嘆いてないで前を向く! ― 2022/06/30
私は音楽&ピアノが大好き。
そして、教えることも大好き。
1からの譜読みも弾き込みも、
耳コピや音遊び、作曲やアレンジも、
クラシックもジャズもポップスも、
コード鳴らしたりアドリブとってみたり、
楽曲分析や理論の勉強も、
指導法について考えるのも、
みんな、み~んな大好き。
かなり真剣でハードな練習もふくめ、
私にとってはどれもこれも
「遊び」の一貫。そう感じます。
その時間が持てるなら没頭してしまうし、
何時間でも飲まず食わずで集中しちゃう。
1人でピアノを弾いてる時は、
楽しいし、気持ちいいし、幸せだし、
超リラックス~な時もあれば、
ムッハー!と興奮状態になったり、
とにかく楽しいのです。
自分自身が納得のいく演奏、
鳴らしたい音が出た時は最高の気分。
が、しかし…。
誰かの前で演奏する時に、
「楽しい」や「気持ちいい」「幸せ」
と感じたこと、実は、ほとんどありません。
いつも感じているのは、
「恐怖」と「苦痛」です。
(夢を壊してしまったならごめんなさい)
幼少の頃は
素直に演奏を楽しめていたような
記憶もかすかにあるけど、
無邪気に弾けていたのはその頃まで。
あとは家族に認められるように頑張り、
人にどう評価されるかを
常に気にしていたように思います。
グランドピアノが我が家にやってきた時も、
(現在使用しているレッスン室のピアノは、
姉への”入学祝い”として購入されたもの)
なぜか、このピアノで自分は
「好きにノビノビ弾いてはいけない」と、
”遊び弾き”を自ら禁止していたほど。
誰かの伴奏(声楽・合唱など)ならば、
それがオーデションだろうが、試験だろうが、
緊張しつつも「うひょ~楽しいぜ~ぃ」と
思える時もあります。(ありました。)
でも、いざ自分がピアノソロなどで
主役になり、注目され、
評価される立場になった途端、
日頃の音楽を楽しめている自分、
ピアノで遊んでいる自分は
一瞬にしてどこかに消えてしまいます。
そこに存在しないんです。
ニヤニヤと幸せを噛みしめながら、
解放感に溢れ、伸び伸びとリラックスして
好き勝手に弾きまくるいつもの自分は
どこをどう探してもいないんです。(涙)
それでも、ピアノを教えている以上、
そんなことは言っていられるわけもなく…。
自分に鞭を打って、発破をかけ、
気持ちを奮い立たせ、
交流会での演奏も続けています。
どうかするとレッスンでお手本を弾く時ですら
変に緊張していたりします。
それが当たり前に余裕で弾ける
『バイエル』だとしても、です。
もう、病的としか良いようがない。(苦笑)
人前で演奏するのが苦手?苦痛?
誰だって緊張してる。そうでしょ?
力を発揮できない自分への
言い訳なんじゃないの?
たいした演奏ができないって
認めたくないだけじゃないの?
逃げるな!先生がそんなでどうする!
偉そうにレッスンでアレコレ言うわりに
自分はどうだ!?恥ずかしくないの?
あんな余裕のない演奏する先生に
誰がついて行きたいと思うかね?
気が付くと、次から次へと、
自分自身に容赦なく
厳しい言葉を投げかけてしまいます。
交流会前夜は、
プレッシャーと緊張で一睡もできず、
当日は朝から吐く&下す、が恒例行事。
帰り道、「交流会、楽しかった~♪」
という幸せな気分とは裏腹に、
どんどん膨らむ自己批判思考。
自分への猛烈なダメ出しと攻撃を
ストップしたくても、ぐ~るぐる。
布団に入っても、ぐ~るぐる。
やめられない、止まらない。
身体はクタクタなのに終了後も眠れない…。
こんなのなので、非常に疲れます。
遡上した鮭のよう。
ボロボロです。(´・_・`)
(例えがビミョー)
自分自身に腹が立って、情けなくて、
悔しくて、仕方がないのです。
自分の不本意な演奏にガッカリで、
納得がいかず、残念で、
心底失望します。
私のコレはいったい何なんでしょう?
