踏む以上に難しいかも2024/06/04

中学生くらいまでピアノを習って、
ある程度のレベルに達していた人は、
何となくペダルも踏めるようになっていた、
という人が多いと思います。
発表会で弾く曲や、練習曲の一部で
かつてペダルを踏んだことがあった、
とまぁ、そんな理由からかな~?
と推察します。
きっと当時、ピアノの先生から、
「この記号(マーク)のところで
一番右のペダルを踏むのよ」と
教えられたことでしょう。
…そう。
言い換えると、先生は
「これくらいしか」教えてくれていない。
教えてもらったことと言えば、せいぜい
「打鍵した後に踏む」くらい?
思い起こせば、私自身も
そんな程度にしか教えてもらっていない。

子供のピアノレッスンは、
通常、基礎から学んでいくので、
ソナチネ、ソナタなどの古典作品を
勉強するあたりで中学生くらいになり、
多くが受験などを理由に
ピアノを辞めてしまいます。
つまり、本格的に(=全体的に)
ペダルを使うタイプの曲に入る前に
みんな辞めてしまうってわけ。

そんな流れもあるので、
ペダルを踏んだことはあっても、
その扱いについて丁寧に細やかに
教えてもらう機会はなかった、としても
まぁ、不思議ではないんですね。

で。
そんなピアノ経験者たちが、
大人になりピアノレッスンを再開し、
弾いてみたいピアノ曲は…となると、
多くの人が、ショパン(ロマン派)や
ドビュッシー(印象派)のような作品。
クラシックじゃなくても、
久石譲さんや坂本龍一さんのような
綺麗系、穏やかな曲調、優雅な作品を
希望する人が大半を占めます。
つまり、初めから終わりまで
ふんだんにペダルを使うタイプの楽曲。
これが圧倒的に人気なんですね。

***

今や動画サイトを探せば、
ピアノ系のチャンネルもあるので、
「ペダル」についても、
「このマークのあるところで、
打鍵したらその直後に踏みますよ~」
「濁っていないか音をよく聴きましょう」
と教えてくれているものもあります。
それを見て、「ふむふむ」と練習して、
それなりにペダルを踏めるように
なるのかもしれないです。

が、しかーし!
ここに落とし穴が!(゚д゚)!
「戻す(ペダル上げる)」ことに関しては、
あまり詳しく言及されてない、ということ。

…というのも、
「戻す」作業はあまりにも繊細で、
ペダルがかかったその響きの終わりを
耳で判断&調整しなくてはいけないから、
文字で伝えることは到底無理だし、
画面越しの動画でもかなり困難!
そんな理由もあって、
対面レッスンでしか伝えられないから、
あまり言及されていないのか??
と私的には思っています。

しかし、踏むことと同じくらい
もしくはそれ以上に、
 ・戻すタイミング(いつ上げ始めるか)
 ・戻していく際の速さ
 (どのくらいの時間をかけて上げきるか)
は大事なポイント!!!

ペダルは「踏んで終わり」なわけでななく、
ペダルのかかった音を終えること、
(=ペダルを上げて最終的な音の処理をする)
も、意識して行なう必要があるんです。
ペダルをかけたら、その音の行方は、
手ではなくアナタの足にかかっています。

「記号が切れたところで上げてます」
「お花みたいな印のところで上げてます」
ペダルってそんな簡単なものではありません。
「踏む」ことには、ある程度気を使うのに、
「戻す」ことには無頓着になっていませんか?

もしも、ペダルを使って
曲の仕上げに取り掛かっているのに、
「なんだか響きがイマイチな気がする」
「印のところで踏んで&上げているのに」
「なんでピアニストの音はあんなに綺麗なの?」
そんな風に感じる時は、ひょっとすると
アナタのペダルの戻すタイミングや
戻すスピード(上げ方)などに
問題があるのかもしれません。

ぜひ気にして練習してみてくださいね。
ペダルを上手く使えるようになって、
自分のイメージする理想の音色や
表現力を手に入れましょう~(*´ω`*)

もっと詳しく聞きたい!
直接、音を使ってレッスンしてほしい!
などのリクエスト、大歓迎です。
レッスン時に遠慮なく申し出てください。

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