シンプルな曲を「持ち曲」に ― 2021/05/02
数年くらい前からでしょうか、
駅や空港、商業施設などで
ピアノを見かけるようになりました。
『ストリートピアノ』と呼ばれていますね。
「誰でも自由に弾いて(触って)OKですよ~」
という趣旨のもので、椅子が空いていれば
通りすがりにポロロ~ン♪と楽しめます。
音を探しながら「知っているメロディー」を
指一本でたどたどしく弾く姿などを見ると
心が温かくなる感じがして、
自然と笑顔になってしまいます。
「ねぇ、聴いてて~!」と得意気な姿で
子供たちが親御さんに
披露している姿も微笑ましいです。
そうかと思ったら、
ピアノを学んでいる方(弾ける方)が
度胸試しや本番前の練習として、
またその場の誰かに披露する目的で、
真剣に演奏を披露していたり…
色々な立場の様々な方が
ストリートピアノを触っていきます。
最近は「ピアノ系ユーチューバー」も多く、
自身のチャンネルで演奏告知をしていて
それを目的に見に&聴きに行く方もいるらしく、
ちょっとしたコンサートみたいになることも
あるみたいですね。
ストリートピアノに限らず、
入ったお店にピアノが置いてあったり、
遊びに行った友人のお宅にあったり、
泊りに行った宿のロビーにあったり
…なんてこともありますね。
北海道で、「道の駅」のトイレ前(!)に
グランドピアノが置かれていたのを見た時には
さすがにビックリしましたが、
ピアノが好きで
普段から弾く者にしてみたら、
やはり外でピアノを見かけると
「わぁ、ピアノだ~♪」嬉しくなるものです。
***
随分と前に同じような内容の記事を
書いた記憶がありますが、
その場に一緒にいた友人や恋人、家族に、
「ピアノあるよ!何か弾いてよ~」と
言われたら、さぁ、どうしましょう?
(※当然、触っても良い場合に限ります)
そんな状況になった時、
何かの曲をさらっと軽く
弾けたらカッコイイな~って思いません?
「じゃぁ、ちょっとだけ」なんて言って、
超絶技巧系のクラシック曲を
いきなりバリバリと弾けちゃうなら、
もちろんそれは素晴らしいと思いますが、
まぁ、普通はムリですよね。(苦笑)
かといって、「ハノン」を弾いたところで
反応はイマイチでしょうし…。
じゃぁ、そんな時には何を弾くか。
ということで、
今日は私が個人的に勝手に選んだ
オススメ曲を紹介したいと思います。
誰もが知っていそうなピアノ向きの曲。
サラっと弾いてもサマになる短めの曲。
サビのみ、冒頭の有名部分だけ、とか、
本来は軽快な曲だけれどしっとりな雰囲気に、
童謡をジャズ風なサウンドに、などなど、
アレンジの仕方ひとつで、
随分と印象は変わるものですが、
参考までに。
・ムーンリバー
・星に願いを
・いつか王子様が
・虹の彼方に
・ダニーボーイ
・アメージンググレイス
・夕焼け小焼け
・しゃぼん玉
・蛍の光
これらの曲は、
右手でメロディを丁寧に弾けば
それだけでもとても美しいですし、
左手がちょっと音を添える程度の
簡単な伴奏だったとしても
曲として形になるものばかりです。
メロディが難しくないのも嬉しいポイント。
テクニックやアレンジで曲を盛らなくても
もともとの素材が素晴らしいので、
そのままで充分音楽として味わえる、
とでもいいましょうか。
無駄を削ぎ落して
どんどんシンプルにしていっても、
素敵に仕上がる曲だと思います。
もちろん、自分の弾けるレベルや
テクニックに応じてアレンジをすれば、
豪華に聴かせることも可能です。
まずは、超がつくほど簡単シンプルな
メロディ(右手)とベース(左手)を、
頭に入れて暗譜しておいて、
いつでも弾けるように
「持ち曲」として練習しておくと、
「ちょっと弾いてよ~」と言われた時に
きっと役に立ちますよ。(*´▽`*)
(コード進行を覚えてしまうと良いですね)
***
ちなみに。
少しシチュエーションは違いますが、
私が昔、某楽器店で働いていた頃、
閉店の時間になっても
お客さんが帰る気配がない時は
店長からコッソリと小声で
「Kikkiさん、アレをちょっと弾いて」
と、よく頼まれたものでした。
そう。「アレ」とは、
日本ではなぜか「閉店のテーマ曲」
みたいな扱いになっている『蛍の光』。
店に展示されてる電子ピアノで
私が『蛍の光』を弾き始めると、
お客様が「あ、閉店か」と言いながら
店から出て行ってくれるんです。(笑)
「パブロフの犬」的な感じで
何とも興味深いですね。
そんなわけで、
私の「ちょっと弾いて」の
思い出の曲は『蛍の光』なのでした。
これを読んで、
「持ち曲」、自分も作っておきたい!
