「当教室ならでは」の特典2024/03/29

ブログの3/10の記事
「音楽理論は演奏に必要か?」
を読んで、

これまで理論って難しそうだし、
別にわからなくても弾けるし、
まぁ、いいや、って思ってたけど、
曲を弾きながら勉強するのも悪くないな

…と、そんな感想を抱き、
レッスンの際に理論について
色々と質問をしてみたそこのアナタ!
うは~、嬉しいことです~。(*´ω`*)
ん、あれ?
でも、何やら浮かない様子。
どうやら、通っているピアノ教室の
先生の反応がイマイチ悪く、
面倒くさそうに対応されたあげく、
適当に濁されたんだとか…。

うぅーん。
これ、残念ながらあり得る話し。

一般的な「街のピアノ教室」で、
趣味の大人の生徒さん相手に
これらのことをせっせと教え、
熱く説明したりする先生って、
圧倒的に珍しい気がする。
かなり少ないんじゃないかな?

そもそも
「学生時代に勉強したっけ…」
という感じで、
理論をすっかり忘れてしまっていたり、
楽曲分析なんてしなくても
弾きこなせるし…という、
ピアノ教師が多いのも現状だろう。
(まさに前記事にある通り)

では、なぜ、Studio*ABE*では
趣味の大人相手に理論的なことまで
積極的に伝えているのか?
楽典や理論を学ぶ必要性については
前記事で書いたけど、
今回は、それ以外の視点から、
改めて考えてみたのでお伝えする。

***

<理由 その1>
生徒さんが皆が大人だから。

一般的に、
子供は頭で理解していなくても、
感覚で音楽を捉えることが得意で、
真似してそれっぽくやってみることにも、
ためらいがなかったりする。
自由に楽しくノビノビと
それらの経験を重ねていき、
後から少しずつ理論的なことや
音楽の中身を勉強していけば良い、
という「時間的猶予」もある。
「間違えたくない(ええかっこしぃ)」
みたいな感情も少ない。

だけど大人は、そうはいかない。
恥をかきたくないし、見栄も張る。(笑)
「まずは、とにかく弾いてみましょう!」
といっても、固まっちゃう。
身体が動かない、
頭で理解し納得して、初めて、
身体へのGOサインがでる、
なんてことは本当によくあるのだ。

そして、
理屈や理由を理解したい欲求。
これは、子供より強かったりする。
そもそも、大人になってピアノを習おう!
と思うくらいだから音楽への興味はある。
興味があるから何となく知っている。
ドミナント、減7、3コード、SUS4…
言葉は聞いたことある。
でも、イマイチわからないし説明できない。
皆、長年にわたりモヤ~っと
「?(ハテナ)」を抱えていたりする。

だったら、同時に、
知っちゃえばいいじゃーん!
学んじゃえばいいじゃーん!

…っということでStudio*ABE*では、
知的好奇心や知的欲求を刺激しつつ、
大人の理解力を最大限に利用して、
「頭でわかる→身体が動く」
になりやすい大人の性質を生かし、
「ピアノを弾く技術」を教えることと並行して
理論的な内容もお伝えしているってワケ。
私的には「大人にこそ理論を」と思うのだ。
(但し、頭でっかちには注意!!!)

<理由 その2>
Studio*ABE*のレッスン方針、
教室に対する私の理念が、
 「音を鳴らす」から「音楽を奏でる」へ。
 「曲が弾ける」より「ピアノが弾ける」を
 目指してほしい!
だから。
(教室のサイト内LESSONページに明記)

楽典は音楽の基礎知識、
音楽理論は、音楽の流れに関する
構造やルールなどを学ぶもの。
(↑ざっくりな説明です)
それを少しでも勉強して、
音楽の決まりごとや、音楽の型、
響きの種類とそれらの繋がり、
などを知っておけば、
練習効率はUPするし、
他の曲での応用も利くようになる。
例えば、譜読みがラクになったり、
先の音が予測できるようになったり、
その和音の響きの持つ意味(効果)が
感じられるようになり、
結果、音楽の解釈が深まり、
それによって表現の幅が広がる、
…と、嬉しいことがたくさん!

