雰囲気を伝えたい2013/02/08

ホームページのデザインを大幅に変更。
新しく全面的に作り直した。ふぅ。
「プロフィール写真」などは手元にちょうど良いのがなく、
(若かりし頃の写真を載せちゃおうか?と企んだり…)
まだ手直しが必要な箇所は残っているけど、
ほぼ形になった。

私がピアノ教室を始めた頃、
パソコンは家庭にそれほど普及しておらず、
教室のチラシなどはワープロで作っていた。
だけど、この15年で状況はどんどんかわり、
今はインターネットで教室を探す時代。
「どこでピアノを習おうか?」と思った時、
かなりの方がインターネットを使い、
教室のホームページを見るのではないだろうか?

で。思った。
私のピアノ教室のホームページを見てくれた方に、
「当教室の雰囲気」を伝えたい!
載せている内容(レッスンに関する基本的な情報)を
充実させる事はもちろん大事。
だけど、画面を通して受ける「第一印象」も、
実はかなり大事なんじゃないか?と思ったのだ。

カラフルでポップ、可愛いらしいページは、
「子供にピアノを習わせようかしら?」と、
考えているママさん達の目にきっと止まるだろう。
花柄などを使ったエレガントなホームページは、
クラシック音楽を優雅に弾きこなすイメージを受ける。
(上記はあくまで私の個人的な印象です。笑)

我が教室の生徒さんは、全員大人の方。
「大人のためのピアノ」というと
「シニア世代の趣味」というイメージも強いけど、
これまで通われた生徒さんは、
20~40代の働き盛りの男性も多い。
(注意:シニアの生徒さんもいらっしゃるし大歓迎です)
ジャンルもクラシックを中心とするより、
「ジャズナンバー」や「洋楽・弾き語り」が人気だったりする。

当教室の↑のような「この感じ」「この雰囲気」
どうにか伝えられないだろうか?
…と考えた結果、今回の
「ホームページの大幅なデザイン変更」
に至ったのでした。
これで、ホームページを通して、少しは
「Studio*ABE*」の雰囲気を感じて頂けるかな?
興味をもたれた方、お気軽にお問合せくださいね。

さて。あとは、プロフィール用の写真か。
探さなくちゃ…。(汗)

「頑張る曲」は疲れちゃう2013/02/12

「今後はピアノを楽しみたい」

↑先日レッスンである生徒さんから聞いた言葉。

この方、とっても真面目な生徒さんです。
ピアノに取り組む姿勢も素晴らしいッ!(拍手!)
これまで、自宅での練習もかなりされていたと思います。
私の教室に通うことになる前は、
独学でピアノを始められていました。
そんな経緯もあるので大変な努力家さんなのです。
(私も見習わなくては…。汗)
ピアノへの熱意は人一倍!という男性の生徒さん。

先日、レッスンで色々とお話しし、
以前の自分は「必死」だった、とおっしゃっていました。
自分の中での理想を高く設定していて、
少々疲れてしまっていた、と…。
次のレッスン曲を決める際、
「もっと簡単に弾ける曲を選んでみるのもアリですよ~」
と、たびたび提案してはいたんですが、
理想に向かって真っ直ぐ努力してしまう生徒さんは、
ついつい「頑張る曲」を選んでしまうんですよね。
これはこの方に限ったことではありません。

「頑張る曲」って一体どんなの?って言うと…
頑張って練習しないといけないような曲。
頑張って譜読みし、頑張って両手を合わせ、
頑張ってその曲に表情をつけ、
とにかく頑張って、最初から最後まで弾く。
そんな曲。

そんな「頑張る曲」を選択し続けていると、
…やっぱり疲れちゃいます。
でも、自分自身で選んだ”憧れの曲”だから、
頑張れちゃうんですよね。
で、頑張れちゃうから、余計に厄介。(苦笑)
頑張って練習して、頑張って練習して、
弾けないと苦しんで、練習しながら悩んで、
結果、弾きこななす前に疲れちゃう。

だから、彼の口から、
「今後はピアノを楽しみたい」という言葉を聞いて、
と~っても嬉しかった私。
それと同時に、心の底から
「ピアノを楽しませてあげたい!!」と思った。
お仕事など色々とお忙しく、
「時間的&精神的余裕」があまりない毎日のようだけど、
だからこそ頑張りすぎず、
ゆったりとした気持ちでピアノと付き合ってほしい。
ピアノを練習し、音楽を奏でる事そのものが
「息抜き&リフレッシュ」の時間となってほしい。

さぁ~、今後のレッスンが楽しみだ!
彼用の教材、楽譜アレンジに取り掛かろう♪