(2) 脳から指令を出す ― 2022/05/30
お待たせいたしました~。(´ー`)ノ
前回の続き、緊張対策の記事です。
今回は、
『脳ミソから指にしっかりと指令を出す』
について、掘り下げて書いていきます。
ここから先は、
1曲を通して問題なく弾けて、余裕もあり、
「よし、弾けてきた」
「後は弾き込むのみだ!」と
思えている人に読んでほしい内容です。
各自、仕上げに近づいたタイミングで
参考にしてみてくださいね。
***
緊張時、自分の演奏はどうなるのか?
まず、前の記事にも書いたように、
脳内でイメージ&想定しまくります!
演奏そのものへの影響はありそうか?
どんなことが起こりそうか?
それは曲のどこで起こりそうか?
など、なるべく具体的に考えましょう。
・演奏が速くなる ・震えて力が入らない
・音が鳴らなくて(鳴りすぎて)焦る
・集中できない/気が散る
・覚えていたはずなのに忘れる
・厄介だなと感じている箇所で崩壊する
・音が突然わからなくなる
・楽譜を見てもワケがわからなくなる
・予想もしていなかったところでミスする
など、色々と想像できると思います。
むむぅ。(-_-;)
想像したくないですねぇ。
でも、想定外のことが起こるよりも、
こうして予想、想像しておくだけで、
必要以上に舞い上がらずに済みます!
緊張によりこれらのことが起こっても
「弾ききれるだけの力」を
今から養っておきましょう。
***
まず。厳しいようですが…
「よし!弾けるようになった」
と生徒さん本人が感じていても、
私からすると、残念ながら、
「あまーい!それ、弾けてないです!」
ということが多い。
厳しいことを言うようですが、
これ、事実。(´・ω・`)
ほとんどの場合、それは、
「○○なら弾ける」
という条件が付いています。
例えば…
家なら、1人なら、いつもの速さなら、
最初(曲の始め)からなら、など。
こういった場合、
その条件が整わなかったり、
想定していなかったことが起きたら、
ほぼ確実にパニックに陥り、
頭が真っ白になります。
自分に都合の良い条件下
(=リラックスできる整った環境)での
「弾ける」は要注意!なんです。
”譜読み”や”両手合わせ”の時には
フル回転していた脳ミソですが、
仕上げに近づき弾き慣れてくると
勝手に『省エネモード』に切り替わり
手指に仕事を任せて
流れ作業で弾くようになります。
(勝手に指が動いているような感覚)
これ自体は普通のことですし、
特に悪いことではありません。
問題は、
この状態で「うん、弾けてる♪」と
勘違いしてしまうこと。
指が勝手に仕事をしてくれる感覚に
甘えちゃダメですよー。
上辺だけの「弾ける」に
騙されちゃダメですよー。
私達に備わっている便利な機能、
脳ミソの省エネモードを
意図的に『オフ』にする!
これが重要なポイント。
感覚に頼って弾かず、
しっかり楽譜を目で追い音符を読み、
指の動きを把握して鍵盤を選び、
打鍵をコントロールして弾くのです。
仕上がってきたと感じたら、
本当に理解・把握して弾いているか、
1度、深~~~く考えてみてください。
~それを確認する方法~
□ 譜面上のどこでも「あぁ、あそこね」と
メロディーが思い浮かびますか?
□ メロディーの区切りに関係なく、
各小節、拍、どこからでも弾けますか?
□ 両手で弾けるようになった今、
左手だけでもスラスラと弾けますか?
□ たとえ途中でミスをしてしまっても
弾き直し(戻るなど)せず弾き切れますか?
□ 「左手(or右手/内声)を聴こう」など
特定の何かを意識しながら弾けますか?
脳の省エネモードを『切る』には、
指が自動的に動いてしまうことを
意図的に制御する必要があるので
「1音1音、超スローテンポで弾く」
という練習方法を、オススメします。
(=脳ミソを使わざるを得なくなる)
その際、普段、難なく弾けている箇所も、
改めて1音1音、頭で考えて指令を出し、
この指でこの鍵盤を鳴らす、
この音を大きくする(小さくする)、
ここで次の音を目視しておく、など、
しっかり考えて指や身体を使うこと。
打鍵すべてを意識しておこなう、
そんなイメージです。
他にも、
・ピアノを弾いているつもりで
机の上で指を動かして弾いてみる。
・鍵盤を見つめた状態で、指を使わず、
どの音を鳴らしていくのか
「目で」弾いてみる。
などの練習も有効ですよ。
「緊張状態でも弾ける!」を目指し、
是非ともやっていただきたい
これらの『脳ミソを使う練習』ですが、
1つだけ注意点があります。
それは…
直前になったら、「やらない」!