何が良いかな?何が弾けるだろう?
という方、いつでも相談に乗りますよ。(^-^)
駅や空港、商業施設などで
ピアノを見かけるようになりました。
『ストリートピアノ』と呼ばれていますね。
「誰でも自由に弾いて(触って)OKですよ~」
という趣旨のもので、椅子が空いていれば
通りすがりにポロロ~ン♪と楽しめます。
音を探しながら「知っているメロディー」を
指一本でたどたどしく弾く姿などを見ると
心が温かくなる感じがして、
自然と笑顔になってしまいます。
「ねぇ、聴いてて~!」と得意気な姿で
子供たちが親御さんに
披露している姿も微笑ましいです。
そうかと思ったら、
ピアノを学んでいる方(弾ける方)が
度胸試しや本番前の練習として、
またその場の誰かに披露する目的で、
真剣に演奏を披露していたり…
色々な立場の様々な方が
ストリートピアノを触っていきます。
最近は「ピアノ系ユーチューバー」も多く、
自身のチャンネルで演奏告知をしていて
それを目的に見に&聴きに行く方もいるらしく、
ちょっとしたコンサートみたいになることも
あるみたいですね。
ストリートピアノに限らず、
入ったお店にピアノが置いてあったり、
遊びに行った友人のお宅にあったり、
泊りに行った宿のロビーにあったり
…なんてこともありますね。
北海道で、「道の駅」のトイレ前(!)に
グランドピアノが置かれていたのを見た時には
さすがにビックリしましたが、
ピアノが好きで
普段から弾く者にしてみたら、
やはり外でピアノを見かけると
「わぁ、ピアノだ~♪」嬉しくなるものです。
***
随分と前に同じような内容の記事を
書いた記憶がありますが、
その場に一緒にいた友人や恋人、家族に、
「ピアノあるよ!何か弾いてよ~」と
言われたら、さぁ、どうしましょう?
(※当然、触っても良い場合に限ります)
そんな状況になった時、
何かの曲をさらっと軽く
弾けたらカッコイイな~って思いません?
