おめでたいレッスン日 ― 2025/02/10
レッスンをしていて、
私が生徒さんの大きな成長を感じて、
「おぉ~~~!」と感動すると、
猛烈な嬉しさのあまり
興奮気味に言う声掛けがあります。
その言葉が、
「今日、赤飯を炊いて!!」
です。
私から見て、その方が
・高い壁を乗り越えたなと確信した時
・コツコツと積み上げてきたものが
大きく実を結んだと思えた時
に、お祝いの気持ちから出る言葉。
「ここまで来たか~(しみじみ)」とか
「こんな風に弾ける日がくるとは!」など、
こんな風に思えることは、
私にとって本当に嬉しいことで、
その方のこれまでの頑張りや
積み上げてきたものを振り返ると、
実に感慨深く、
「いやぁ~、めでて~な~!!!」
と思うわけ。
で、赤飯炊いて、と。
日頃から、
生徒さん達の”音楽的成長”には
目を向けるようにしているので、
「以前よりコレができるようになった」
「ここが素晴らしい」「頑張ってますね!」
など、ポジティブな声掛けをするようには
しているつもりだけど、
この赤飯の声掛けは、
すべて生徒さんの、すべてのレッスンで、
年間を通して数回しか出ません。
レア度「高」です。(笑)
…ということで、これまでのレッスンで
私からこの言葉を言われたことある方、
これを読んで大いにニヤニヤしてください。
***
ところで。
「めでたい」と言えば、
Studio*ABE*は今年25周年を迎えます!
大変ありがたいことに、
現生徒さん&旧生徒さんが
タッグを組んで幹事となり
記念イベントを予定してくださっています。
少しずつ皆さんのもとに、
「お知らせ」が届いている頃でしょうか?
25年という年月を遡って
懐かしい面々にもお声掛けしているので、
以前の生徒さんにとっては
久しぶりの連絡で驚かれると思いますが、
「多くの方が集まれるといいなぁ~」
と、ワクワクしています。
お知らせを受け取られた方は、
ひと言で構いませんので、幹事さんに、
「受取り」の返信をお願いいたします。
開催は秋です。
皆さま、ぜひご参加くださいませ♪
私が生徒さんの大きな成長を感じて、
「おぉ~~~!」と感動すると、
猛烈な嬉しさのあまり
興奮気味に言う声掛けがあります。
その言葉が、
「今日、赤飯を炊いて!!」
です。
私から見て、その方が
・高い壁を乗り越えたなと確信した時
・コツコツと積み上げてきたものが
大きく実を結んだと思えた時
に、お祝いの気持ちから出る言葉。
「ここまで来たか~(しみじみ)」とか
「こんな風に弾ける日がくるとは!」など、
こんな風に思えることは、
私にとって本当に嬉しいことで、
その方のこれまでの頑張りや
積み上げてきたものを振り返ると、
実に感慨深く、
「いやぁ~、めでて~な~!!!」
と思うわけ。
で、赤飯炊いて、と。
日頃から、
生徒さん達の”音楽的成長”には
目を向けるようにしているので、
「以前よりコレができるようになった」
「ここが素晴らしい」「頑張ってますね!」
など、ポジティブな声掛けをするようには
しているつもりだけど、
この赤飯の声掛けは、
すべて生徒さんの、すべてのレッスンで、
年間を通して数回しか出ません。
レア度「高」です。(笑)
…ということで、これまでのレッスンで
私からこの言葉を言われたことある方、
これを読んで大いにニヤニヤしてください。
***
ところで。
「めでたい」と言えば、
Studio*ABE*は今年25周年を迎えます!
大変ありがたいことに、
現生徒さん&旧生徒さんが
タッグを組んで幹事となり
記念イベントを予定してくださっています。
少しずつ皆さんのもとに、
「お知らせ」が届いている頃でしょうか?
25年という年月を遡って
懐かしい面々にもお声掛けしているので、
以前の生徒さんにとっては
久しぶりの連絡で驚かれると思いますが、
「多くの方が集まれるといいなぁ~」
と、ワクワクしています。
お知らせを受け取られた方は、
ひと言で構いませんので、幹事さんに、
「受取り」の返信をお願いいたします。
開催は秋です。
皆さま、ぜひご参加くださいませ♪
4分休符、書ける? ― 2025/01/21
本日、Hさんのレッスンで、
ホワイトボードを使い、
リズムの説明をしていた時のこと。
「…それって、どう書くんですか?」
と聞かれた。
彼女が指さした先にあったもの、
それは私が書いた4分休符。
そうそう!
この記号って譜面でよく見るし、
お休みの記号なのは
皆よく知っているけど、
実際に書いたことがある人って
実は少ないのかもしれない。
記号で言ったら、
ト音記号のほうが遥かに形が複雑。
だけど、ト音記号は、
子供時代に音楽の授業で習ったし、
実際に書き方も教わっていたりして、
今でも何となく書ける人が多い印象。
…とはいっても、
実際は「ト音」じゃない
変な位置から書き始めて、
微妙に間違えていることもしばしば、
なんだけれどね。むふ。(*´m`*)
さて、この4分休符。
何とも変な形をしています。
これ、私自身は、
「下から上に向かって書く」と習いました。
おそらく専門的に学んだ人の多くは
下から書き始めるはず。
でも、もしかしたら
それって日本独特なのかな?
世界共通なの?と、ふと思い、
ちょこっと調べたところ、
海外の音楽関連のサイトで、
上から下に向かう書き順を
教えているページを発見!
なので、
上から書く人もいるんでしょうね。
試しに、上から書いてみたら、
かなり不格好な4部休符に。(笑)
上からだとバランスがムズい~。
オタマジャクシ(音符)をはじめ、
譜面に書いてある記号って、
普段たくさん目にしているのに、
案外、書けないもの。
ピアノって読めて理解ができれば
弾くことができちゃうので、
「書くこと」はついつい後回しになり、
勉強しないままになりがち。
さぁ、皆さん、紙と鉛筆を用意!
「ど~れ、書けるかな?」と、
何も見ずに(楽譜を見ずに)
ト音記号やヘ音記号、
4分休符や八分休符を紙に書いてみて!
ついでに、ドレミファソラシドの音階も
棒付きの音符で書いてみて。
4分休符のクネクネの数多くない?
ヘ音記号の点を忘れてない?
音符の棒は右?左?