いくら難しい曲を弾けていても、
もし、その曲1曲しか弾けなかったら、
それを「ピアノが弾ける」とは言わない、
と私は思っている。
「その曲が弾けた」だけ。
Studio*ABE*の生徒さんには、
音楽の内側・理論的なことも知って、
もっと深く&大きな意味で
「ピアノが弾ける」「音楽を奏でられる」を
目指してもらいたい!!
これが私の願いであり、
楽典や理論を積極的に取り入れる理由。

<理由 その3>
単純に、私が好きだから。

学生時代、
楽典、聴音、和声、楽曲分析など
音楽教科の成績は優秀なほうだった私。
どういうわけか小さな頃から、
音楽の仕組みを知ること(=勉強)は、
楽しくて大好きで、
更に、それと実際の音楽・演奏を
結びつけて考えることが得意だったのだ。

受験や単位習得のために勉強し、
知識を入れるだけ入れても、
実践で使って実感を伴わないと、
理論が感覚的には結びつかず、
(↑頭でっかちな状態ですね)
結局のところ、どういうことなのか?が
あやふやな状態になり、
そして、やがて忘れてしまう…
音大などで理論を勉強した人でも、
そんな状態の人が多いと思う。

世の中にはたくさんのピアノ教室がある。
大人を教えているところも増えた。
音大のピアノ科を出ていれば、
ピアノ演奏が上手くて当たり前で、
私からしてみれば、巷のどの先生も、
みんな私より上手いなぁ~、スゴイなぁ~
と、思える素晴らしい経歴と腕前。
そんなゴロゴロといる凄い先生達が
みんな、そこかしこで教室を開いている。

そんな中、
華やかで輝かしい経歴ゼロ(汗)の私が、
ピアノ教室の運営で生き抜いていくには、
「自分ができること」「自分の強み」
を、生かしていくことが大切!
つまり、「私ならでは」のレッスンを
追求していったら、今のスタイルになった
(=音楽理論などにも踏み込んだ内容)
と、いうワケ。

***

理論への興味の ある/ない、は
人によって差があると実感していますが、
大人のピアノレッスンで
理論的なことにまで踏み込むスタイルは、
「Studio*ABE*ならでは」の
特色でもあると思うので、
これを”お得な特典”だと思って(笑)
「ふむふむ」と知識を深めて、
ご自身の奏でる音楽へと
生かしていただければ嬉しいです。


≪ 重要 ≫
ピアノは、知識だけを深めても
決して弾けるようにはなりません。
私は、頭でっかちになることを
まったく「良し」とは思っていません。
「理論を知ること(知識)」と
「ピアノを弾くこと(技術)」は
同じくらいに大切なこと。

どちらもバランス良く学びましょう!!

何のため?誰のため?2020/11/09

・飲み込みが遅くて
・練習時間がなかなか取れなくて
・指導されたようにはすぐ出来なくて
・要領、物覚えが悪くて
こんな私が
ピアノを続けていいのだろうか?
先生も迷惑に感じているのでは?
教室のお荷物になっているのでは?
申し訳ない気持ちになってくる。

時々、こんな気持ちを
ポロっと口にする方がいらっしゃいます。
真面目で周りへの気遣いができ、
優しい方に多い印象です。

ダイジョーブ!!
素直な心でレッスンを受けて、
家でやれる範囲で復習(練習)をして
たとえ超スローペースだとしても
できるようになったこと、や
弾けたことに喜びを感じ、
「レッスン楽しい!」「ピアノ好き!」
と生徒さん自身が思えているのであれば、
私としてはこんなに嬉しいことはなく、
それだけで充分。(´ー`)
どの方のレッスンも、いつも
楽しみながらやらせてもらっています。
だから堂々としていてください。

ちなみに。
迷惑&困ったやりにくい生徒さんは
・ドタキャン、遅刻、変更が多い
・月謝の滞納
・話を聞かず自分勝手な言動
・口だけ立派で行動が伴わない
・不機嫌、眠そう、横柄な態度

こうでない限り、大丈夫ですよ。(笑)