「じゃぁ、ちょっとだけ」なんて言って、
超絶技巧系のクラシック曲を
いきなりバリバリと弾けちゃうなら、
もちろんそれは素晴らしいと思いますが、
まぁ、普通はムリですよね。(苦笑)
かといって、「ハノン」を弾いたところで
反応はイマイチでしょうし…。
じゃぁ、そんな時には何を弾くか。
ということで、
今日は私が個人的に勝手に選んだ
オススメ曲を紹介したいと思います。
誰もが知っていそうなピアノ向きの曲。
サラっと弾いてもサマになる短めの曲。
サビのみ、冒頭の有名部分だけ、とか、
本来は軽快な曲だけれどしっとりな雰囲気に、
童謡をジャズ風なサウンドに、などなど、
アレンジの仕方ひとつで、
随分と印象は変わるものですが、
参考までに。
・ムーンリバー
・星に願いを
・いつか王子様が
・虹の彼方に
・ダニーボーイ
・アメージンググレイス
・夕焼け小焼け
・しゃぼん玉
・蛍の光
これらの曲は、
右手でメロディを丁寧に弾けば
それだけでもとても美しいですし、
左手がちょっと音を添える程度の
簡単な伴奏だったとしても
曲として形になるものばかりです。
メロディが難しくないのも嬉しいポイント。
テクニックやアレンジで曲を盛らなくても
もともとの素材が素晴らしいので、
そのままで充分音楽として味わえる、
とでもいいましょうか。
無駄を削ぎ落して
どんどんシンプルにしていっても、
素敵に仕上がる曲だと思います。
もちろん、自分の弾けるレベルや
テクニックに応じてアレンジをすれば、
豪華に聴かせることも可能です。
まずは、超がつくほど簡単シンプルな
メロディ(右手)とベース(左手)を、
頭に入れて暗譜しておいて、
いつでも弾けるように
「持ち曲」として練習しておくと、
「ちょっと弾いてよ~」と言われた時に
きっと役に立ちますよ。(*´▽`*)
(コード進行を覚えてしまうと良いですね)
***
ちなみに。
少しシチュエーションは違いますが、
私が昔、某楽器店で働いていた頃、
閉店の時間になっても
お客さんが帰る気配がない時は
店長からコッソリと小声で
「Kikkiさん、アレをちょっと弾いて」
と、よく頼まれたものでした。
そう。「アレ」とは、
日本ではなぜか「閉店のテーマ曲」
みたいな扱いになっている『蛍の光』。
店に展示されてる電子ピアノで
私が『蛍の光』を弾き始めると、
お客様が「あ、閉店か」と言いながら
店から出て行ってくれるんです。(笑)
「パブロフの犬」的な感じで
何とも興味深いですね。
そんなわけで、
私の「ちょっと弾いて」の
思い出の曲は『蛍の光』なのでした。
これを読んで、
「持ち曲」、自分も作っておきたい!
何が良いかな?何が弾けるだろう?
という方、いつでも相談に乗りますよ。(^-^)
「知らない」と言えますか? ― 2021/05/15
ちょっと勇気がいるけれど、
自分を振り返りながら、
正直に書いてみようと思います。
***
何を隠そう、
私は「知ったかぶり」をする人間だった。
(一応、過去形にしておきます。笑)
小学校に入ってからだんだんと
「知ったかぶり」をするようになり、
知っているふりをしてその場をしのぎ、
「後から調べる・勉強する」という
スタイルをとってきた。(汗)
子供なら、成長過程において、
周りから「すごいね」と褒められたい、とか
相手に負けたくない、という気持ちから
「知ったかぶり」をしちゃうことは
わりと普通にあるんじゃない?
と思われがちだけど…
うーむ。
残念ながら私の場合は、
多分そういう感じではない。
「知らない」ということは、
超ウルトラスーパー恥ずかしいこと、で、
自分が「出来損ないのバカ者である」
という事実を認めなくてはならず、
「知らない」という場面に出くわすことは、
ある種の「恐怖」だった。
だから、知らなくても、
「知ってる」と言うようになったのだ。
…というのも、子供の頃、
家族との会話中に出てきた単語
(モノの名前や言い回し、歴史など)について、
間違えて解釈していたり、
「知らない、わからない」と言うと
2人の姉から「え~信じられな~い!」と
容赦なく馬鹿にされ、いつまでも笑われ、
両親(特に父)からは
「オマエはそんなことも知らないのか!」と
呆れられたり、叱られた。
まぁ、確かに、
算数や社会は大の苦手だったし、
読書が嫌いで本も読まず、
”お勉強”のできる子じゃなかったけどね。(汗)
日常的にこのようなことがあったので、
「知らない」ということは、
とても恥ずかしいことであり、
そんな自分はダメな奴で、
「知らないってことがバレたら大変だ!」
と思って生きてきたのだ。
だから、
周りの皆が知っていて自分は知らない、
という場面に出くわすと、
一瞬でピキーーーン!と何かが張り詰める。
その場では知ってるふりして平静を装いつつ、
後から必死で調べたり、勉強するのだ。
しかし、世の中なんて知らないことだらけ。
当たり前だけど、これには無理がある。
「知らない」ことに出くわす恐怖から
逃れられるはずもない。
そして、そんな動機で勉強したところで
「知ることが楽しい」
なんてこれっぽっちも感じるはずもなく、
武装したところで薄っぺらい知識、
当然ボロが出る。
自己嫌悪。
自信喪失。
…。(-_-;)
いい年をした大人になるまで、
この「知ったかぶり」で防御する癖が
ところどころで顔を出し、
自分自身が嫌になり、悩んだりした。
しかーーーーし!!