上に書く?それとも下に書く?
うろ覚えで書いてみる
「ドラえもん」や「ピカチュウ」のように
妙にヘンテコになるかもしれないけど、
遊び半分でちょこっと書いてみてから、
楽譜で答え合わせをするだけで、
立派な勉強になりますよ。
お時間ある時にやってみてくださいね♪
ホワイトボードを使い、
リズムの説明をしていた時のこと。
「…それって、どう書くんですか?」
と聞かれた。
彼女が指さした先にあったもの、
それは私が書いた4分休符。
そうそう!
この記号って譜面でよく見るし、
お休みの記号なのは
皆よく知っているけど、
実際に書いたことがある人って
実は少ないのかもしれない。
記号で言ったら、
ト音記号のほうが遥かに形が複雑。
だけど、ト音記号は、
子供時代に音楽の授業で習ったし、
実際に書き方も教わっていたりして、
今でも何となく書ける人が多い印象。
…とはいっても、
実際は「ト音」じゃない
変な位置から書き始めて、
微妙に間違えていることもしばしば、
なんだけれどね。むふ。(*´m`*)
さて、この4分休符。
何とも変な形をしています。
これ、私自身は、
「下から上に向かって書く」と習いました。
おそらく専門的に学んだ人の多くは
下から書き始めるはず。
でも、もしかしたら
それって日本独特なのかな?
世界共通なの?と、ふと思い、
ちょこっと調べたところ、
海外の音楽関連のサイトで、
上から下に向かう書き順を
教えているページを発見!
なので、
上から書く人もいるんでしょうね。
試しに、上から書いてみたら、
かなり不格好な4部休符に。(笑)
上からだとバランスがムズい~。
オタマジャクシ(音符)をはじめ、
譜面に書いてある記号って、
普段たくさん目にしているのに、
案外、書けないもの。
ピアノって読めて理解ができれば
弾くことができちゃうので、
「書くこと」はついつい後回しになり、
勉強しないままになりがち。
さぁ、皆さん、紙と鉛筆を用意!
「ど~れ、書けるかな?」と、
何も見ずに(楽譜を見ずに)
ト音記号やヘ音記号、
4分休符や八分休符を紙に書いてみて!
ついでに、ドレミファソラシドの音階も
棒付きの音符で書いてみて。
4分休符のクネクネの数多くない?
ヘ音記号の点を忘れてない?
音符の棒は右?左?
上に書く?それとも下に書く?
うろ覚えで書いてみる
「ドラえもん」や「ピカチュウ」のように
妙にヘンテコになるかもしれないけど、
遊び半分でちょこっと書いてみてから、
楽譜で答え合わせをするだけで、
立派な勉強になりますよ。
お時間ある時にやってみてくださいね♪
練習をいつするか? ― 2024/10/15
皆さんは「朝活」していますか?
ウィキペディアによると…
『朝活(あさかつ)は、
朝時間を有効活用した
交流会や勉強会の活動』
(Wikipediaより)
とあります。
いつもより早起きをして、
出勤前などの時間を
趣味の時間や勉強などにあて、
有効に使うって感じのようですね。
朝にピアノを練習することを
「朝練」などと言ったりもしますが、
これも立派な朝活の1つですね。
そんな朝活を、
O井さん(←伏字ッ!(゚Д゚;))))が
始めたというので
お話しを聞いてみたところ、
興味深かったので、
記事にしてみました。
***
ここのところ仕事が忙しく、
9月中はレッスンに来られないかも…
という状況だったO井さん。
夜、帰宅後に色々と済ませて、
「よーし、ピアノだ♪」と思っても、
眠さと疲れでまったく捗らず、
寝落ちしてしまう日が続いて、
思うように練習ができない状態が
続いたんだとか。
毎日の仕事を頑張る原動力として、
趣味のピアノを楽しみたいのに、
仕事の忙しさのせいで、
ピアノ時間が取れず練習ができない。
これって、本末転倒。
ストレスになるのはわかります。
で。
朝、少し早く起きて、
出勤前に練習をする生活スタイルに
変えてみた、とのこと。
そう!「朝練」ってやつです。
そして、やってみた結果、
「なかなか良いです~(*´ω`*)」
とおっしゃってました。
ほほ~ぅ。
一体何が「良い」のか?
気になる私は興味津々。
O井さんによると、
夜、疲れた状態で
練習していた時に比べて、
朝は疲労感もなく頭によく入るし、
なんだかスッキリするんだとか。
ピアノの練習って脳ミソを
複雑にフル回転させて使うから、
確かに1日の終わりだと、
頭がもう疲れ切っていて、
これ以上は無理、限界!
ってこと、ある、ある。
練習していても
「ただ弾いてる(鳴らしてる)だけ」
になったり、新しく譜読みした部分が
一向に頭に入らなかったり…。
そういった意味でも、朝って良いのかも。
あと、「ピアノ時間が確保できた」という
精神的な満足感も
あるかもしれないですね。
そうそう、
「ピアノの朝練」と言えば、他に、
H岡さん、H原さんもしていたはず!
ということで、お2人にも
お話しを聞いてみたところ、
やはり、朝は捗るとおっしゃる。
「習慣化すると、このほうがラク」とも。
音楽によって目覚めを促すから、
気分的にも良いらしい。
出勤前ということで、
終わらせる時間が決まっているので、
ダラダラとやらず、
効率良く練習に取り組めそうなのも
良いですね。
どうにもこうにも、
夜は、疲れててついサボっちゃう、
仕事の後は頭が回らない、
なんて人は、思い切って
朝練に切り替えてみては?
試してみる価値ありそうですよ!!
…と、
書いているワタクシは
完全に夜型人間。
『早朝に目が覚めちゃうお年頃』
になったら、その時には、
朝練に切り替えようと思います!