***

私がピアノを教えていて
何より悲しく残念なことは、
「ピアノがツライ。楽しくない」と
生徒さんが感じるようになってしまうこと。

『ピアノ教師』の仕事は
「ピアノを教えること」ですが、
ピアノの弾き方、楽譜の読み方を
教えさえすればそれでOK、ではない!
と私は思っています。

特に大人のレッスンでは、
・なかなか確保できない練習時間
・思うように動いてくれない指
・頭でっかちになりがちな豊富な知識
・できないことを認めたくないプライド
・続く体調不良
などなど…

様々な要素が複雑に絡みあっているので、
その時々、その人に合わせ、
状況を理解したり、心に寄り添ったり、
その時にやれるメニューを提案したり、
といった”サポートのスキル”が必要だと
日頃から強く感じています。
ピアノ先生でありながら
我ながらカウンセラーの先生みたいだな、
と感じることも多いです。(笑)

世の中には色々な教室があるので、
 ハァ?仕事が忙しい?
 最近、体調が優れない?
 んなこと知るかッ!
 弾けるように練習してこーーい!
 練習できていない人のレッスンは
 苦痛だし時間の無駄!
というタイプの先生もいらっしゃいます。

実際に、
「練習しにレッスンに来るなら帰りなさい」
「それを聴かされる身にもなって頂戴」
「(無言で譜面を閉じられる=強制終了)」
などの経験が自分にはあったりします。
まぁ、その…私の場合は、
音楽を専門に学んでいく立場のクセに
遊んでばかりで練習していない状態で
ヘラヘラとレッスンに行っていたから、
自業自得なんですけどね。
アハハ。(汗)

***

大人の生徒さん達は
その殆どが趣味でピアノを習っています。
たくさんの希望と不安を胸に
Studio*ABE*を選んで一歩を踏み出し、
習いにきてくださった方々です。
そんな生徒さん達を
「ピアノがツライ」「レッスンが苦痛」
「先生が怖い」などという
気持ちにさせてはいけないと思っています。

練習ができていなければ、
できていないなりに。
忘れてしまったら、何度でも。
飲み込みにくいようなら、違うアプローチで。
やり方は色々とあるはずです。
「私は大人のレッスンのプロである!」
という意識で皆さんと向き合っています。
だから「迷惑かな?申し訳ない…」
なんて思わないでくださいね。

ただし!
1つだけ気を付けてほしい
注意点があります。

「先生に申し訳ない」「お荷物かな」
などと思ってしまう時って、
”自分の気持ち”を置いてけぼりに
してしまっていることがあります。
いつの間にか
自分がピアノを楽しむことよりも、
「私(先生)を喜ばせるために頑張ろう」
みたいになってしまっていたり、
「皆はすぐにできるんだろうな」など
他人と比べていたりして、
のんびりピアノを楽しむことを
自分で無意識に
禁止していることがあるんです。
いわゆる”自分の軸”がぐらついて
他者に意識が向いている状態、ですね。
こうなるとピアノを学ぶことが
苦しくなってしまうと思います。

私は、ツラツラと書いてきた通り、
生徒さんがピアノを楽しんでくれていれば、
それだけでホント嬉しいし、幸せ。(*´ω`*)
上手い下手、進度なんて関係なく
ピアノを教えることが大好きなんです。
だから、毎回のレッスンを
心から楽しんでいます。
それを、
「本当に?」などと疑ったりする必要は
これっぽっちも無いですし、
「ごめん、先生~(泣)」なんて
思わなくていいんです。

本来はこうだから、普通はこうだから、
他の人はこうだからとか関係ありません。
練習ができていない自分も、
言われたことがすぐにできない自分も、
全部許してOK!
「こうでなくちゃいけない」なんて
自分自身を縛らないで。
不安になった時は、
純粋に自分に問いかけてみてください。

「ピアノを弾くことが楽しいか?」
「レッスン時間が楽しいか?」

自分自身がピアノで
「喜び」を感じられていれば、
それで大丈夫。(´ー`)ノ

さぁ!
今日も一緒にピアノ楽しみましょう~。
レッスン室で待っていますね。

教室のロゴマーク2017/02/20

Studio*ABE*のホームページデザインを
全体的に手直ししました!
(PC閲覧用のWEBページです)

