調律でスッキリ!!2016/02/27

2月初めにピアノの調律をお願いしました。
前回の調律から半年ちょっと過ぎて、
私としては、もう限界~!((+_+))
という状態だったので、
調律をして頂いてスッキリ♪

ピアノの調律は
年に1回程度行なうのが理想です。
たとえ、物置と化していて
全く弾いていないピアノでも、です。
弾くようになったら調律すればいいや、
というワケにはいかないんですね。
むしろ長年にわたり放置していると、
音そのものの狂いとは別に、
金属部品や弦が錆びついたり、
フェルトが虫に食われていたり、
なんて事があったりするんですよ~。
弦にも変な狂い癖がついてしまうので、
久々に調律したところで、
なかなかピッチが安定せず、
すぐにまた狂ってしまう、なんてことも。

専門的に弾くわけでもなく、
ポロロ~ンと趣味程度に弾くだけだし、
そんなに頻繁に調律しなくても…、と
思う気持ちもわからなくもないけれど、
弾いている頻度、とは関係なく、
調律は必要なんです。

ピアノと言う楽器はとてもデリケート。
その内部は複雑な構造でできています。
木材や羊毛を使っているので、
湿度や温度に大きく影響されます。
木が湿気を吸って膨張すれば、
張ってある弦が引っ張られるのは
容易に想像できますよね。
乾燥する冬場はその逆も起きます。
そういった影響を日々受けているので、
「弾かなければ音は狂わない」
というものではないんです。

さて。
「年1回は調律しましょう」と言いつつ、
私は半年で「限界」に達し、
いつも調律してもらっているワケですが、
これは「ピアノを維持する」という観点ではなく、
音の狂いが耐えられないからです。

そもそも音(ピッチ)が狂ってきていても
気が付かない人は全く気が付きません。
1音だけが飛びぬけて変に狂えば、
「ん!?この音、おかしい!」
と、さすがに気が付くでしょうが、
張られている弦全体が、
伸びたり縮んだりを繰り返して、
だんだんとそれぞれ微妙に狂ってくるので、
感じない人には感じないんですね。

気持ち悪く感じるか、感じないか、
許せる範囲か、許せないか、
耐えられるか、耐えられないか、
財布の中身に余裕はあるのか(笑)、
この差が、「1年以内の調律」に
表れるのだと思います。
私の場合はフトコロに余裕はないけど、
音に耐えられず…((+_+))って感じですね。

2月初めの調律後、気になる箇所があり、
(何となく”うねり”っぽい違和感を感じ)
先日、別件で調律師さんに来て頂いた際、
再度、調律を手直しして頂きました。
エアコンを付けたり消したり…で、
今の時期、部屋の温度差がかなりあるので、
ピアノにとっては過酷な状況なんでしょうね。
でも、再調律して頂いたおかげで
音は更にスッキリ!
すごーーーーーく気持ち良い状態です♪

我儘で神経質な私の依頼にもかかわらず、
快く手直しをしてくださった調律師さん。
ありがとうございます!
音がスッキリ整うと本当に気持ち良くて、
弾きたい気持ちがいつもに増して
ウズウズ込み上げてきます。
…ということで、
今日もレッスン&練習に励みます。
皆さんもレッスンで調律仕立てのピアノの音を
是非とも味わってくださいね。

(※アップライトは年1回の調律をしています)


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