ウィキペディアによると…
『朝活(あさかつ)は、
朝時間を有効活用した
交流会や勉強会の活動』
(Wikipediaより)
とあります。
いつもより早起きをして、
出勤前などの時間を
趣味の時間や勉強などにあて、
有効に使うって感じのようですね。
朝にピアノを練習することを
「朝練」などと言ったりもしますが、
これも立派な朝活の1つですね。
そんな朝活を、
O井さん(←伏字ッ!(゚Д゚;))))が
始めたというので
お話しを聞いてみたところ、
興味深かったので、
記事にしてみました。
***
ここのところ仕事が忙しく、
9月中はレッスンに来られないかも…
という状況だったO井さん。
夜、帰宅後に色々と済ませて、
「よーし、ピアノだ♪」と思っても、
眠さと疲れでまったく捗らず、
寝落ちしてしまう日が続いて、
思うように練習ができない状態が
続いたんだとか。
毎日の仕事を頑張る原動力として、
趣味のピアノを楽しみたいのに、
仕事の忙しさのせいで、
ピアノ時間が取れず練習ができない。
これって、本末転倒。
ストレスになるのはわかります。
で。
朝、少し早く起きて、
出勤前に練習をする生活スタイルに
変えてみた、とのこと。
そう!「朝練」ってやつです。
そして、やってみた結果、
「なかなか良いです~(*´ω`*)」
とおっしゃってました。
ほほ~ぅ。
一体何が「良い」のか?
気になる私は興味津々。
O井さんによると、
夜、疲れた状態で
練習していた時に比べて、
朝は疲労感もなく頭によく入るし、
なんだかスッキリするんだとか。
ピアノの練習って脳ミソを
複雑にフル回転させて使うから、
確かに1日の終わりだと、
頭がもう疲れ切っていて、
これ以上は無理、限界!
ってこと、ある、ある。
練習していても
「ただ弾いてる(鳴らしてる)だけ」
になったり、新しく譜読みした部分が
一向に頭に入らなかったり…。
そういった意味でも、朝って良いのかも。
あと、「ピアノ時間が確保できた」という
精神的な満足感も
あるかもしれないですね。
そうそう、
「ピアノの朝練」と言えば、他に、
H岡さん、H原さんもしていたはず!
ということで、お2人にも
お話しを聞いてみたところ、
やはり、朝は捗るとおっしゃる。
「習慣化すると、このほうがラク」とも。
音楽によって目覚めを促すから、
気分的にも良いらしい。
出勤前ということで、
終わらせる時間が決まっているので、
ダラダラとやらず、
効率良く練習に取り組めそうなのも
良いですね。
どうにもこうにも、
夜は、疲れててついサボっちゃう、
仕事の後は頭が回らない、
なんて人は、思い切って
朝練に切り替えてみては?
試してみる価値ありそうですよ!!
…と、
書いているワタクシは
完全に夜型人間。
『早朝に目が覚めちゃうお年頃』
になったら、その時には、
朝練に切り替えようと思います!
いつかきっと弾けるはず!? ― 2024/04/28
「もっと速く走れるようになりたい!」
と願う、普通の大人がいたとしよう。
そんな人が、
とにかく毎日、真面目に練習すれば、
速く走れるようになるはず!!
と、日々ひたすらダッシュを繰り返す。
毎日100mを何本!など、
闇雲に自己流の練習を繰り返す。
速くなるでしょうか?
やらないよりはマシかもしれないけれど、
何だか非効率的な感じだし、
「やる気」だけが空回りしていそうだし、
何かが違う…と思いませんか?
では、プロ(やその道の経験者)から
フォームなど見てもらい、
改善すべき点のアドバイスと、
効果的な練習方法も教わって、
毎日それにそって練習をしたらどうでしょう?
速くなるでしょうか?
多分、今よりは速くなりそうな気はします。
フォームも綺麗になり、変な癖もなくなり、
スタートのダッシュも違ってきそうです。
「前より速くなった!」
という実感も持てるでしょう。
では、もっともっと時間を費やし、
毎日せっせと練習メニューをこなし、
筋トレなどの体力づくりも欠かさずやって、
『走り方』に関する知識も増やし、
たまにプロの指導を受けたとして…
プロのアスリートになれるでしょうか?
大会で記録を出すレベルにまで
速くなるでしょうか?
う…。うーーーん。
それは…。
ってなりませんか?
これ、ピアノも同じ。
もしも「練習をしたらしただけ上達する」
「あらゆる曲も弾けるようになる」
のであれば、
真剣にピアノに取り組んでいる人たち、
み~んな、コンクールで賞を取ったり、
難曲を弾きまくって
有名&人気youtuberになったり、
プロの演奏家になってます。
「その道」を目指すくらい
長い年月を費やして
音楽大学などで専門的に学んでも、
残念ながら「能力」には差があり、
到達できるところはそれぞれ違い、
弾きこなせる曲の難易度や完成度も、
その人の”頑張り”とは関係なく、
それぞれの限界に達します。
これが現実です。
え、なんだかすごく残酷だって?
そんなこと言われたら、
趣味で弾いている大人達は
お先真っ暗だって?
大丈夫ですよ~。(´ー`)ノ
考え方次第です。
先ほど書いた、
自分の限界(=現実)を
しっかりと受け止めたうえで、
(↑ここ、とても大切!!)
「そっか、無理なんだ。弾くのやめよう」
と、思って諦めるのか、
「できる範囲でいいから弾いてみよう」
「弾き散らかしたっていいじゃないか」
「所詮、自己満足の世界!」
と、思えるのか。
※
「実力の伴わない曲を弾き散らかすこと」
に関して、賛否あるかと思いますが、
ここではそれについてはスルーします
※
「ここが限界」とその時は思えていても、
何かをキッカケに打破できたり、
限界をジワジワと押し上げることも可能
私は、生徒さんから
「あの曲、やりたい、弾きたい!」
と本気で言われれば、
(私の先生としての想いはさておき)
滅多なことが無い限り、
前向きな答えを出すと思います。
「ダメ」とは言わないでしょう。
できる限りの応援とお手伝いをします。
もしも、無謀すぎる選曲ならば、
「曲として形にならないですよ」
と正直に伝えますし、
そこまで無謀でないならば、
「ボロボロな完成かもしれませんよ」
と伝えます。
背伸びしたら届きそうな感じなら、
「何とか形にはなると思いますよ」
と伝えますし、
挑戦できそうなレベルなら、
「頑張ってみましょうか」
と伝えます。
無理のない選曲なら、
「おぉ、やりましょう~」
と伝えるでしょうね。
うーん、残念だけど、
今すぐにはこりゃ無理だねぇ。(汗)
手も足も出ないよってな場合には、
それを弾くための案も一緒に提示します。
・簡単にアレンジする
・「サビのみ」など短く編曲する
・テンポを遅くして仕上げる
・前段階として有効な曲を提示する
とかね。
と、ここまで書いてきて、
以前も同じようなことを書いていたような?