ウェブデザイン素人の私が
テンプレートなどを使わずに、
なんせ1から作っているので、
プロが見たら「何じゃこりゃ」な
感じだとは思いますが、
手直しをして以前より
少しはマシになったかな?(笑)
今回も、「大人向けの教室である」
という雰囲気を出しつつ、
男性にも抵抗なく受け入れてもらえる
色合いとデザインを心掛けて作りました。

デザインを変えただけで、
各ページの内容(文章など)は
殆どそのままです。
レッスン方針や教室の案内など
教室の「軸」となる部分に
変更はありませんのでご安心ください。

先日のブログ記事で少し書きましたが、
教室のロゴマークを考え作ったので、
そのマークをホームページのほうにも
使いたかったのです~。(^-^)
ホームページのトップページ下部に
教室のロゴマークが意味すること
(=マークに秘められた私の想い)が
綴ってありますので、
お時間ある方は見てみて下さいね。

一応ブログでもお伝えしておきます。
以下、ホームページより。

===≪ロゴマークについて≫======

「親切&丁寧にレッスンを致します」
という私の気持ちを表した
ハート形のフォルム。
鍵盤はピアノを弾く「技術」、
五線譜は音楽を理解する「知識」を
それぞれイメージし、
その重なりは技術と知識の
バランスのとれた融合を意味しています。
また、地道に練習を繰り返す、
以前習っていたピアノに再挑戦する、など
「諦めずに何度でもトライしてもらいたい!」
という願いを込め、
五線譜には”繰り返し記号”を用いました。
私の自作デザインです。

===================

~スマホで見る場合~

現在、スマホから
ホームページにアクセスすると、
自動的にモバイルサイトが表示されます。
スマホでPC版を閲覧したい方は、
モバイルページの1番下にある
「PC版を閲覧」をタップしてください。
(各ページ毎タップする必要があります)

華やかな経歴はないけれど2016/10/06

私には輝かしい経歴はありません。

よくピアノの先生のプロフィールって、
○×コンクールで△賞受賞 とか、
海外での留学経験あり とか、
◇△協会会員 とか、
色々と書いてありますよね。
私、そうゆうの一切ありません。(笑)

コンクールなど受けたことないですし、
学生時代はここで何度も書いている通り
かなり不真面目な生徒だったので、
(音楽で遊んでいた感じです…)
ピアノも声楽もそこそこで、
素晴らしい成績は残していません。
そして、「どこかに所属する」というのを
あまり好まない性分なため、
どこかの団体に属したこともありません。
当然、「プロの演奏家です」なんて
名乗れません。食べていけません。(汗)

まったく無名の街のピアノの先生です。

実は、以前、
「尊敬する○○先生(有名な方)に
ピアノを習えることになったので
ここの教室、今月で辞めます」
と、ある日突然メールで言われ
レッスンを終了したことがありました。

「演奏活動もしているスゴイ先生」
「CDも出してる有名な先生」と、
「無名な自分」を比べることが
そもそも間違いだとはわかっていますが、
その時は、その生徒さんのために
教材を作ったり、カリキュラムを組んだり、
一生懸命やってきたレッスンは
いったい何だったんだろう…、と、
悔しさだか虚しさだか何だわからない
後味の悪いモヤ~っとした気分になり、
正直、かなり凹みましたねぇ。(´д`lll)

そのことがあってから、いろいろ考えました。
私は何に凹んでいるのか?
生徒さんが自分のもとを去ったから?
尊敬する先生に習うことになったのに、
喜んであげられない自分の心の狭さ?
自分が無名であることが悔しい?
じゃぁ、自分は有名になりたいの?
自分には何がある?
自分の強みって何?
自分のやりたいことって何?
と。

…え?答え?

