ピアノから異音!?2015/04/03

つい先日夜。
生徒さんがいらっしゃる前に、
自分自身のピアノの練習として、
月光の第3楽章を髪を振り乱しながら
ガシガシ弾いていた時のこと。(笑)

「ん?あれ?今、何かが聞こえたような?」

深く気にせず再び弾き始めると、
やっぱり聞こえる!カタッ…という音。
どこの音から鳴っているのか探ると、
高いミの音。
弾けば(押せば)普通に音は鳴るし、
打鍵の感触も特に変な感じはしない。
だけど、弾いた後に鍵盤から指を放すと、
その際、中でカタッと音が鳴る。

えぇぇぇーーーーー!!!
どういうこと!?何これ?
嘘でしょ?え?ぇ?((((;゚Д゚))))

30年近く使ってきたピアノ。
大切に使ってきたとはいえ、
いつ”ガタ”がきてもおかしくはない。
まさか…壊れた?何かが折れた?
それとも外れた?部品が落ちた、とか?
も、もしかして…修理?交換?
オ、オ、オ、オーバーホール!?
大勢の”諭吉さん”に羽が生えて
飛んでいく姿が頭をよぎる。
うぅ…。どうしよう。(大汗)
みるみる青ざめる私。
10分後には、I さん到着。
事情を説明し、その夜は異音のするピアノで、
青くなりながらレッスンをしたのでした。

で、昨日。
じゃじゃ~~~ん!!
無事にピアノが直りました♪(嬉)

実は、当教室の生徒さんに、
”調律師さん”がいらっしゃるのです!
とはいえ、教室のピアノの調律を
依頼したことがないので、
「ご迷惑かな?失礼かな?」と思いつつも、
頼る人がいないので症状を相談したところ、
「とりあえず、みてみますよ(^-^)」と、
自分のレッスン前に時間を作ってくださいました。
簡単な部品の交換とかで済むなら良いけど、
大がかりな修理が必要、
なんて言われたらどうしよう~?
と、ドキドキ。

色々と外し、鍵盤を引っ張り出してもらい、
問題のある「ミ」のアクションをチェック。
細部まで覗き込み、よ~くチェック。
すると…原因が判明!
小さな小さな直径5mm程度の
赤いフェルトが中ではがれ落ちてました。
そのせいで、木と木が直接触れてしまい
「カタッ」と鳴っていたようです。
フェルトを本来の位置にボンドで貼り直すと、
異音もなくなり元通り♪
わーいわーい、良かった!

こんなに長いことピアノを弾いてきても、
「ピアノ」という楽器そのものに関しては、
私はど素人。
自分で分解して原因を探ることもできないし、
もちろん原因がわかったところで、
いじることも、直すこともできない。
ピアノの調律を仕事にされている方が
生徒さんとして自分の身近にいてくれて、
その存在がどれだけ心強かったことか!
レッスン前の朝早い時間から来て下さり、
手際良く不具合を直して頂き、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
Oさんが神様のように思えた私なのでした。

いやぁ~。
ホントに良かった。(*´Д`*)

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