と古い記事を探したら…
ありました!
『仕上がりを受け入れる』と言う記事で、
似たようなことをお伝えしていましたね。
(2020年8/30の記事です)
気になる方は、再読をオススメします。
そんなわけで。
今回は、真面目に練習をすれば
どこまでも上達する、
「いつかはきっと○○を弾きこなせる!」
と思ってしまいがちだけど、
単純に「練習した分、成長する」ではない、
という現実をお伝えしました。
それでも私達が日々練習に励むのは、
ピアノが好きだから。
演奏するのが楽しいから。
憧れの”あの曲”を弾いてみたいから。
…ですよね??(*´ω`*)
この気持ちは本物だし、素敵だし、
ぜひとも大切にしてほしい!
「憧れ」と「現実」、
2つをバランス良く受けとめて、
大人のピアノ、大いに楽しみましょう!!
それぞれに適したやり方、や、
取り組むのに適した時期があります。
遠慮なくいつでも相談してくださいね。
精一杯、お手伝い&応援します。
と願う、普通の大人がいたとしよう。
そんな人が、
とにかく毎日、真面目に練習すれば、
速く走れるようになるはず!!
と、日々ひたすらダッシュを繰り返す。
毎日100mを何本!など、
闇雲に自己流の練習を繰り返す。
速くなるでしょうか?
やらないよりはマシかもしれないけれど、
何だか非効率的な感じだし、
「やる気」だけが空回りしていそうだし、
何かが違う…と思いませんか?
では、プロ(やその道の経験者)から
フォームなど見てもらい、
改善すべき点のアドバイスと、
効果的な練習方法も教わって、
毎日それにそって練習をしたらどうでしょう?
速くなるでしょうか?
多分、今よりは速くなりそうな気はします。
フォームも綺麗になり、変な癖もなくなり、
スタートのダッシュも違ってきそうです。
「前より速くなった!」
という実感も持てるでしょう。
では、もっともっと時間を費やし、
毎日せっせと練習メニューをこなし、
筋トレなどの体力づくりも欠かさずやって、
『走り方』に関する知識も増やし、
たまにプロの指導を受けたとして…
プロのアスリートになれるでしょうか?
大会で記録を出すレベルにまで
速くなるでしょうか?
う…。うーーーん。
それは…。
ってなりませんか?
これ、ピアノも同じ。
もしも「練習をしたらしただけ上達する」
「あらゆる曲も弾けるようになる」
のであれば、
真剣にピアノに取り組んでいる人たち、
み~んな、コンクールで賞を取ったり、
難曲を弾きまくって
有名&人気youtuberになったり、
プロの演奏家になってます。
「その道」を目指すくらい
長い年月を費やして
音楽大学などで専門的に学んでも、
残念ながら「能力」には差があり、
到達できるところはそれぞれ違い、
弾きこなせる曲の難易度や完成度も、
その人の”頑張り”とは関係なく、
それぞれの限界に達します。
これが現実です。
え、なんだかすごく残酷だって?
そんなこと言われたら、
趣味で弾いている大人達は
お先真っ暗だって?
大丈夫ですよ~。(´ー`)ノ
考え方次第です。
先ほど書いた、
自分の限界(=現実)を
しっかりと受け止めたうえで、
(↑ここ、とても大切!!)
「そっか、無理なんだ。弾くのやめよう」
と、思って諦めるのか、
「できる範囲でいいから弾いてみよう」
「弾き散らかしたっていいじゃないか」
「所詮、自己満足の世界!」
と、思えるのか。
※
「実力の伴わない曲を弾き散らかすこと」
に関して、賛否あるかと思いますが、
ここではそれについてはスルーします
※
「ここが限界」とその時は思えていても、
何かをキッカケに打破できたり、
限界をジワジワと押し上げることも可能
私は、生徒さんから
「あの曲、やりたい、弾きたい!」
と本気で言われれば、
(私の先生としての想いはさておき)
滅多なことが無い限り、
前向きな答えを出すと思います。
「ダメ」とは言わないでしょう。
できる限りの応援とお手伝いをします。
もしも、無謀すぎる選曲ならば、
「曲として形にならないですよ」
と正直に伝えますし、
そこまで無謀でないならば、
「ボロボロな完成かもしれませんよ」
と伝えます。
背伸びしたら届きそうな感じなら、
「何とか形にはなると思いますよ」
と伝えますし、
挑戦できそうなレベルなら、
「頑張ってみましょうか」
と伝えます。
無理のない選曲なら、
「おぉ、やりましょう~」
と伝えるでしょうね。
うーん、残念だけど、
今すぐにはこりゃ無理だねぇ。(汗)
手も足も出ないよってな場合には、
それを弾くための案も一緒に提示します。
・簡単にアレンジする
・「サビのみ」など短く編曲する
・テンポを遅くして仕上げる
・前段階として有効な曲を提示する
とかね。
と、ここまで書いてきて、
以前も同じようなことを書いていたような?
と古い記事を探したら…
ありました!
『仕上がりを受け入れる』と言う記事で、
似たようなことをお伝えしていましたね。
(2020年8/30の記事です)
気になる方は、再読をオススメします。
そんなわけで。
今回は、真面目に練習をすれば
どこまでも上達する、
「いつかはきっと○○を弾きこなせる!」
と思ってしまいがちだけど、
単純に「練習した分、成長する」ではない、
という現実をお伝えしました。
それでも私達が日々練習に励むのは、
ピアノが好きだから。
演奏するのが楽しいから。
憧れの”あの曲”を弾いてみたいから。
…ですよね??(*´ω`*)
この気持ちは本物だし、素敵だし、
ぜひとも大切にしてほしい!
「憧れ」と「現実」、
2つをバランス良く受けとめて、
大人のピアノ、大いに楽しみましょう!!
それぞれに適したやり方、や、
取り組むのに適した時期があります。
遠慮なくいつでも相談してくださいね。
精一杯、お手伝い&応援します。
ピアノの先生は『ドクター』? ― 2023/10/18
時々、ピアノのレッスンを終えると
「はぁ~、すっきりした~!
何だかカウンセリングを受けた気分」
と、言われることがあります。
自宅練習の際に、
上手くできずに悶々と抱えていた
悩みや困りごとが解決されて、
気分が晴々するんだそうです。(笑)
そして、これもよく言われること。
「処方箋も貰ったし、これで大丈夫」
これは、治療(レッスン)を終えて、
練習方法が明確になったし、
これで治りそう(上手くいきそう)!