「やるのかやらんのかどっちやねん!」
って突っ込みが聞こえてきそう。(笑)
でも、直前になって、
新たな弾けない箇所が見つかったら
恐怖でしょ?焦るでしょ?
そもそも、この練習は緊張対策として
不安要素を取り除くために
やっているわけですから…。
それでは本末転倒。
っというワケで、最後の最後、
本当に仕上げの段階になったら、
脳ミソを休めて身体に任せ、
音にどっぷりと浸りながら、
気持ちよ~く弾くようにしましょう。
ここまでの到達する間、
きっちりと上記の練習をやっていれば、
その頃には揺るぎない感覚で
自信を持って弾けているはずです。
さぁ、
中身の詰まった「弾ける」を目指して、
私も練習だ~♪
***
最後に。
年単位で続くコロナ禍、
交流会の開催も不確かな中で
「今年はやりますよ~」と言われ、
油断していた方(笑)、
慌てて曲を決めた方、
充分な練習ができなかった方、
多くいらっしゃると思います。
いいんです。(^-^)v
交流会はいつもお伝えしている通り、
交流そのものが目的。
発表会ではないので、
≪本気モードで曲を披露する≫
じゃなくても、OKなんです。
仕上がりに不安がある状態で
当日だけ「神がかって上手く弾ける」
なんてことは漫画の世界の話し。
…ありえません。(笑)
「かっこいい姿を見せたい」
「少しでも上手いと思われたい」
「失敗したくない」と考えるより、
今、自分ができることを精一杯やる。
できる範囲で、できる限りの
丁寧な演奏を心掛ける。
そして、何よりも楽しむ!
というつもりで、当日は弾きましょう。
これまで練習を頑張ってきた自分を
一番良く知ってるのは自分。
やれる範囲で精一杯やれば、
それでいいんです。
「練習、よく頑張りました~!」と
自分を褒めることも、
どうぞ忘れずに☆
前回の続き、緊張対策の記事です。
今回は、
『脳ミソから指にしっかりと指令を出す』
について、掘り下げて書いていきます。
ここから先は、
1曲を通して問題なく弾けて、余裕もあり、
「よし、弾けてきた」
「後は弾き込むのみだ!」と
思えている人に読んでほしい内容です。
各自、仕上げに近づいたタイミングで
参考にしてみてくださいね。
***
緊張時、自分の演奏はどうなるのか?
まず、前の記事にも書いたように、
脳内でイメージ&想定しまくります!
演奏そのものへの影響はありそうか?
どんなことが起こりそうか?
それは曲のどこで起こりそうか?
など、なるべく具体的に考えましょう。
・演奏が速くなる ・震えて力が入らない
・音が鳴らなくて(鳴りすぎて)焦る
・集中できない/気が散る
・覚えていたはずなのに忘れる
・厄介だなと感じている箇所で崩壊する
・音が突然わからなくなる
・楽譜を見てもワケがわからなくなる
・予想もしていなかったところでミスする
など、色々と想像できると思います。
むむぅ。(-_-;)
想像したくないですねぇ。
でも、想定外のことが起こるよりも、
こうして予想、想像しておくだけで、
必要以上に舞い上がらずに済みます!
緊張によりこれらのことが起こっても
「弾ききれるだけの力」を
今から養っておきましょう。
***
まず。厳しいようですが…
「よし!弾けるようになった」
と生徒さん本人が感じていても、
私からすると、残念ながら、
「あまーい!それ、弾けてないです!」
ということが多い。
厳しいことを言うようですが、
これ、事実。(´・ω・`)
ほとんどの場合、それは、
「○○なら弾ける」
という条件が付いています。
例えば…
家なら、1人なら、いつもの速さなら、
最初(曲の始め)からなら、など。
こういった場合、
その条件が整わなかったり、
想定していなかったことが起きたら、
ほぼ確実にパニックに陥り、
頭が真っ白になります。
自分に都合の良い条件下
(=リラックスできる整った環境)での
「弾ける」は要注意!なんです。
”譜読み”や”両手合わせ”の時には
フル回転していた脳ミソですが、
仕上げに近づき弾き慣れてくると
勝手に『省エネモード』に切り替わり
手指に仕事を任せて
流れ作業で弾くようになります。
(勝手に指が動いているような感覚)
これ自体は普通のことですし、
特に悪いことではありません。
問題は、
この状態で「うん、弾けてる♪」と
勘違いしてしまうこと。
指が勝手に仕事をしてくれる感覚に
甘えちゃダメですよー。
上辺だけの「弾ける」に
騙されちゃダメですよー。
私達に備わっている便利な機能、
脳ミソの省エネモードを
意図的に『オフ』にする!