ようやくこの歳になって(←遅いよ!)
「知らない」と言っても大丈夫だし、
「知らないこと」を馬鹿にする人なんて
実はそんなにいないんだと知り、
素直に「知らない」と言えるようになった。
(時々、あまりにも自分が無知すぎて
思わず知ってる風に装う時もあるけど…苦笑)
武装するための勉強では
感じることができなかった
「知ることって楽しい!」という
純粋な気持ちを感じられるようにもなり、
大人になってからは
学ぶこと・勉強することが
ぐーーーーーんと楽しくなった。
***
そう思えるようになったキッカケ。
それは、この仕事。
生徒さんとのレッスン時間。
「○○って知っていますか?」
「××について、わかります?」
レッスン中に、私から
このような質問することがある。
もしも自分が生徒側の立場だったら、
ピキーーーン!と神経が張り詰めて
「知ってるふり」をしてしまいそうな場面。
恐怖の瞬間だ。
しかし、目の前にいる生徒さんが
恐怖で固まっている様子は見受けられない。
そして、「知りません」「わかりません~」
という答えが普通に返ってきたりする。
ある時、
このことについてじっくり考えてみた。
生徒さんから「知りません」と言われた時、
私自身がどう感じたのか??
そして、その後に何をしたか??
≪私の心の声≫
うんうん、そうだよね。
この知識は知らなくても無理はない。
やってきていないのにわかるはずもない。
知らないからこそ習いに来ているわけだし。
つまり、ここまではわかってるってことか。
じゃ、理解が浅そうなここから先を、
レッスンで詳しく教えてあげよう。
「知らない」「わからない」生徒さんに対して、
私は頭の中で↑こんな風に考えていた。
≪その後の私の行動≫
そして、頼まれもしないのに、
参考になるプリントを作ってあげたり、
新たなレッスンメニューを組んであげたり、
知っておくと便利な音楽知識を
レッスン後にオマケでお教えてあげたりして、
そしたら、そのまま音楽談議に花が咲いて
楽しい時間を過ごしたり…。
なんてことが、しばしば。
≪その他、私の心境≫
この他にも、生徒さんが
自宅練習で疑問に思ったことについて、
「ここの部分が知りたいんですけど」とか
「ここ、ちょっと聞いてもいいですか?」
なんてレッスン中に質問をしてきた日には
その人の”やる気”が感じられて
「よっしゃー!教えたる!」と
嬉しくなってる自分がいることにも気付いた。
…ん?
まてよ?
「知らない」「わからない」ということを
素直に認めて口に出せる生徒さんって、
先生(私)から呆れられたり、
馬鹿にされるどころか、
よ…喜ばれている?
しかも頼んでもいないのに、オマケの知識を
ついでに教えて貰えたりしちゃってる!?
エッ (゚д゚)!?どういうこと??