という感じらしい。(´ー`)
私にとって、
レッスン後のこんな会話が
とても嬉しく、幸せな時間です。
***
生徒さん達の
『ミスをする/上手く弾けない/できない』
という悩みに、
何ができるか?どうアプローチするか?
うまくいかない現状を把握し、
その原因を探り、解決策を見つけ、
できそうなことを具体的に提案する。
私は、これこそが
ピアノの先生の仕事だと思っています。
(これまでも度々書いていますが…)
そこに加えて、
何でもスラスラとお手本演奏ができちゃう、
というのが理想ですね。
(まだまだ頑張らねば!!汗)
「ここ、弾けてないですね。
家でよく練習してきてください。
はい、では、また次回レッスンで~」
そんな指摘だけをされたところで、
「はぁ、そんなことはわかってます」
と言いたくなりますよね。(笑)
あ、ちなみに「指摘」も大事ですよ。
間違いや、変な癖、妙な解釈、など、
生徒さん本人が気づいていないことは
案外多いので。
ですが!!
大切なのは、その指摘の先。
「何故そうなる?」
「じゃぁどうすれば?」の部分です。
少なくとも私は、
ピアノ教室の運営方法や、
ピアノの指導法というものは、
学生時代には習いませんでした。
(今現在のカリキュラムはわかりません)
今は、ピアノ教室コンサル業、
先生向けのセミナーや勉強会もあるし、
そういった活動が中心の団体もあるので、
仲間を増やしたり、
指導法などを学ぶために
せっせと通われる先生方も
多くいらっしゃるようですが、
もともと「所属」「団体」を嫌う体質。
(協調性がない、ともいう)なこともあり、
私は自分の身体を使って勉強し、
独学で道を切り開いてきました。
自分自身の「弾けない/できない」に対し、
何が起きてる?何故?何、なんで?
どうすれば?弾けている人と何が違う?
身体のどこ使う?どう使う?
と、とことん向き合い、
掘り下げまくって1つずつ解決していった
自らの経験が、今の指導スタイルに
繋がっているんだと思います。
簡単に言えば、「演奏の才能がなく、
下手で苦労したからこそ教えられる」
ってことですかね。(苦笑)
うぅ、厳しい現実。(;´Д`)
「なんで出来ないの!ほら、こう!」
「もっと歌って!喜びを感じて!」
(スラスラ~♪先生のお手本演奏)
こういった感じの、
抽象的&感覚型のレッスンを
受けてきた方は多いと思います。
私もその1人。
どの先生も演奏能力が高く、
素晴らしい経歴の持ち主で、
それは見事なウットリするお手本を
よく弾いてくださいました。
で、その先生の音をよ~く聴いて、
それを再現しようと頑張っても、
「違う!こう!(再びお手本演奏)」
の繰り返し。
えぇっと…(-_-;)
ず~っとピアノは好きだったけど、
レッスンを「楽しい!」と
感じたことがなかったのは、
自分が納得する「なるほど」の感覚や
「指導で明確に変わった」という感覚を
得られなかったからなんじゃないかな、
と、私自身は思っています。
音楽を学ぶ者にとって、
抽象的、感覚的なことは非常に大切。
音に情緒的で微妙な意味合いを持たせたり、
出したい音のイメージを膨らませることは
音楽に艶や彩を与えることになり、
ものすご~~~~く大切。
でも、その曖昧な音の雰囲気を
自分の身体を使って表現するには、
具体的な方法を知っていることが
必要不可欠なはずです。
「抽象的」と「具体的」はセット。
このどちらも、演奏技術の向上には
必要なことだと思います。
しかし、出したい音のイメージが
仮にあったとしても、それに適した
具体的な解決策や練習方法を、
生徒さん側が自力で見つけて
正しく取り組むって、
あまりにも難しいし、ハードルが高い!
だからこそ、
『ドクター』みたいなピアノの先生が
必要だと思っています。
***
大人のピアノ学習者の皆さん、
あなたは、レッスンを受けて
「練習したらもっとできそう気がする!」
「気分スッキリ。納得!」という
晴れやかな気分になれていますか?
もしも、モヤモヤしているなら、
私に(他教室の人は習っている先生に)、
「具体的に何をどうすれば良いんですか?」
と質問してみてくださいね。
「おぉ!そんな風に悩んでいるのね?
よっしゃ、一緒に考えましょうー!」
と、どの先生も
俄然やる気を発揮してくれるはず。
(そうであってくれ!)
たくさんのピアノ学習者が
内容の濃い、充実したレッスンを
どうか受けられますように…☆
「はぁ~、すっきりした~!
何だかカウンセリングを受けた気分」
と、言われることがあります。
自宅練習の際に、
上手くできずに悶々と抱えていた
悩みや困りごとが解決されて、
気分が晴々するんだそうです。(笑)
そして、これもよく言われること。
「処方箋も貰ったし、これで大丈夫」
これは、治療(レッスン)を終えて、
練習方法が明確になったし、
これで治りそう(上手くいきそう)!
という感じらしい。(´ー`)
私にとって、
レッスン後のこんな会話が
とても嬉しく、幸せな時間です。
***
生徒さん達の
『ミスをする/上手く弾けない/できない』
という悩みに、
何ができるか?どうアプローチするか?
うまくいかない現状を把握し、
その原因を探り、解決策を見つけ、
できそうなことを具体的に提案する。
私は、これこそが
ピアノの先生の仕事だと思っています。
(これまでも度々書いていますが…)
そこに加えて、
何でもスラスラとお手本演奏ができちゃう、
というのが理想ですね。
(まだまだ頑張らねば!!汗)
「ここ、弾けてないですね。
家でよく練習してきてください。
はい、では、また次回レッスンで~」
そんな指摘だけをされたところで、
「はぁ、そんなことはわかってます」
と言いたくなりますよね。(笑)
あ、ちなみに「指摘」も大事ですよ。
間違いや、変な癖、妙な解釈、など、
生徒さん本人が気づいていないことは
案外多いので。
ですが!!
