大好きなジャズピアニスト2023/09/28

私がジャズに興味を持ち始めたのは
中学生の頃だったかな?
友人からダビング(←懐かしい)させてもらった、
カセット(←これまた懐かしい!)を、
アーティスト名も曲名も知らないけれど、
ひたすら聴いていました。

高校に入ってからは、王道の
ビル・エヴァンスやオスカー・ピーターソン
などを聴くようになり、
自分でもジャズが弾いてみたい!と、
楽譜を買って楽しむようになりました。
その頃は「ジャズ」といっても
何をどう練習して良いのかもわからず、
書き譜を弾くだけの
「なんちゃってジャズ」
でしたけどね。(苦笑)

そして大学時代。
有名なジャズピアニストの演奏や、
名盤と言われるCDを
少しずつ聴くようになっていた私でしたが、
とあるアルバム、1枚のCDとの出会いが、
私のジャズ熱をぐーーーん!と、
一気に加速させたのでした。

それが、
吉岡秀晃 『Here We Go』。

このアルバムを始めて聴いた時の
ワクワク感と興奮は、
今でもよ~く覚えています。
ブルージー&ファンキーな
音使いが大好きな私は
3曲目に収録されている”Fish Tail”が
当時、大のお気に入りで、
繰り返し何度聴いたことか!!

吉岡秀晃さんの弾く
ジャズピアノを知って以来、
かれこれ30年、
ず~~~~っと大好き(*´ω`*)

いわゆる巨匠と呼ばれるような
偉大な世界的プレーヤーの演奏は
CDなどでたくさん聴いたし、
世界で活躍する
一流の日本人ジャズピアニストは
他にもたくさんいらっしゃり、
もちろん皆、素晴らしいんだけど、
私にとって彼のピアノは別格なのです。

吉岡さんの演奏は、
圧倒的に私をワクワクさせてくれて、
ご機嫌な気持ちにさせてくれて、
「私もこんな風に弾きたい~♪」と
やる気と元気を与えてくれます。
ファンキーでスウィンギー。
とにかく私にはドストライクなんです。(笑)

そんな彼のライブを
先日、久しぶりに聴いてきました!
トリオでのスタンダードナンバー。
会話ができちゃいそうな近い距離で、
演奏を堪能してまいりましたよ~。
いや~、もう、ホント幸せ。
日々のストレスや疲れが吹き飛びました。

時々舌をペロっと出しおどけた表情、
ノってきた時の緊張感ある真剣な表情、
他のメンバーとアイコンタクトを取りながら
ニコニコしたり、ビックリ顔をしたり、
その時に瞬間的に生み出された音に
敏感に反応しながら演奏する様子は
ザ!生のジャズ!と言う感じで、
わくわくの連続。
最高に楽しい時間。
吉岡さんのピアノは、
聴き手を置いてけぼりにせず、
ぐっと惹きつけて
ご機嫌なジャズワールドに
連れて行ってくれます。
そこが魅力なんですね~。(´ー`)

とっつきにくさゼロ。(笑)
とにかく聴いていて気持ちがイイ。
ジャズにあまり詳しくない方でも
楽しく聴けると思うので、
CD、ライブ、どちらもオススメしますよ。

還暦を過ぎた今も毎日のように
アチコチのライブハウスで
演奏されています。
30年以上、現役で弾き続け、
楽しませてくれているなんて、
すごいですよね。
次はいつ聴きに行けるかな?

まだまだお元気で活躍されますように☆

ストリートピアノに想うこと2023/04/26

最近、ストリートピアノにまつわる
あまり喜ばしくないニュースを目にした。
何やらマナーを守らない利用者がいて
とある駅に設置されていたピアノが撤去された、
という内容である。

出先でピアノを見かけただけで
「わぁ~~ピアノ~~(*´ω`*)」と
幸せ&嬉しい気持ちになる自分にとっては、
撤去だなんて、悲しいできごと。
…とはいえ、そのピアノを、
誰が、どんな曲を、どんな風に弾いているのか、
で、その気分が良くも悪くも変化するのは、
紛れもない事実。

***

私の中で「ストリートピアノ」は
その時間、そこにある日常に、
そっと彩をそえるBGM的なもの、
というイメージだった。
そこにいた顔も名前も知らない人々と
流れる時間を共有する中で、
ちょこっとだけ、
音で「居候」させてもらうような感覚。