長年、「知らない」ということを
正直に人に告げること、に対して、
マイナスのイメージしか持てなかった私。
だけど、レッスンで、
知らないことを素直に「知らない」と言い、
「ここがわからないんですけど…」と
質問をしてくる生徒さん達と
毎日のように接しているうちに
「え!これってマイナスではなく、
むしろプラスに働くことなのか!!」
と、気が付いたのだ。
これ、
私にとっては衝撃的なこと。
長年の「恐怖」から
解放された瞬間でした。
***
以上。
今回はちょっと勇気がいりましたが、
素直に「知らない」と言えなかった
かつての自分を振り返り
記事にしてみました。
普段は教える側の立場ですが、
日々のレッスンで生徒さん達から
私自身が教わることはとても多く、
色々なことを気付かせてもらっていると
感じています。
皆さんには心から感謝なのです!
私のように、「知らない」ということに
恐怖を感じる人は少ないとは思いますが、
大人になると、
知らないことを認めるのが、
「恥ずかしい」と思ってしまったり、
わからないことを認めるのは
「プライドが許さない」とか、
「つい見栄を張っちゃう」
なんて場合もあったりしますよね。
少なくとも、
私のレッスンではそれは不要。
そんな思いはポイッと捨てて、
どうぞ、あっけらかんと
「わかりませ~ん (゚∀゚)ノ」と
言っちゃってください。
そのほうが私から色々と聞き出せて
断然お得ですよ。(笑)
喜んで色々と教えちゃいます♪
自分を振り返りながら、
正直に書いてみようと思います。
***
何を隠そう、
私は「知ったかぶり」をする人間だった。
(一応、過去形にしておきます。笑)
小学校に入ってからだんだんと
「知ったかぶり」をするようになり、
知っているふりをしてその場をしのぎ、
「後から調べる・勉強する」という
スタイルをとってきた。(汗)
子供なら、成長過程において、
周りから「すごいね」と褒められたい、とか
相手に負けたくない、という気持ちから
「知ったかぶり」をしちゃうことは
わりと普通にあるんじゃない?
と思われがちだけど…
うーむ。
残念ながら私の場合は、
多分そういう感じではない。
「知らない」ということは、
超ウルトラスーパー恥ずかしいこと、で、
自分が「出来損ないのバカ者である」
という事実を認めなくてはならず、
「知らない」という場面に出くわすことは、
ある種の「恐怖」だった。
だから、知らなくても、
「知ってる」と言うようになったのだ。
…というのも、子供の頃、
家族との会話中に出てきた単語
(モノの名前や言い回し、歴史など)について、
間違えて解釈していたり、
「知らない、わからない」と言うと
2人の姉から「え~信じられな~い!」と
容赦なく馬鹿にされ、いつまでも笑われ、
両親(特に父)からは
「オマエはそんなことも知らないのか!」と
呆れられたり、叱られた。
まぁ、確かに、
算数や社会は大の苦手だったし、
読書が嫌いで本も読まず、
”お勉強”のできる子じゃなかったけどね。(汗)
日常的にこのようなことがあったので、
「知らない」ということは、
とても恥ずかしいことであり、
そんな自分はダメな奴で、
「知らないってことがバレたら大変だ!」
と思って生きてきたのだ。
だから、
周りの皆が知っていて自分は知らない、
という場面に出くわすと、
一瞬でピキーーーン!と何かが張り詰める。
その場では知ってるふりして平静を装いつつ、
後から必死で調べたり、勉強するのだ。
しかし、世の中なんて知らないことだらけ。
当たり前だけど、これには無理がある。
「知らない」ことに出くわす恐怖から
逃れられるはずもない。
そして、そんな動機で勉強したところで
「知ることが楽しい」
なんてこれっぽっちも感じるはずもなく、
武装したところで薄っぺらい知識、
当然ボロが出る。
自己嫌悪。
自信喪失。
…。(-_-;)
いい年をした大人になるまで、
この「知ったかぶり」で防御する癖が
ところどころで顔を出し、
自分自身が嫌になり、悩んだりした。
しかーーーーし!!
ようやくこの歳になって(←遅いよ!)