注目されることへの異常な恐怖。
大大大好きなピアノなのに、
遠ざけたいくらい苦痛に感じてしまう。
とってもツライことなのです。
結構、深刻な悩みです。
***
えぇっと…
こんな泣き言(?)ことを
わざわざブログの記事にして
先生ってば「構ってちゃん」なの?
うわ、案外、面倒な人なんだな…と、
思われるかもしれませんが、
別に、皆さんに「慰めてほしい」とか
「優しい言葉をかけてほしい」とか
「わかってほしい」とかではありません!
どうぞお気遣いなくーーーー!!(笑)
こんなでも前に進むしかないので、
うーむ。どーしたら良いものか?と
1人モンモンと考えるうちに、
「えぇぃ!
正直な気持ちを吐き出してしまえ!」
となり、今こうして書いているわけです。
皆に悩みを打ち明け、恥をさらしたら、
また前を向けるんじゃなかろうかと。
良い意味で「開き直り」も
大事なのかもしれないと思ったのです。
***
遡上した鮭は産卵後、
ボロボロになって死んでしまうけれど、
私はこのまま終わりません!!
終わらせてなるものかッ!と
決意しております。
こんなですので、
「自分」と言う人間が、
演奏家に向いていないことは百も承知。
(だからライブ活動もやめたわけだし…)
でも、だからといって
人前で注目されつつ演奏することを諦め
放棄してしまうのは違う気がするし、
大好きなピアノで
自分らしい表現ができないまま、
不本意な苦しい演奏で妥協するのは、
やっぱり、ものすごーーーく悔しい!!
自分の内側に存在している
『大大大好きなピアノ』と、
自分の外側に存在している
『苦痛なピアノ』。
その2つの距離を少しでも縮めて
境界線を曖昧なものにしていきたいのです。
だったら
嘆いていないで、とっとと前を向く!
そして克服、解決、改善に繋がるよう
行動をおこす!今すぐに。
↑これが自分が出した答え。
そこで、皆さんにお願いがあります!
身体を張って(?)実験的プロジェクトを
スタートすることにしました。
次回のレッスン終了後、
5分程度、私にお時間をください!
皆さんお1人お1人の前で、
もう1度交流会で弾いたあの2曲を
演奏してみようと思います。
こう書いている(宣言する)だけで、
すでに身体がぎゅーーーーーっと
こわばってくるのがわかりますが、
人前での演奏時、
自分の身体がどう変化してしまうのか、
その時、呼吸はどうなっているのか?
思考は?視野は?聴覚は?
重心は?指先へのコントロールは?