まだ、出ません~。(笑)


でも、無いもの尽くしな私ですが、
「これはある!!!」と、
胸を張って言えることがある、
ということに気付きました。

「音楽&ピアノが大好き!」
「教えることが好き!」
という気持ちはもちろんですが、
大人にピアノを教えることに対する
≪意欲と情熱≫です。
これはシッカリと持っています!
無名だし、輝かしい経歴はないけれど、
「大人を専門的に長年指導してきた」
という実績があります!(^-^)v

大人に適した指導やアプローチの方法、
説明やアドバイスの伝え方、
個別に対応できるだけの引き出しの数、
大人が望む「ピアノのレッスン」とは
どういったものなのか?
大人にとっての「ピアノの先生」は
どういった存在が理想的か?などなど、
自分なりに考えて、勉強&研究し、
1から積み上げてきたものがある!!
と、気が付いたんです。

世の中には、
「大人のレッスンはつまらない」
「大人を教えるのは面倒くさい」
「適当に褒めて気分良くさせておけば良い」
と思っている先生がいたり、
そもそも「実は教えることは好きじゃない」
という演奏活動メインの先生がいたり、
子供の数が減り始めたから
大人「も」教えるようになった、という
時代の流れと生徒人数確保のために
大人の指導を始めた先生がいたり…と、
さほど≪意欲・情熱≫を持つことなく、
大人を対象にピアノを教えている教室が
残念ながら、あるんですよね。

※もちろん多くの先生は、
大人の指導にも情熱をもって
取り組んでいると信じたいです!

そしてまた、習う側の生徒さんのほうも、
ピアノ教室を探す際に、
「海外留学やコンクール受賞歴の有無」
を重要視したり、
「演奏家として活躍している人に習いたい」
「有名なスゴイ先生の指導を受けたい」
という希望があったりするんですね。

考え方、感じ方は、人それぞれ。

こんな私に対して、
「ピアノ、楽しい~」と笑顔を見せてくれて、
「レッスンに来るのが楽しみなんですよ」
と言ってくれる大人の生徒さん達がいます。
それだけで充分じゃない?
しかも、大学時代に夢として掲げていた
「大人のためのピアノ教室を開くこと」が
今こうして叶っているわけだから、
これってホントに幸せなことだよね。

そう思ったら、いつの間にか
凹んでいた気持ちはスッと消えていました。

「先生のピアノの音色に涙がでるの」
と、言ってくださる生徒さんがいます。
いつも私のことを(過剰に)褒めてくださり、
歯の浮くような恥ずかしくなる言葉を
たくさんかけてくださいます。
お世辞だとわかっていても、
嬉しいものです。
そんな風に言ってもらえるのは、
ありがたいことだなぁ、と思うと同時に、
その言葉に見合う自分にならなくては…と、
ピリッと気が引き締まります。

今、自分にできることを精一杯やる!
そして継続する。
華やかでなくても、輝かしくなくても、
いつか振り返った時に、
しっかりとした1本の道ができているはず!

はず…。
だよね。


そうだと、いいな。(笑)

著作権侵害は犯罪です2015/06/14

キャッチコピーやコンセプト、方針・内容など、
Studio*ABE*のサイト内の文章を無断転載し
あたかも自分の想いを綴ったかのように
ホームページを作り、生徒募集を行なっている
ピアノ教室があります。

これは著作権侵害にあたり、犯罪です!
(本日の記事はホームページ内にも載せました)
=======================

つい先日のことです。
Studio*ABE*の教室の雰囲気や
レッスン方針、内容をお伝えするための
キャッチコピーをはじめとする各ページの文章が
無断で盗用されいることがわかりました。
「大人を専門に指導する」と謳い、
当サイトと同じ文章を用いて
生徒募集を行なっているその教室の講師は、
大変ショックなことにStudio*ABE*に
一時期、3ヵ月ほど通われていた
元生徒さんでした。
本当にビックリしました。

当サイト内にある文章は全て、
私がピアノレッスンへの想いを込めて、
時間をかけて考え作り出したもので、
その著作権は私にあります。
何故こういったことが平然と行なえるのか
私には全く理解できませんし、
残念でなりません。

ピアノ教室を探している大人の方々は
数あるピアノ教室の中から、
「どの先生が自分に合うかな?」
「この教室なら通えるかな?」
「ネットで探して大丈夫かな?」と、
ピアノレッスンを始める楽しみと同時に
不安も抱えて教室を探していると思います。
そこに綴られたピアノの先生の言葉を読み、
ホームページの内容や雰囲気から、
その教室を信じて、
「よし!ここに連絡してみよう」と、
1歩を踏み出すわけです。

自分の言葉で想いを伝えない「文章の盗用」は、
これからピアノを習おうと思っている
その方々の「勇気」と「信頼」を
踏みにじる行為であると言えます。
そして、複数のホームページで
同じ文章(講師の想い)が存在するということは、
当サイト側が真似をしている、という
間違った印象や誤解を与えることにも繋がり、
Studio*ABE*の信頼を著しく損ないかねません。
非常に不愉快であると同時に、
生徒さんに対する不誠実な行為に対し
強い怒りを覚えます!!