これが重要なポイント。
感覚に頼って弾かず、
しっかり楽譜を目で追い音符を読み、
指の動きを把握して鍵盤を選び、
打鍵をコントロールして弾くのです。
仕上がってきたと感じたら、
本当に理解・把握して弾いているか、
1度、深~~~く考えてみてください。
~それを確認する方法~
□ 譜面上のどこでも「あぁ、あそこね」と
メロディーが思い浮かびますか?
□ メロディーの区切りに関係なく、
各小節、拍、どこからでも弾けますか?
□ 両手で弾けるようになった今、
左手だけでもスラスラと弾けますか?
□ たとえ途中でミスをしてしまっても
弾き直し(戻るなど)せず弾き切れますか?
□ 「左手(or右手/内声)を聴こう」など
特定の何かを意識しながら弾けますか?
脳の省エネモードを『切る』には、
指が自動的に動いてしまうことを
意図的に制御する必要があるので
「1音1音、超スローテンポで弾く」
という練習方法を、オススメします。
(=脳ミソを使わざるを得なくなる)
その際、普段、難なく弾けている箇所も、
改めて1音1音、頭で考えて指令を出し、
この指でこの鍵盤を鳴らす、
この音を大きくする(小さくする)、
ここで次の音を目視しておく、など、
しっかり考えて指や身体を使うこと。
打鍵すべてを意識しておこなう、
そんなイメージです。
他にも、
・ピアノを弾いているつもりで
机の上で指を動かして弾いてみる。
・鍵盤を見つめた状態で、指を使わず、
どの音を鳴らしていくのか
「目で」弾いてみる。
などの練習も有効ですよ。
「緊張状態でも弾ける!」を目指し、
是非ともやっていただきたい
これらの『脳ミソを使う練習』ですが、
1つだけ注意点があります。
それは…
直前になったら、「やらない」!
「やるのかやらんのかどっちやねん!」
って突っ込みが聞こえてきそう。(笑)
でも、直前になって、
新たな弾けない箇所が見つかったら
恐怖でしょ?焦るでしょ?
そもそも、この練習は緊張対策として
不安要素を取り除くために
やっているわけですから…。
それでは本末転倒。
っというワケで、最後の最後、
本当に仕上げの段階になったら、
脳ミソを休めて身体に任せ、
音にどっぷりと浸りながら、
気持ちよ~く弾くようにしましょう。
ここまでの到達する間、
きっちりと上記の練習をやっていれば、
その頃には揺るぎない感覚で
自信を持って弾けているはずです。
さぁ、
中身の詰まった「弾ける」を目指して、
私も練習だ~♪
***
最後に。
年単位で続くコロナ禍、
交流会の開催も不確かな中で
「今年はやりますよ~」と言われ、
油断していた方(笑)、
慌てて曲を決めた方、
充分な練習ができなかった方、
多くいらっしゃると思います。
いいんです。(^-^)v
交流会はいつもお伝えしている通り、
交流そのものが目的。
発表会ではないので、
≪本気モードで曲を披露する≫
じゃなくても、OKなんです。
仕上がりに不安がある状態で
当日だけ「神がかって上手く弾ける」
なんてことは漫画の世界の話し。
…ありえません。(笑)
「かっこいい姿を見せたい」
「少しでも上手いと思われたい」
「失敗したくない」と考えるより、
今、自分ができることを精一杯やる。
できる範囲で、できる限りの
丁寧な演奏を心掛ける。
そして、何よりも楽しむ!
というつもりで、当日は弾きましょう。
これまで練習を頑張ってきた自分を
一番良く知ってるのは自分。
やれる範囲で精一杯やれば、
それでいいんです。
「練習、よく頑張りました~!」と
自分を褒めることも、
どうぞ忘れずに☆
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