大切なのは、その指摘の先。
「何故そうなる?」
「じゃぁどうすれば?」の部分です。
少なくとも私は、
ピアノ教室の運営方法や、
ピアノの指導法というものは、
学生時代には習いませんでした。
(今現在のカリキュラムはわかりません)
今は、ピアノ教室コンサル業、
先生向けのセミナーや勉強会もあるし、
そういった活動が中心の団体もあるので、
仲間を増やしたり、
指導法などを学ぶために
せっせと通われる先生方も
多くいらっしゃるようですが、
もともと「所属」「団体」を嫌う体質。
(協調性がない、ともいう)なこともあり、
私は自分の身体を使って勉強し、
独学で道を切り開いてきました。
自分自身の「弾けない/できない」に対し、
何が起きてる?何故?何、なんで?
どうすれば?弾けている人と何が違う?
身体のどこ使う?どう使う?
と、とことん向き合い、
掘り下げまくって1つずつ解決していった
自らの経験が、今の指導スタイルに
繋がっているんだと思います。
簡単に言えば、「演奏の才能がなく、
下手で苦労したからこそ教えられる」
ってことですかね。(苦笑)
うぅ、厳しい現実。(;´Д`)
「なんで出来ないの!ほら、こう!」
「もっと歌って!喜びを感じて!」
(スラスラ~♪先生のお手本演奏)
こういった感じの、
抽象的&感覚型のレッスンを
受けてきた方は多いと思います。
私もその1人。
どの先生も演奏能力が高く、
素晴らしい経歴の持ち主で、
それは見事なウットリするお手本を
よく弾いてくださいました。
で、その先生の音をよ~く聴いて、
それを再現しようと頑張っても、
「違う!こう!(再びお手本演奏)」
の繰り返し。
えぇっと…(-_-;)
ず~っとピアノは好きだったけど、
レッスンを「楽しい!」と
感じたことがなかったのは、
自分が納得する「なるほど」の感覚や
「指導で明確に変わった」という感覚を
得られなかったからなんじゃないかな、
と、私自身は思っています。
音楽を学ぶ者にとって、
抽象的、感覚的なことは非常に大切。
音に情緒的で微妙な意味合いを持たせたり、
出したい音のイメージを膨らませることは
音楽に艶や彩を与えることになり、
ものすご~~~~く大切。
でも、その曖昧な音の雰囲気を
自分の身体を使って表現するには、
具体的な方法を知っていることが
必要不可欠なはずです。
「抽象的」と「具体的」はセット。
このどちらも、演奏技術の向上には
必要なことだと思います。
しかし、出したい音のイメージが
仮にあったとしても、それに適した
具体的な解決策や練習方法を、
生徒さん側が自力で見つけて
正しく取り組むって、
あまりにも難しいし、ハードルが高い!
だからこそ、
『ドクター』みたいなピアノの先生が
必要だと思っています。
***
大人のピアノ学習者の皆さん、
あなたは、レッスンを受けて
「練習したらもっとできそう気がする!」
「気分スッキリ。納得!」という
晴れやかな気分になれていますか?
もしも、モヤモヤしているなら、
私に(他教室の人は習っている先生に)、
「具体的に何をどうすれば良いんですか?」
と質問してみてくださいね。
「おぉ!そんな風に悩んでいるのね?
よっしゃ、一緒に考えましょうー!」
と、どの先生も
俄然やる気を発揮してくれるはず。
(そうであってくれ!)
たくさんのピアノ学習者が
内容の濃い、充実したレッスンを
どうか受けられますように…☆
音に集中しています! ― 2022/02/13
ここ最近、曲が仕上がって
「良い演奏でした~。
はい、マル!終了!」
となる生徒さんが続きました。
多分、私のピアノ指導は、
一般的におこなわれている
『趣味の大人のレッスン』よりも
内容的に細かく、盛りだくさんで
求める内容が少々難しいかも…
と思っています。(汗)
楽譜に書いてある音を間違えずに
鳴らしていけたからといって
はい、マル!
と、なることはまず無いので…。
(本人がそれを望む場合は別です)
レッスンで新たな曲に取り組む時は、
調性、拍子、構成などの確認に始まり、
その曲のポイント、練習の仕方を伝え、
譜読み→両手でひと通り弾ける、
と、ここまできてようやく
「さぁて、ここからだよ~♪」と
いよいよ本格的なレッスンが始まる!
という感じです。
強弱・緩急など表現力を磨き、
音の処理の仕方、ペダルのタイミング、
フォーム、腕や身体の使い方、
和声の進行や理論的なこと、
時には作曲された時代背景まで、
深く深く学んでいってもらっています。
いやぁ~、皆さん、
私のマニアックな指導(笑)に
よくついてきてくださり
本当に感謝なのです!!!
だからでしょうか。
仕上げの際の演奏は
じーんと心に響くことも多いです。
時々、衝撃を受けるほどに
素晴らしい演奏にも出会えます。
先日もと~っても美しい音色で
丁寧に曲を仕上げマルになった
生徒さんがいらっしゃいました。
ノーミス?
いやいや、間違いもありました。
難所に関しては力みもあったし、
まだまだ必死な感じも残ってました。
だけど…
うっとりです。(*´ω`*)
全体的に、音はまろやか。
丁寧に大切に1音1音が奏でられ、
こんな素敵な音を出すようになったのか!
と、嬉しい驚きがありました。
思わず、目を閉じて
演奏を聴き入っちゃいました。
で。
ふと思い出したんですが…。
随分と前に、どこかの投稿サイトで
ピアノを習っている大人の方が
「先生がレッスン中に寝ているんです」
と、相談している記事を
読んだことがあります。
小さい子供が生徒さんである場合、
飽きて眠たくなっちゃう、
ということはあるかと思いますが、
まさか、先生が??
そんな先生いないでしょ!
(本当だとすれば、それはひどい話です!)
と思っていましたが、自分を振り返ると、
たびたび目を閉じて聴いてるんです、
生徒さんの演奏を。
…あれ?(・_・;)
もしかしてワタシ、
寝てると思われてる???
大丈夫??
生徒さんが弾いている時、
手元を凝視している先生が
多いのではないかと思います。
私ももちろん見ています。
でも、よくよく自分を振り返ると、
音そのものに集中していることが多く
手元を見てないこともしばしば…。
目を閉じてることも多い気がします。
「見てなきゃ指導できないだろ!」と
思われるかもしれませんが、
私の場合、
ちょっとした音の違和感
・フレーズがスムーズじゃない
・粒が揃っていない
・タイミングがずれる
・左右のバランスが悪い
・音質が固い、雑に聴こえる
などを耳で感じ取り、反応して、
「ん?今の指使い、違うんじゃない?」
「そこ、もっと鍵盤の奥で弾いてみて」
など、アドバイスや指導を
していることがあるんですよね。
先日も、目を閉じながら聴いていて、
「今のところの左手、指違うでしょ」
と指摘したら、
「も~!先生ったら何でわかるの?