だから、
そこまで主張はせず、だけど、
「ただピアノが好きなんです」という
弾き手のその雰囲気が感じられることに
魅力を感じていて、
上手い・下手とかは関係なく、
素直に微笑ましい気持ちになれたのだ。
「ピアノの音色」を通じて
時間を共有する感覚。
そんな想いもあるから、
なかなか勇気が出ないけど
たまには自分も弾いちゃおうかな…
と思ったり。(時には弾いたり。)

ところが、数年前くらいから、
ストリートピアノの持つ雰囲気が
明らかに変わってきて、
その場に溶け込む「素朴な音」は
隅っこに追いやられ、
ある種「ステージ」のような扱いがされ、
「演奏」が堂々と主張をし始める雰囲気に。
(私がそう思うだけかもしれないけれど)

そうした中、どんどん増えていったのが、
演奏自慢系のピアノ弾き、や
ピアノ系ユーチューバーの存在。
「すごい!!」と言わせる演奏。
そして、
それを聴いて「スゴイ!」と感じちゃう人々。
この図ができあがってしまったのだ。

派手なアレンジで、手数多く弾きまくり、
大音量でオクターブを連打し、
速いパッセージを、どうだ!と繰り広げる。
弾き終えると、
一応軽く椅子からお尻をあげるものの、
その場を離れるわけではなく、
キョロキョロ見渡しただけで、
また座って弾きまくる。
(弾こうかな…と立ち止まっているのこと人も、
自分の観客だ、と思っているのかな?)

確かにすごいよ。スゴイのだ。
テクニックは上級レベルの方々ばかり。
そりゃ、その演奏を「かっこいい」と感じ、
「すごい!」と称賛する人も出てくると思う。
ユーチューバーだとファンもいたりして、
その場は盛り上がるよね。

でも。
動画を撮影して延々と弾いている人や
超絶技巧をこれでもかと弾いている人、
それに群がる人々を見かけるたびに、
私の「わぁ~ピアノ~(*´ω`*)」という
幸せ&嬉しい気持ちは急降下↓↓。
私、個人的には「すごい」という演奏には
あまり魅力を感じないので、
「なんだか違うんだよなぁ」と
感じてしまう今日この頃。

そんな矢先に知った
今回のニュースなのでした。
(撤去の原因は、延々と弾く、大音量で弾く、
などのようでユーチューバーとは限りませんが)

***

私はきっと、ストリートピアノで、
この教室(Studio*ABE*)に
ピアノを習いに来ている皆さんのような人の
演奏が聴きたいんだろうなぁ~、
なんてふと思った。

生徒さんはどの人もみんな
ピアノを大切に扱ってくれるし、
丁寧な音色で演奏してくれるし、
雑に弾き散らかす人は1人もいない。
選曲も素敵なものがたくさん!
そして何より、シンプルに
「ただピアノが好きなんです」
という想いが溢れてる。

街中にあるピアノや駅ピアノが
適切&大切に扱われ、
奏でられる音楽がその場に溶け込み、
老若男女、上手い下手関係なく、
ルールやマナーを守って
誰もが「ちょっと弾いてみるね♪」と言って
気軽に触れる雰囲気。
それを、近くに居合わせた人が
微笑ましく眺め、聴く雰囲気。

この先、
そうなってくれたらといいなぁ~と
心から願う私です。

休んでいい、という選択肢2023/03/30

カチ… (…パッ!)

購入して13年くらいになる
我が家の電子レンジ。
最近、調子がヘン。
とはいえ、
通常の機能はまったく問題はないし、
「故障」という感じではないため
使えているんだけど…。

何かを温めたりして使用した後、
しばらく(数分くらいかな?)経つと
自動的に電源が落ち、表示が消え、
スリープ状態になるはずが、
どうも上手くいかなくなったようだ。

以前なら数分ほどで、
本体からカチ…と僅かに音がして、
デジタル表示が消え「終了」だった。
それが今は何故か、
その直後に再び
…パッ!
と、表示がついてしまう状態に。(・_・;)

