ステップ4 『豊かな表現力』2014/02/21

≪完成までの5ステップ≫
ステップ1は『曲を知る』、
ステップ2は『譜読み』、
ステップ3は『弾き込み+部分練習』でした。
今回は、ステップ4をお話しします。

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ステップ4 『曲想 豊かな表現力』

ここまできたら、とりあえず1曲を通して
両手でそれなりに弾けている状態…なはず。
「よーし、あとはミスさえしなくなれば完成だ!」
と思っていませんか?
ムム…。まだまだ!
まだまだなんですよ~。(笑)
ピアノレッスン、ピアノ演奏の醍醐味はここからです。
「譜面通り正しく間違えずに弾けた」=「完成」
ではありません。

それは、あくまで「形」が完成しただけ。
ここから先は、丁寧に磨きをかけて
音楽にツヤを出す作業が待っています。
「曲に命を吹き込む作業」というと、
少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、
そんな感じです。
心に響く素敵な演奏、
人を感動させられる素晴らしい演奏というのは、
ツヤがあり、生き生きとしています。
「ミスをしないこと」に意識を集中させるのではなく、
気持ちや想いを込めて奏でることが大切!
「豊かな表現力」を目指しましょう。

強弱、スラー、スタッカートなどの
アーティキュレーションを正しくつけることは勿論、
緩急を織り交ぜたり、拍に重みを感じたり、
フレージング、呼吸、間合いの取り方、などなど…
ツヤの出し方はたくさんあります。
これらは非常~に奥が深く、感覚的なものなので、
楽譜をなぞっただけの演奏では表現しきれません。
ミスせず指もよく動き技術的にスゴイとしても、
=表現力が豊かである、とは限らないのです。

いかにピアノで音楽的に歌うか…、
レッスンで一緒に掘り下げていきます。

≪注意点≫
表現のことまで頭が回らない、という場合、
また、表現を意識した途端にミス連発、という場合、
大抵は「まだ弾きこなせていない」状態です。
指を動かすこと(弾くこと)に精一杯で
気持ちに余裕が無いのに、
曲想を付けて弾こうとするのは困難です。
レッツ弾き込み!!(ステップ3を頑張ろう~)

※ステップ4としていますが、
中~上級者の生徒さんで可能な人は、
ステップ2~3の段階から、
曲想も捉えつつ練習しても構いません。
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生徒さんの指がスムーズに動くようになり、
曲が曲らしくなってくると、
「さぁ~、ココからだよ~♪」と、
私はいつもウキウキ、わくわくしちゃいます。(笑)
それくらい、このステップ4は大きな意味があり
ピアノを弾く者にとって大事なステップです。

次回は、いよいよ最終段階ステップ5!
『仕上げ』についてです。
お楽しみに。

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