誤魔化せたと思ったのに~(笑)」
と、そんな会話があったばかり。
そんなわけで、レッスン中に
目を閉じていることがありますが、
決して居眠りしているわけでは
ありませんので、悪しからず。(笑)
そして。
取り組んできた曲を
仕上げて演奏する際には、
私があまりの心地良さに
うっとり&リラックスして
眠ってしまいたくなるくらいの
仕上がりを目指してみてくださいね♪
「良い演奏でした~。
はい、マル!終了!」
となる生徒さんが続きました。
多分、私のピアノ指導は、
一般的におこなわれている
『趣味の大人のレッスン』よりも
内容的に細かく、盛りだくさんで
求める内容が少々難しいかも…
と思っています。(汗)
楽譜に書いてある音を間違えずに
鳴らしていけたからといって
はい、マル!
と、なることはまず無いので…。
(本人がそれを望む場合は別です)
レッスンで新たな曲に取り組む時は、
調性、拍子、構成などの確認に始まり、
その曲のポイント、練習の仕方を伝え、
譜読み→両手でひと通り弾ける、
と、ここまできてようやく
「さぁて、ここからだよ~♪」と
いよいよ本格的なレッスンが始まる!
という感じです。
強弱・緩急など表現力を磨き、
音の処理の仕方、ペダルのタイミング、
フォーム、腕や身体の使い方、
和声の進行や理論的なこと、
時には作曲された時代背景まで、
深く深く学んでいってもらっています。
いやぁ~、皆さん、
私のマニアックな指導(笑)に
よくついてきてくださり
本当に感謝なのです!!!
だからでしょうか。
仕上げの際の演奏は
じーんと心に響くことも多いです。
時々、衝撃を受けるほどに
素晴らしい演奏にも出会えます。
先日もと~っても美しい音色で
丁寧に曲を仕上げマルになった
生徒さんがいらっしゃいました。
ノーミス?
いやいや、間違いもありました。
難所に関しては力みもあったし、
まだまだ必死な感じも残ってました。
だけど…
うっとりです。(*´ω`*)
全体的に、音はまろやか。
丁寧に大切に1音1音が奏でられ、
こんな素敵な音を出すようになったのか!
と、嬉しい驚きがありました。
思わず、目を閉じて
演奏を聴き入っちゃいました。
で。
ふと思い出したんですが…。
随分と前に、どこかの投稿サイトで
ピアノを習っている大人の方が
「先生がレッスン中に寝ているんです」
と、相談している記事を
読んだことがあります。
小さい子供が生徒さんである場合、
飽きて眠たくなっちゃう、
ということはあるかと思いますが、
まさか、先生が??
そんな先生いないでしょ!
(本当だとすれば、それはひどい話です!)
と思っていましたが、自分を振り返ると、
たびたび目を閉じて聴いてるんです、
生徒さんの演奏を。
…あれ?(・_・;)
もしかしてワタシ、
寝てると思われてる???
大丈夫??
生徒さんが弾いている時、
手元を凝視している先生が
多いのではないかと思います。
私ももちろん見ています。
でも、よくよく自分を振り返ると、
音そのものに集中していることが多く
手元を見てないこともしばしば…。
目を閉じてることも多い気がします。
「見てなきゃ指導できないだろ!」と
思われるかもしれませんが、
私の場合、
ちょっとした音の違和感
・フレーズがスムーズじゃない
・粒が揃っていない
・タイミングがずれる
・左右のバランスが悪い
・音質が固い、雑に聴こえる
などを耳で感じ取り、反応して、
「ん?今の指使い、違うんじゃない?」
「そこ、もっと鍵盤の奥で弾いてみて」
など、アドバイスや指導を
していることがあるんですよね。
先日も、目を閉じながら聴いていて、
「今のところの左手、指違うでしょ」
と指摘したら、
「も~!先生ったら何でわかるの?
誤魔化せたと思ったのに~(笑)」
と、そんな会話があったばかり。
そんなわけで、レッスン中に
目を閉じていることがありますが、
決して居眠りしているわけでは
ありませんので、悪しからず。(笑)
そして。
取り組んできた曲を
仕上げて演奏する際には、
私があまりの心地良さに
うっとり&リラックスして
眠ってしまいたくなるくらいの
仕上がりを目指してみてくださいね♪
練習の習慣化 ― 2022/01/17
2022年、新たな気持ちで
レッスンがスタートしています。
今年もレッスン終了後、
皆さんに、連絡先の変更の有無、
レッスンに対するご要望を聞いたり
方向性の確認などをしています。
中には、今年の目標・抱負を
考えてきてくださる方もいたりして!
もう本当に感激です。
皆さんのピアノへの情熱ややる気に、
私も気が引き締まります。
(1回目のレッスン時に
確認の時間を取れなかった方は
1月2回目のレッスン時に!!)
***
先日のHさんのレッスン。
上記の通り、
レッスン後に諸々の確認をしていたら
その会話の中で
とっても嬉しい発言があったので、
今回はそのことを紹介しちゃいます。
(ご本人の承諾を得ています)
Hさんは、2年ちょっと前に
当教室に入られた生徒さん。
入られた当時はまだコロナ前だったので、
「6月には交流会がありますよ~」
という感じでイベントのご案内もし、
楽しみにしてくれているご様子でした。
しかーし!