まるで、
気持ちよくウトウト眠りかけていたのに、
「…ハッ!いかん、いかん!!」と
無理やり自分を叩き起こしているよう。
そして、また数分後に同じことを繰り返す。
ひどい時は一晩中、
…カチ…パ!を繰り返していて、
表示を消して上手に休むことが
できなくなってしまったのだ。
何だか気の毒に思えてくるし、
そのうち本当に壊れてしまうんじゃないか、
と心配になる。

「今は休んでいいんだよ」
電子レンジを見て思わず声をかける。

…がしかし、これは、
電子レンジに言っているのではない。
自分に言っている。
これは、自分に言っているのだ。

***

仕事(皆さんのレッスン)は
何より自分の軸となる大切な時間で
楽しみながら全力で取り組みたい。
介護の諸々は避けられない。
家のこと(家事全般)も手を抜いたとしても
生活するうえでは欠かせない。
そこに、交流会の準備。(楽しみではある)
そして、交流会の「講師演奏」に備えて
隙間時間を利用してこまぎれの練習。

「もう余裕などない」
という事実に、気が付かないふり。
やれる、やらねば、やれるでしょ、自分!!
と、鞭を打ち意気込んでおりましたが、
どうやら無理っぽい。(涙)
残念なことに
身体が悲鳴をあげ始めてしまいました。

そんなワケで、決めました。
今年は「講師演奏」はお休みします。

交流会15年目にして初めてのことで
自分にとってはとても勇気のいる決断。
「えぇーーーー(↓↓)」と
思う方もいらっしゃるかと思いますが
どうかご理解くださいませ。
(いなかったらそれはそれで残念だ。苦笑)

この決断に至るにあたり、
「今は身体を大切にしなさい」と
助言してくれた友人に心から感謝。
あと、
気付かせてくれた電子レンジにも、ね。

***

今日の電子レンジ。
珍しく表示が消えてスヤスヤ眠ってる。

少しホッとした。(´ー`)

映画『ブルージャイアント』2023/02/21

2/17(金)から公開されている
映画 『BLUE GIANT』。
早速、土曜日に観てきましたよーー!

以前、話題にしたこともあるので、
「何だっけ?それ、聞いたことある」
って思った人もいらっしゃるかな?
確かその時は
「漫画を読んだらジャズ欲が高まって
久々にセッションに行ってきたー♪」
というようなことを書いた記憶があります。
(原作はジャズを題材にした漫画です)
その人気ジャズ漫画が
映画化されたということで、
早速レッツゴー。ヽ(゚∀゚)ノ

***

…とその前に、「準備」と称し、
棚から本を引っ張り出してきて
朝からドドドーッ!と一気読み。(笑)

私の場合、
泣き通しになる可能性が高いため
映画での映画鑑賞はとても危険。
鼻をかむのを堪えなくちゃいけないし、
涙流しすぎてコンタクトが真っ白になるし、
泣く→酸欠→頭痛は確実だし…。
ってなワケで、
事前に再読してストーリーを思い出し、
「あらかじめ軽く泣いて耐性をつけておこう」
という作戦。

がしかーし…
作戦もなにも、読み始めたら、
1巻から泣きっぱなし。(苦笑)
1話1話がいちいち良いんだわ、コレが。
すでに映画を観る前段階で泣きすぎ。
夕方には鼻の下は皮がむけ、
まぶたはパンパン。

えぇぃ、もう、どうにでもなれ!
タオルハンカチ握りしめ、
いざ、映画館へ。

***

これから映画や漫画を
観る予定の方もいるかもしれないので、
ネタバレはしないようにしておきますが…

いやぁ~映画、良かった!!

日本を代表する
ジャズピアニスト上原ひろみさんが、
主人公たちのオリジナル楽曲を書下ろし、
自らも演奏で参加、サウンドをプロデュース。
演奏しているメンバーがとにかく豪華。
「音楽を聴きにいくだけ」でも価値あり!
映画館の迫力あるサウンドで
熱いジャズが聴けちゃいます♪

私としては原作の大ファンなので、
ストーリー展開が駆け足過ぎて
物足りない部分はありましたが、
それでも、やっぱり良い作品だなぁ~と
改めて思いましたよ。

主人公たち3人のそれぞれの
音楽に向き合う姿勢、考え方、
「壁」を乗り越えていく様子、
もう~、グサグサと心に刺さります。
ジャズに対する想いや
楽器を始めたキッカケなど
音楽的な背景はそれぞれ違うのに、
何故か3人ともに共感、
感情移入できちゃうから不思議。