※彼女に対しては抗議文書を送りました。
 経緯の説明と、サイトの削除
 (または該当文章の削除)、謝罪を求め、
 回答待ちの状態です。

◇無断転載が発覚した場合◇

当サイトで使用している
文章・画像・イラストはすべて
Studio*ABE*が著作権を保有しています。
Studio*ABE*管理者(私)の許諾を得ずに
当サイトの文章・画像などを無断転載、
無断使用することは固くお断りいたします。
これに違反することは著作権侵害にあたります。
無断転載が発覚した場合には
直ちに掲載内容を削除するよう請求します。
速やかに応じて頂けない場合には、
サイト名、サイトURL、管理者を公表するとともに、
法的な手段・手続きをとることも検討いたします。

======================

それにしても、
元生徒さんがこんなことをするなんて…。
がっかり。
はぁ、人間不信になりそうだ。(ノД`)

Studio*ABE*について2014/10/11

前記事『先生も教室もいろいろ』では、
  街には色々なピアノ教室があり、
  教室の特徴、方針などには違いがあり、
  先生のタイプも色々で、
  得意とする事や出来る事が違いますよ~
ということを書きました。
じゃぁ、Studio*ABE*はどうなのよ?
ということで、今回は当教室について書きますね。
すでにウチの教室に通われている方も、
興味がありご覧いただいている方にも、
目を通して頂けたら嬉しいです。(^-^)

====================

Studio*ABE*は、
「ピアノで遊ぶ」を理想のスタイルとし、
ピアノを使っての「遊び心」を大切にしています。
HPをご覧頂ければわかるかと思いますが、
バリバリのクラシック派ではありません。
ジャズは好きですが、
それが専門というわけでもありません。
「大人を専門的に指導している」
というのが、教室としての大きな特徴です。

以前の記事にも書いたと思いますが、
私は幼少の頃より
正統派クラシックピアノを学び始めましたが、
「即興で自由にピアノを弾くこと」や
「ジャズよりのサウンドを奏でること」に
常に喜びや楽しさを感じていたので、
小~中学生くらいになると、
興味あるピアノ曲と言えば、
もっぱらラグタイムやブルースに!
西部劇に出てくる「酒場のピアニスト」に
ものすご~く憧れていました。(*´Д`*)
気に入った音楽を適当に耳で拾い、
雰囲気を真似して、いつも弾き遊んでました。

長年、勉強してきたクラシックピアノが
自分のベースにあることは確かですが、
クラシックはピアノのレッスン(勉強時)のみで、
普段はそれ以外の音楽に親しんでいたので、
音楽に対しては許容範囲が広く、
「かなり柔軟なタイプ」と言えると思います。
そんな経緯があったからなのか、
作曲やアレンジも積極的に行ないます。

曲を「再現するため」には楽譜は必要だけど、
音楽を「奏でる」だけなら楽譜は必要ない、と、
思っているので、その場に楽譜がなくても
適当にピアノを弾いて曲を奏で、
何時間でも遊んでいられます。
ひたすら飽きることなく。(笑)
そう!私にとってピアノを弾くことは、
まさに「遊んでいる」という感覚なんです。
”クラシック一筋”で真面目に
勉強されてきた先生と比べると、
何とも適当で、チャランポランな先生に
思えるかもしれません。(´д`lll)

「楽譜がないと何も弾けない」じゃぁ、
せっかくのピアノがもったいない!
大人の方に、ピアノという楽器を使って、
音楽を総合的に楽しめるようになってほしい!
そう思いながら、日頃の指導にあたっています。

