ギロックはいかが?2016/01/29

幼少時代から中学卒業くらいまで
ピアノのレッスンに通っていた人は
ブルグミュラー「25練習曲」を終え、
「ソナチネ(またはソナタ)アルバム」
に入ったあたりで、
ピアノをやめていることが多いと思います。
もしかすると、チェルニーの練習曲集や
バッハ「インベンション」なども
レッスンで弾いていたかもしれませんね。

そのくらいのレベルになると、
かなりの曲数をこなしてきているので、
ある程度は自分で譜読みができ、
レッスンで習ったことがなくても、
好きな曲や興味のある曲などは、
「どんな曲かな~?弾けるかな?」と
楽譜を見ながら、試しにちょこっと
弾いてみることができると思います。
(弾きこなせるかどうか…ではなく)

また、ここまで続けていた人は、
大人になってレッスンを再開しても、
楽譜を読みながら音を鳴らしてみて、
「これなら弾けるかも!」
「あぁ~(´д`lll)これは難しい~」
「思ったより素敵な曲だな♪」
「カッコイイのは始めだけか…」
など、曲のレベルや雰囲気を
何とな~く掴むことができるので、
今後、自分が挑戦してみたい曲や
興味のある曲、弾いてみたい曲を
自分で選ぶことが可能かと思います。

…がしかし、
そこに至らずピアノを辞めてしまった人や
大人になってからピアノを始めた人は、
自分に合う練習曲はどれなのか、
有名な”あの曲”を自分も弾けるのか、
どの楽譜を選べば丁度良いレベルなのか、
など、わからないことだらけですよね。

かつてのピアノレッスンと言えば、
導入教材は「バイエル」で、
初級者になると「ブルグミュラー」、
と、お決まりの教材を使って
レッスンを進めていくのが主流でした。
が、今は随分と変化しつつあります。
それら以外にも良い教材がありますし、
大人が取り組むのに適したものも増えました。

指を動かす、ドレミを読む…といった
導入~初心者レベルを過ぎた
大人の初級者さんに、
私がオススメするのは
ギロックの『叙情小曲集』という楽譜です。
レベル的にはブルグミュラー「25練習曲」と
同じような感じかな?
ギロック『こどものためのアルバム』も
取り組みやすい曲集でオススメです。

以前、別の記事にも書きましたが、
タイトルに『こどもの』と付いただけで
大人の学習者からは敬遠されがちですが、
何と、もったいないことか!
2冊とも素敵な良い曲がいっぱいです♪

ウィリアム・ギロック(1917~1993)は
現代の作曲家なだけあって、
メロディーラインが今っぽくて(笑)、
耳に馴染みやすいように感じます。
短めの曲&音数が少なくても
センスあるメロディで作られているので
演奏していて気持ちが良く、
魅力的な曲が満載ですよ。(^-^)

ブルグミュラーは昔弾いたし、
もうちょっと違うものが良いなぁ…と、
楽譜を探している方にオススメします。
その中のどの曲に挑戦できるか、など、
気になることがあれば質問してくださね。
アドバイス致します!


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