どうなっていて、どう対処ができるのか、
冷静になって分析・判断できるだけの
回数を重ねて
自分なりのデータをとってみたいのです。
少なくとも私の場合は、
過度な緊張状態に陥ってしまう原因が
・結局のところ練習が足りていない
・曲のレベルが自分にあってない
=弾きこなせていない
・やる気、気合が足りない
といったことではないと感じているので、
しっかりと自分の身体&精神と向き合い、
深く探ってみる価値があるように思うんです。
毎日数人のペースで、生徒さん全員分
このプロジェクトを進めていった時、
演奏の仕上がりにどのくらいの差がでるのか、
身体・精神状態はどう変化していくのか、
自分自身が「自分らしい音を出せた!」と
納得できる演奏を
お聴かせできる日が果たしてくるのか…。
そんなことを考えたら、気持ちも上向き、
少しずつ元気が出てきました。
最初の方と最後の方では、
演奏の良し悪しに差が出ると思いますが、
そこはお許しくださいませ。(´ー`)
先生がこんなでお恥ずかしいですが、
お付き合いくださると嬉しいです。
皆さんと一緒に学ばせてください。
宜しくお願いいたします。
そして、教えることも大好き。
1からの譜読みも弾き込みも、
耳コピや音遊び、作曲やアレンジも、
クラシックもジャズもポップスも、
コード鳴らしたりアドリブとってみたり、
楽曲分析や理論の勉強も、
指導法について考えるのも、
みんな、み~んな大好き。
かなり真剣でハードな練習もふくめ、
私にとってはどれもこれも
「遊び」の一貫。そう感じます。
その時間が持てるなら没頭してしまうし、
何時間でも飲まず食わずで集中しちゃう。
1人でピアノを弾いてる時は、
楽しいし、気持ちいいし、幸せだし、
超リラックス~な時もあれば、
ムッハー!と興奮状態になったり、
とにかく楽しいのです。
自分自身が納得のいく演奏、
鳴らしたい音が出た時は最高の気分。
が、しかし…。
誰かの前で演奏する時に、
「楽しい」や「気持ちいい」「幸せ」
と感じたこと、実は、ほとんどありません。
いつも感じているのは、
「恐怖」と「苦痛」です。
(夢を壊してしまったならごめんなさい)
幼少の頃は
素直に演奏を楽しめていたような
記憶もかすかにあるけど、
無邪気に弾けていたのはその頃まで。
あとは家族に認められるように頑張り、
人にどう評価されるかを
常に気にしていたように思います。
グランドピアノが我が家にやってきた時も、
(現在使用しているレッスン室のピアノは、
姉への”入学祝い”として購入されたもの)
なぜか、このピアノで自分は
「好きにノビノビ弾いてはいけない」と、
”遊び弾き”を自ら禁止していたほど。
誰かの伴奏(声楽・合唱など)ならば、
それがオーデションだろうが、試験だろうが、
緊張しつつも「うひょ~楽しいぜ~ぃ」と
思える時もあります。(ありました。)
でも、いざ自分がピアノソロなどで
主役になり、注目され、
評価される立場になった途端、
日頃の音楽を楽しめている自分、
ピアノで遊んでいる自分は
一瞬にしてどこかに消えてしまいます。
そこに存在しないんです。
ニヤニヤと幸せを噛みしめながら、
解放感に溢れ、伸び伸びとリラックスして
好き勝手に弾きまくるいつもの自分は
どこをどう探してもいないんです。(涙)
それでも、ピアノを教えている以上、
そんなことは言っていられるわけもなく…。
自分に鞭を打って、発破をかけ、
気持ちを奮い立たせ、
交流会での演奏も続けています。
どうかするとレッスンでお手本を弾く時ですら
変に緊張していたりします。
それが当たり前に余裕で弾ける
『バイエル』だとしても、です。
もう、病的としか良いようがない。(苦笑)
人前で演奏するのが苦手?苦痛?
誰だって緊張してる。そうでしょ?
力を発揮できない自分への
言い訳なんじゃないの?
たいした演奏ができないって
認めたくないだけじゃないの?
逃げるな!先生がそんなでどうする!
偉そうにレッスンでアレコレ言うわりに
自分はどうだ!?恥ずかしくないの?
あんな余裕のない演奏する先生に
誰がついて行きたいと思うかね?
気が付くと、次から次へと、
自分自身に容赦なく
厳しい言葉を投げかけてしまいます。
交流会前夜は、
プレッシャーと緊張で一睡もできず、
当日は朝から吐く&下す、が恒例行事。
帰り道、「交流会、楽しかった~♪」
という幸せな気分とは裏腹に、
どんどん膨らむ自己批判思考。
自分への猛烈なダメ出しと攻撃を
ストップしたくても、ぐ~るぐる。
布団に入っても、ぐ~るぐる。
やめられない、止まらない。
身体はクタクタなのに終了後も眠れない…。
こんなのなので、非常に疲れます。
遡上した鮭のよう。
ボロボロです。(´・_・`)
(例えがビミョー)
自分自身に腹が立って、情けなくて、
悔しくて、仕方がないのです。
自分の不本意な演奏にガッカリで、
納得がいかず、残念で、
心底失望します。
私のコレはいったい何なんでしょう?