また、私は「どう弾くべきか」より、
本人の「こう弾きたい」を重視しています。
生徒さんの「興味」や「好き」という気持ちに
寄り添う形でレッスンを進めているので、
次のような方には、
もしかしたら不向きな教室かもしれません。

 ・ピアノに思い入れ(好き・憧れ)がない方
 ・弾きたい曲、好きな曲が特にないという方
 ・「楽しさ」より「正しさ」を追求したい方
 ・教科書通りのレッスンを希望する方
 ・先生に「お任せ」「丸投げ」という方
 ・時代背景、解釈、奏法などについて議論し、
  「どう弾くべきか」追求したい方
※各項目はわかりやすくするために
  少々極端な表現で書いています
※基本を蔑ろにしても良い、ということでは
  ありません。

「趣味としてピアノを楽しんでほしい」
「ピアノという楽器そのものを楽しんでほしい」
という思いが土台にあるので、
守備範囲(レッスン内容)はかなり広めです。
しかし、逆を言うと、
「本格正統派のクラシック(orジャズ)で
内容を掘り下げ”上級クラス”のレッスンを!」
となると、専門的に勉強&指導されて、
そちらの方面で活躍されている先生の
指導を受けられた方が(お任せしたほう)が、
生徒さんのためになると思っています。
※このことからコンクールや受験目的の
レッスンはお引き受けしていません

守備範囲を横に広げるだけでなく、
掘り下げ理解を深め、技術の向上を図ること。
そして、常に指導力を磨くよう努力すること。
これが、ピアノの先生として、
私が「すべきこと」だと考えています。
日々精進!勉強&練習あるのみ!
学生時代にサボっていた分を取り戻すべく、
今になってせっせと練習に明け暮れる日々。(笑)
今や「真面目な練習」も遊びの一部となって、
なかなか楽しいもんです。

「ピアノの先生は何でも弾けるはず♪」
…という、
生徒さんが抱く”憧れの先生像”に
一歩でも近づけるよう、私も頑張りますよー!
さぁ。今日も練習だ!!
まだまだ勉強中の私ですが、
皆さんこれからもどうぞ宜しく。

ピアノを楽しみながら
一緒に成長していきましょう~。ヽ( ´ー`)ノ

教室の門を叩く前に2014/07/17

ピアノを始めよう!ピアノを習おう!

…と思ったら、教室の門を叩く前に
ちょっと考えてみてほしいことがあります。
「どんな曲をどんな風に弾きたいの?」
ということ。

◇正統派クラシックのレッスンを希望し、
 原曲で弾けるようになりたいのか?
◇基本的にクラシックが弾きたいけど、
 堅苦しく考えずに進めていきたいのか?
◇両手が書いてある楽譜(2段譜)を使って
 映画音楽やポピュラー音楽が弾きたいのか?
◇コード奏法(1段譜)を学びながら、
 ポップスを中心に弾き語りなどをしたいのか?
 それとも、ジャズを弾きこなしたいのか?
◇1段譜を使わず2段譜でジャズナンバーが
 弾ければそれでOKなのか?

「ピアノを弾く」「ピアノを楽しむ」と言っても、
そのスタイルは実にさまざま。…とはいえ、
「違いなんて、よくわからない」
という初心者さんもいるかと思います。
また、
「クラシックならまぁまぁ弾けるから、
習えばすぐにジャズも弾けるよね!」
と、簡単に考えている方もいたりします。

ということで、これだけは知っておこう!
「2段譜で弾くピアノ」と「1段譜で弾くピアノ」
の違いについて。
大きな違いのあるこの2つについて
今日は書いてみようと思います。
(※代表的なジャンルで説明しますね)
___________________

両手の音がきっちり書いてある楽譜
(=2段譜)で、曲を奏でるクラシックは、
目指す”ゴール”が決まっています。
作曲家が作った「美しく完璧な作品」を
再現することがゴールです!
「組立て説明書(=楽譜)」にそって、
手順通りに正しく組立てていけば、
その「作品」を再現することができますよ、
というものです。
もちろん技術や表現力が未熟な場合は、
その完成度は低いものとなりますが、
「説明書」通りに正しく弾けるよう
ひたすら練習を重ねることによって
本来の「作品」により近づくことができます。
楽譜に忠実に従い弾き進めること。
これが基本となるので、
音楽の自由度は低いと言えるでしょう。
*ポイント*
『予め用意された美しい(カッコイイ)音楽を
奏でることに喜びを感じる人』におすすめ