それは、自分にとっての
理想や憧れ、信念と重なっていたり、
昔の自分と似ているところがあったり、
自分も実際に経験したことだったり…
だからなんでしょうね。
とにかく痛いくらいに刺さります。


映画では、
2時間くらいにまとめられているため、
漫画全1~10巻のうちの
前半「仙台編」はほぼカットされて
後半「東京編」が物語のメイン。

私的には、主人公がまだ学生だった頃の
仙台でのストーリー

 人を惹きつける音でありながらも
 我流で粗削りな演奏だった
 主人公の吹くサックスが、
 師匠と出会い、練習に練習を重ね、
 ひたすら楽器と向き合って
 演奏に磨きがかかっていく様…、
 そして、初セッションで味わう挫折…、
 家族や周りの人とのエピソード…、

『ブルージャイアント』を語るには
これらは欠かせないでしょー!と思うので、
もしも興味ある方は映画も良いけど、
ぜひ原作漫画を読んでみて!!
と思うのでした。

「よっしゃ、私も前向きに頑張ろう!」
と、音楽に対して、
真っ直ぐな気持ちになれます。
落ち込んでも、”へでもねぇや”と
自分を奮い立たせる気力も湧いてきます。

「んー、ジャズ?あまり聴かないし…」
という生徒さんでも、
音楽が好きでピアノを習っている皆さんなら
きっと楽しめると思います。

オススメします。(*´ω`*)

***

えぇ。
そりゃもう、泣きっぱなしで
映画の後はグッタリでしたよ。

3日たった今日もまだ、
鼻の下の皮がむけています。
マスクがうっとおしいよ~って
日頃、思っているけど、
今はマスク万歳!(笑)

「プロジェクト」のその後2023/02/01

去年、数年ぶりに開催できた交流会。
ワクワク&ウキウキ、開催が嬉しい反面、
久々に皆さんの前で披露する
”講師演奏”に、
あり得ないくらいにド緊張し、
見事にやらかした、私。(;´Д`)

子供の頃から、人前となると
「ちゃんとしなくちゃ!」
「きちんとせねば!」「こんなんではダメ」
と、伸び伸びすることが苦手で
苦しい想いでがんじがらめになる性分。
緊張との戦いの歴史は長いんです。

長年をかけて少しずつ、少しず~つ
「演奏時の緊張のコントロール」や
「演奏に集中する術」みたいなものを
築き上げ、手に入れかけていたのに、
このパンデミックのせいで、
たった数年間
人前での演奏の機会を失っていた間に、
完全にゼロの状態に戻ってしまい、
「この手、誰の手?」「アナタ、誰?」
と言いたくなる不本意な演奏に…。
本当にショックでした。

で。
始動したプロジェクト。
覚えていますでしょうか?

「とにかく這い上がれ、自分!」
「嘆いていないで前に進め!」と
緊張からくる恐怖心に背を向けず、
無理やり何度でも人前で弾かせてもらえ!
と、皆さん1人1人の前で
再度、演奏させてもらった”アレ”です。
(皆さん、ご協力ありがとうございました)

実は、あの後も
自分なりにプロジェクトを進めており、
一進一退しながらも、
ほんのちょっとずつだけど、
良い方向に進んでいる気がしています。

・ピアノを弾く機会を自らつくる
・演奏がイマイチでも自分を許す
・トライした自分を認める

この3点セットを心に刻んで、
自分自身の「訓練の場」として、
ストリートピアノを弾きに行っています。

ギャラリーがいる中、
腕が達者な演奏者が堂々と弾いていて、
それを見て足がすくんでしまい、
結局、弾く勇気が出ないまま、
何もせず帰ってきたこともあります。

それなりに弾けていたものの
間違えてから焦ってしまい、
途中からまったく「謎な演奏」に
なってしまう日もあります。
(納得のいかないヘッポコ演奏)

変に緊張して、交流会の時のように
呼吸が浅くなり身体がこわばり、
弾きながら酸欠みたいな感覚になり、
「あぁ、なんでこうなる????」と
がっかりして帰ることもあります。