年が明けて2020年1月に
最初の感染者が確認されて以降、
その後はコロナ、コロナ、コロナ…。
世の中がすっかり変わってしまいました。
集まってお喋りしたり、食事したりという
イベントは開催が厳しい状況となり、
「交流会」も2年連続で中止に。(涙)
他の大人の生徒さんが
普段どんな曲に取り組んでいるのか、
学習者の生演奏を間近で聴いたり、
直接、普段の練習などについて
お話しできる機会はなかなか無いので、
毎年開催していた「交流会」は、
多くの生徒さんにとって
緊張はするものの、”張り合い”となる
とても貴重な良い機会でした。
その機会をコロナで失い、
年1回の仲間との再会がなくなり、
「何を目標に頑張ろう…」
「はぁ~、みんなどうしてるかな?」
「交流会がおこなわれないと
練習意欲を高めることが難しい」
そんな声を
レッスンでもチラホラ聞くように。(´・ω・`)
Hさんに至っては、その時間を
1度も楽しむ&味わうことなく、
レッスンを開始して以来、
2年以上ずっと1人きりで
練習に励んできたわけです。
(Hさんと同じ境遇の方が
他にも数名いらっしゃいます)
曲を仕上げて披露する機会もなく、
私と1対1のレッスンのみ。
刺激の少ない狭い世界で
ピアノと向き合ってこられました。
いくらピアノが好きで
「レッスンは楽しい」と感じていても、
きっと、
新鮮さを失いそうになる時期があったり、
何のためにやってるんだっけ?と
ふと疑問に感じたり、
曲に取り組んでマルもらって…の
繰り返しに張り合いがなくなったり、
なんてこともあったと思います。
そのHさんが、
「練習が”やらなくちゃ”ではなくなった。
2021年(去年)の1年で習慣化されました」
と言ってくださったのです♪
ピアノを始めた頃は新鮮さもあり、
練習って自発的にやれるもの。
そのうちレッスンにも慣れてくると
何となく”中だるみ”しやすくなります。
そんな時に良い刺激となるのが
「交流会」なのです…が、
Hさんはその交流会を経験しないまま、
乗り切ってくださいました!
『練習の習慣化』
これって、
何にも勝ることなのかもしれません。
やる→上達→楽しくなる→やる→
上達→楽しくなる→やる→(無限ループ)
もう~どんどん良い方向に進んでいきます。
(実際、Hさんの課題のこなしっぷりは
ホントに素晴らしいんです!!)
練習って、やり始めれば
1時間なんてあっという間なのに、
蓋を開ける(orスイッチを入れる)までの
腰の重いこと、重いこと。(笑)
「それ、オレだ…」と
心当たりのある方、いらっしゃるのでは?
***
「例年通りに」とはいかないと思いますが、
今年こそ、可能な形にスタイルを変えて
交流会を開催したいと思っています。
みんなとの再会を楽しみに、
(初めての方はワクワクしながら)
今年も練習に励んでいきましょう!
ぜひとも「練習の習慣化」を
目指してみてくださいね。(´ー`)
レッスンがスタートしています。
今年もレッスン終了後、
皆さんに、連絡先の変更の有無、
レッスンに対するご要望を聞いたり
方向性の確認などをしています。
中には、今年の目標・抱負を
考えてきてくださる方もいたりして!
もう本当に感激です。
皆さんのピアノへの情熱ややる気に、
私も気が引き締まります。
(1回目のレッスン時に
確認の時間を取れなかった方は
1月2回目のレッスン時に!!)
***
先日のHさんのレッスン。
上記の通り、
レッスン後に諸々の確認をしていたら
その会話の中で
とっても嬉しい発言があったので、
今回はそのことを紹介しちゃいます。
(ご本人の承諾を得ています)
Hさんは、2年ちょっと前に
当教室に入られた生徒さん。
入られた当時はまだコロナ前だったので、
「6月には交流会がありますよ~」
という感じでイベントのご案内もし、
楽しみにしてくれているご様子でした。
しかーし!
年が明けて2020年1月に
最初の感染者が確認されて以降、
その後はコロナ、コロナ、コロナ…。
世の中がすっかり変わってしまいました。
集まってお喋りしたり、食事したりという
イベントは開催が厳しい状況となり、
「交流会」も2年連続で中止に。(涙)
他の大人の生徒さんが
普段どんな曲に取り組んでいるのか、
学習者の生演奏を間近で聴いたり、
直接、普段の練習などについて
お話しできる機会はなかなか無いので、
毎年開催していた「交流会」は、
多くの生徒さんにとって
緊張はするものの、”張り合い”となる
とても貴重な良い機会でした。
その機会をコロナで失い、
年1回の仲間との再会がなくなり、
「何を目標に頑張ろう…」
「はぁ~、みんなどうしてるかな?」
「交流会がおこなわれないと
練習意欲を高めることが難しい」
そんな声を
レッスンでもチラホラ聞くように。(´・ω・`)
Hさんに至っては、その時間を
1度も楽しむ&味わうことなく、
レッスンを開始して以来、
2年以上ずっと1人きりで
練習に励んできたわけです。
(Hさんと同じ境遇の方が
他にも数名いらっしゃいます)
曲を仕上げて披露する機会もなく、
私と1対1のレッスンのみ。
刺激の少ない狭い世界で
ピアノと向き合ってこられました。
いくらピアノが好きで
「レッスンは楽しい」と感じていても、
きっと、
新鮮さを失いそうになる時期があったり、
何のためにやってるんだっけ?と
ふと疑問に感じたり、
曲に取り組んでマルもらって…の
繰り返しに張り合いがなくなったり、
なんてこともあったと思います。
そのHさんが、
「練習が”やらなくちゃ”ではなくなった。
2021年(去年)の1年で習慣化されました」
と言ってくださったのです♪
ピアノを始めた頃は新鮮さもあり、
練習って自発的にやれるもの。
そのうちレッスンにも慣れてくると
何となく”中だるみ”しやすくなります。
そんな時に良い刺激となるのが
「交流会」なのです…が、
Hさんはその交流会を経験しないまま、
乗り切ってくださいました!
『練習の習慣化』
これって、
何にも勝ることなのかもしれません。
やる→上達→楽しくなる→やる→
上達→楽しくなる→やる→(無限ループ)
もう~どんどん良い方向に進んでいきます。
(実際、Hさんの課題のこなしっぷりは
ホントに素晴らしいんです!!)
練習って、やり始めれば
1時間なんてあっという間なのに、
蓋を開ける(orスイッチを入れる)までの
腰の重いこと、重いこと。(笑)
「それ、オレだ…」と
心当たりのある方、いらっしゃるのでは?
***
「例年通りに」とはいかないと思いますが、
今年こそ、可能な形にスタイルを変えて
交流会を開催したいと思っています。
みんなとの再会を楽しみに、
(初めての方はワクワクしながら)
今年も練習に励んでいきましょう!
ぜひとも「練習の習慣化」を
目指してみてくださいね。(´ー`)