これに対して、
コード奏法でジャズなどを弾く場合。
”ゴール”は特に決まっていません。
自分の実力=(現段階での)ゴール、です。
皆さんの手元にある1段譜(=コード譜)は
「組立説明書」ではなく「ルールブック」で、そこには、
この曲を作品にするにはこのルールで作ってね、
と書いてあるわけです。
単純な旋律、コード、進行…
この程度しかルールは提示されていません。
なので、1段譜でピアノを弾きこなすには、
まず、コードの構成音などを勉強&理解して、
それを操れるようにならないとダメなんですね。
例えば、G7というコード1つをとってみても、
単純でわかりやすい響きで弾くことも、
複雑にしてカッコイイ響きにすることもできます。
つまり、初心者も上級者も(レベルに関係なく)
同じ曲目を弾くことが可能です。…が、
実力がそのまま曲の出来映えに繋がるので、
仕上がりは両者で全く異なるものになります。
幼稚な仕上がりも、渋くカッコイイ仕上がりも、
ゴールは「アナタの腕次第」ということです。
コードの理解し弾きこなせるようになれば、
音楽的な自由度は無限大と言えます。
*ポイント*
『理屈を知ってサウンド自体を自分自身で
作り上げることに喜びを感じる人』におすすめ
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お分かり頂けたでしょうか?
どちらも「ピアノで曲を弾く」と言いますが、
曲を完成させるまでのプロセスや
意味合いが全く違うんです。
あ。
どらが良い悪い、すごいすごくない、
とかではありませんよ。(笑)
自分がやりたいレッスンのスタイルを
ある程度は把握しておかないと
希望に適した教室は探せないので
違いを知っておきましょう、ということです。

ここで、ありがちなケースを1つご紹介。

子供時代にピアノを習っていたAさん。
お洒落なジャズっぽい音が好きだから、
大人になった今、そんな雰囲気の曲を
ピアノで弾いてみたいなぁ~♪
…と思い、ピアノ教室を探し、
「ジャズピアノ習いたいんです!」と言って、
ジャズピアノ教室の門を叩いた場合、
少々厄介なことになっちゃうんです。(汗)
ジャズピアノと言えば通常は1段譜を使用し、
基礎となるコードやスケールを
理解し勉強するところから始まります。
習い始める前に思い描いていた
「ジャズっぽい雰囲気」はどこへやら、
毎回、本物の「ジャズピアノ」のレッスンが
Aさんを待っていることでしょう。
そこまでのことを希望していなかったAさんは
レッスンの内容に困惑し、「む、無理かも…」
と挫折感を感じてしまうかもしれません。

問題はどこにあったのか?
この場合、Aさんが希望していたのは、
ジャズと言っても「本物のジャズ」
ではないので(変な言い方ですが)
譜面に書いてある通りに両手で弾けば
ジャズに聴こえる2段譜を使っての
レッスンが適していた、ということなんですね。

逆のケースももちろん考えられます。
曲をお洒落なサウンドにアレンジしたり、
ジャズを弾きこなせるようになりたい!
という人が、
「1段譜でのコード奏法」を教えていない
クラシック中心の教室の門を叩いた場合も、
同じようなミスマッチが起こってしまいます。

「あれ?なんか違う…」とならないように、
これからピアノを始めよう!習おう!
と思っている方は、自分が「どんな曲」を
「どんな風に弾けるようになりたいか」
まずはじっくり考えてみて下さいね。
そして、希望に適した教室を選びましょう。
問い合わせや体験レッスンなどの際には、
その教室の先生に希望するスタイルを
なるべく具体的に伝えると良いですよ!(^ー^)

クラシックとコード奏法&ジャズピアノにおける、
レッスン内容の違いについて、
時々メールでご質問を頂くことがあるので、
今日はその2つの大きな違いについて
改めて記事にしてみました。

ピアノを始めようかなぁ~と思っている方々が、
ピッタリな教室と出会えますように♪

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