分の作曲したピアノ楽曲を
これまでは譜面に残しているだけでしたが、
今後は自らの演奏音源とともに、
楽譜とセットで残せたら良いなぁ~。
夢が膨らみます♪
皆さんも、曲が仕上がってきたら
「遊び」のつもりで録音をしてみましょう。
録音をすることで、
自分の演奏を客観的に聴けますし、
そこから学べることは本当に多いです。
そして、良い状態の演奏が録れて、
音源として形に残せた時には、
『自分の記録』にもなりますし、
「ここまで弾けるようになったんだ!」と、
これまでを振り返って感動したり、
その音源が、宝物のように
思えることもありますよ。
本気のピアノ遊び、
オススメします。