「今日こそ、あれを弾くぞ」と
自分にとっての挑戦曲を
決めていたにもかかわらず、
不安になり直前で簡単なものに変えて
「情けない…」と落ち込む日もあります。

何度、弾きに行っても、
毎回のように超緊張するし、
”自分らしい演奏”
”自分が出したい音”
とは程遠いです。
でも、
「こうなりたい」「こうだったらいいのに」
と指をくわえて、理想の姿を夢見て、
ぽやや~んと望んでいるだけでは
実現するはずもない。
「行動あるのみ」だと思うのです。

***

本日。

前に弾いていた方が
弾き終えて帰っていったので、
「ギャラリーもいないし、今だ!」と
鞄をピアノの脇に置き、
鍵盤に向かいました。
行き交う人はいるけど、
立ち止まっている人もおらず、
いつもより少しだけリラックス。

誰もいないのをいいことに、
それっぽい雰囲気(?)でテキトーに
Fの即興で2コーラス分ほど
コード進行もその場で作りながら弾き、
そのまま、流れにのって
『アメージンググレース』を
何となくアレンジで弾いて、終了。

そそくさとその場を離れようとしていたら、
遠くの方からこちらへ向かってくる方が…。
この人もピアノを弾くのかな?と思いきや、
彼は、私の目の前にやってきて、
「あっちで聴いてた。良かった!」
と言い、「ありがとう!」と
手を振って帰っていかれた。

なんと、なんと、
「ありがとう」だなんて!!!
こちらこそ「聴いてくださりありがとう」です。
しかも、それをわざわざやってきて
言葉で伝えてくれるなんて、
なんと嬉しいことか。

自分が演奏して、
誰かに「ありがとう」と言われる。
こんなにもパワーを貰えることって、
なかなか無い。

私にとって人前での演奏は
まだ「楽しむ」というには程遠く、
訓練の場なので、
凹むこと・落ち込むことが多いけど、
「ありがとう」の言葉を大事にして、
小さな成功を積み重ね、
少しずつ自信につなげていこう!

「人前で弾くこと」と「幸せな気分」が
ピコン♪と繋がった1日でした。


*オマケ*

今年の交流会は、
6月17日(土)開催予定です。
曲決めや交流会ブルースの
ステップアップやアレンジ、
いつでも相談にのりますので、
レッスン時にどうぞ。(´ー`)ノ

調子は上向き↑↑2022/12/27

2022年もあと僅か。

今年はどんな1年でしたか?
私は、去年があまりにも苦しく大変で、
肉体的&精神的に
振り回されっぱなしだったので、
今年はそれに比べたら
随分穏やかに過ぎていったなぁ~と
感じています。
(感覚がマヒしているのかも!?)

1年を振り返れば、案外たくさん
嬉しいできごとがありました。

何といっても、
今年は久々に「交流会」も開催できたし、
介護生活も丸1年過ぎてみて、
ようやくリズムもつかめてきたし、
毎日、介護食なんぞを
作らなくちゃいけない環境のため、
料理をサボる事が減り(負担は増えたが)
そのせいで、
(いや、そのおかげで、と言うべきか?)
惣菜に頼らなくなり、自動的に節約。
家計の出費が減った!(笑)
面倒だからついでに自分のご飯も
同じものを食べたりして、無自覚ながらも
健康的な食生活を送っていたのか、
仙台の家にあった体重計に乗って
何やら色んな項目を計ってみたら、
「あなたの体内年齢 19歳」
と出て大喜び!!

…まぁ、それは、
後から年齢・身長・性別など
入力し直して再度計ったら、
「31歳」に訂正されたワケだけど。
それでも、こんなことでも
にんまりと嬉しく思えるのは大事なこと。
自分の心の余裕が増えた証拠。

定期的に通ってこなした
仙台の家のゴミ捨て&片付け&掃除も、
私にとってはリフレッシュできる時間で
”大変”というよりも楽しい時間。
植物には疎い私ですが、
お庭の植物を知ることができて
新しい発見や知識が増え、
とても新鮮でした~。

そうそう。
つい先日には応募したプレゼントの
「当選」の知らせがきて、
よっしゃ、なんだかイイ感じ~↑↑と
ウキウキしている自分がいます。
(50年近く生きてきて応募自体が
数回しかしたことないのに!)