注目されることへの異常な恐怖。
大大大好きなピアノなのに、
遠ざけたいくらい苦痛に感じてしまう。
とってもツライことなのです。
結構、深刻な悩みです。
***
えぇっと…
こんな泣き言(?)ことを
わざわざブログの記事にして
先生ってば「構ってちゃん」なの?
うわ、案外、面倒な人なんだな…と、
思われるかもしれませんが、
別に、皆さんに「慰めてほしい」とか
「優しい言葉をかけてほしい」とか
「わかってほしい」とかではありません!
どうぞお気遣いなくーーーー!!(笑)
こんなでも前に進むしかないので、
うーむ。どーしたら良いものか?と
1人モンモンと考えるうちに、
「えぇぃ!
正直な気持ちを吐き出してしまえ!」
となり、今こうして書いているわけです。
皆に悩みを打ち明け、恥をさらしたら、
また前を向けるんじゃなかろうかと。
良い意味で「開き直り」も
大事なのかもしれないと思ったのです。
***
遡上した鮭は産卵後、
ボロボロになって死んでしまうけれど、
私はこのまま終わりません!!
終わらせてなるものかッ!と
決意しております。
こんなですので、
「自分」と言う人間が、
演奏家に向いていないことは百も承知。
(だからライブ活動もやめたわけだし…)
でも、だからといって
人前で注目されつつ演奏することを諦め
放棄してしまうのは違う気がするし、
大好きなピアノで
自分らしい表現ができないまま、
不本意な苦しい演奏で妥協するのは、
やっぱり、ものすごーーーく悔しい!!
自分の内側に存在している
『大大大好きなピアノ』と、
自分の外側に存在している
『苦痛なピアノ』。
その2つの距離を少しでも縮めて
境界線を曖昧なものにしていきたいのです。
だったら
嘆いていないで、とっとと前を向く!
そして克服、解決、改善に繋がるよう
行動をおこす!今すぐに。
↑これが自分が出した答え。
そこで、皆さんにお願いがあります!
身体を張って(?)実験的プロジェクトを
スタートすることにしました。
次回のレッスン終了後、
5分程度、私にお時間をください!
皆さんお1人お1人の前で、
もう1度交流会で弾いたあの2曲を
演奏してみようと思います。
こう書いている(宣言する)だけで、
すでに身体がぎゅーーーーーっと
こわばってくるのがわかりますが、
人前での演奏時、
自分の身体がどう変化してしまうのか、
その時、呼吸はどうなっているのか?
思考は?視野は?聴覚は?
重心は?指先へのコントロールは?
どうなっていて、どう対処ができるのか、
冷静になって分析・判断できるだけの
回数を重ねて
自分なりのデータをとってみたいのです。
少なくとも私の場合は、
過度な緊張状態に陥ってしまう原因が
・結局のところ練習が足りていない
・曲のレベルが自分にあってない
=弾きこなせていない
・やる気、気合が足りない
といったことではないと感じているので、
しっかりと自分の身体&精神と向き合い、
深く探ってみる価値があるように思うんです。
毎日数人のペースで、生徒さん全員分
このプロジェクトを進めていった時、
演奏の仕上がりにどのくらいの差がでるのか、
身体・精神状態はどう変化していくのか、
自分自身が「自分らしい音を出せた!」と
納得できる演奏を
お聴かせできる日が果たしてくるのか…。
そんなことを考えたら、気持ちも上向き、
少しずつ元気が出てきました。
最初の方と最後の方では、
演奏の良し悪しに差が出ると思いますが、
そこはお許しくださいませ。(´ー`)
先生がこんなでお恥ずかしいですが、
お付き合いくださると嬉しいです。
皆さんと一緒に学ばせてください。
宜しくお願いいたします。
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