「知らない」と言っても大丈夫だし、
「知らないこと」を馬鹿にする人なんて
実はそんなにいないんだと知り、
素直に「知らない」と言えるようになった。
(時々、あまりにも自分が無知すぎて
思わず知ってる風に装う時もあるけど…苦笑)
武装するための勉強では
感じることができなかった
「知ることって楽しい!」という
純粋な気持ちを感じられるようにもなり、
大人になってからは
学ぶこと・勉強することが
ぐーーーーーんと楽しくなった。
***
そう思えるようになったキッカケ。
それは、この仕事。
生徒さんとのレッスン時間。
「○○って知っていますか?」
「××について、わかります?」
レッスン中に、私から
このような質問することがある。
もしも自分が生徒側の立場だったら、
ピキーーーン!と神経が張り詰めて
「知ってるふり」をしてしまいそうな場面。
恐怖の瞬間だ。
しかし、目の前にいる生徒さんが
恐怖で固まっている様子は見受けられない。
そして、「知りません」「わかりません~」
という答えが普通に返ってきたりする。
ある時、
このことについてじっくり考えてみた。
生徒さんから「知りません」と言われた時、
私自身がどう感じたのか??
そして、その後に何をしたか??
≪私の心の声≫
うんうん、そうだよね。
この知識は知らなくても無理はない。
やってきていないのにわかるはずもない。
知らないからこそ習いに来ているわけだし。
つまり、ここまではわかってるってことか。
じゃ、理解が浅そうなここから先を、
レッスンで詳しく教えてあげよう。
「知らない」「わからない」生徒さんに対して、
私は頭の中で↑こんな風に考えていた。
≪その後の私の行動≫
そして、頼まれもしないのに、
参考になるプリントを作ってあげたり、
新たなレッスンメニューを組んであげたり、
知っておくと便利な音楽知識を
レッスン後にオマケでお教えてあげたりして、
そしたら、そのまま音楽談議に花が咲いて
楽しい時間を過ごしたり…。
なんてことが、しばしば。
≪その他、私の心境≫
この他にも、生徒さんが
自宅練習で疑問に思ったことについて、
「ここの部分が知りたいんですけど」とか
「ここ、ちょっと聞いてもいいですか?」
なんてレッスン中に質問をしてきた日には
その人の”やる気”が感じられて
「よっしゃー!教えたる!」と
嬉しくなってる自分がいることにも気付いた。
…ん?
まてよ?
「知らない」「わからない」ということを
素直に認めて口に出せる生徒さんって、
先生(私)から呆れられたり、
馬鹿にされるどころか、
よ…喜ばれている?
しかも頼んでもいないのに、オマケの知識を
ついでに教えて貰えたりしちゃってる!?
エッ (゚д゚)!?どういうこと??
長年、「知らない」ということを
正直に人に告げること、に対して、
マイナスのイメージしか持てなかった私。
だけど、レッスンで、
知らないことを素直に「知らない」と言い、
「ここがわからないんですけど…」と
質問をしてくる生徒さん達と
毎日のように接しているうちに
「え!これってマイナスではなく、
むしろプラスに働くことなのか!!」
と、気が付いたのだ。
これ、
私にとっては衝撃的なこと。
長年の「恐怖」から
解放された瞬間でした。
***
以上。
今回はちょっと勇気がいりましたが、
素直に「知らない」と言えなかった
かつての自分を振り返り
記事にしてみました。
普段は教える側の立場ですが、
日々のレッスンで生徒さん達から
私自身が教わることはとても多く、
色々なことを気付かせてもらっていると
感じています。
皆さんには心から感謝なのです!
私のように、「知らない」ということに
恐怖を感じる人は少ないとは思いますが、
大人になると、
知らないことを認めるのが、
「恥ずかしい」と思ってしまったり、
わからないことを認めるのは
「プライドが許さない」とか、
「つい見栄を張っちゃう」
なんて場合もあったりしますよね。
少なくとも、
私のレッスンではそれは不要。
そんな思いはポイッと捨てて、
どうぞ、あっけらかんと
「わかりませ~ん (゚∀゚)ノ」と
言っちゃってください。
そのほうが私から色々と聞き出せて
断然お得ですよ。(笑)
喜んで色々と教えちゃいます♪