そんなこんなで、
2022年は上向き調子で
楽しい気分のまま終えられそうです。
このまま2023年も
突っ走っていきますよーーーー!

ほんの些細なことにもウキウキし
小さな発見に喜び、
少しの成長でも見逃さず、
目の前にある”当たり前”に気づき、
いつも感謝の心を忘れずに。

そんな精神で来年も頑張ります。

1年間、ありがとうございました。
また来年もレッスン楽しみましょうね。
良いお年をお迎えください。(´ー`)ノ

***

1月、初回のレッスン時に
『個別面談』を予定しています。
内容は以下の通りです。

・月謝料金に関するお話し
・教室規定の確認と改訂版のお渡し
・連絡先変更の有/無
・2023年の目標やレッスンに対する要望など

レッスン終了後に5分程度、
お時間をいただく予定です。
どうぞ宜しくお願いいたします。

この悔しさを生かす2022/07/29

気が付けば交流会から1ヶ月。

何だかんだ次々と色々なことが起こり、
バタバタと毎日が過ぎていきます。
正直、ストレスと疲れが半端ないです。
はぁ~、思う存分、寝たいよ~。
自分のリズムで生活したいよ~。
自分の時間がほしい…。

そんなこんなで
ブログもスローペースで更新です。
ゆっくりお付き合いくださいませ。(´・_・`)

***

さて。
例の”プロジェクト”も全員分終えて、
やっと今年の交流会での
自分自身の演奏と気持ちに対して
区切りをつけることができました。
皆さん、ご協力をありがとうござました。

『緊張した状態で演奏した際の
自分の身体と精神の関係を知り、
良い方向へ向かわせるための
”何か”を見つけたい!』

という目的で、
やってみたワケけですが、
「もしや、こういうことなのか!」と
新たな発見があったり、
「じゃぁ、こうすれば良いのかな」と
実際に緊張した中で試してみて、
そこから得られたものがあり、
やってみて良かったと感じています。
(細かい内容はここでは省略します)

今回のこのプロジェクトによって、
『過度な緊張による
パフォーマンスの著しい低下』を
キレイさっぱり解消できるなどとは
思っていませんが
(そんな単純なことでは無いので)、
自分自身をより知ることに繋がり、
勉強してみたいこと(=深めたい知識)
が新しくが生まれ、
日常性生活や普段の演奏時から
意識したほうが良いことも見つかり、
また、無意識にやっていた
緊張をより加速させてしまう
一種の「癖」のようなものもわかりました。

得体の知れない”相手”が怖くて
恐怖でビビりまくって
ただただ硬直していた私ですが、
何度も何度も皆さんの前で弾いた事で、
”正体”が少し見えたような気もします。

まだまだ長い道のりだとは思います。
一旦プロジェクトとしては終了しますが、
自分自身は引き続き、
この問題に取り組んでいきます!
人前で演奏する際のイメージを、
”なんとかなる”という想いへ
少しずつ書き換えていけたらイイなぁ、
そんな風に思っています!!

***

私の個人的な課題に対して、
皆さんの貴重なお時間をいただきました。
心から感謝しています。

この課題を乗り越えるために、
一緒に真剣に考えてくれた人、
逆に、「先生は今のままで充分」と
現在の私を丸ごと認めてくれた人、
「つらいなら弾かなければいい」
という声もいただきました。
いろいろな反応があり、
それぞれの想いや優しさを感じ、
皆さんに支えてもらっているのだと
改めて実感いたしました。

交流会から1ヶ月。
プロジェクトで得られたことを
自分なりに掘り下げているうちに、
ゴチャゴチャに絡まっていた
想いも整理整頓されて、
随分と心も軽~くなりました♪
今、心の奥を覗いてみると、
ぽつんと1つの想いが残っています。

それは…

『自分に対してやっぱり悔しい』

↑この一言に尽きます。

「肝心の場面で力を発揮できない」
「弾きたいのに身体が拒否する」
この悔しい気持ちを
どう消化して、どう次に生かすか?
人前でも”自分らしい演奏ができる”
を目指して、また日々精進です。

嘆いてないで前を向く。
前進あるのみ。

諦めないよ、私は。(´ー`)