見て&聴いて、楽しむ♪2020/09/07

NHKのテレビ番組「名曲アルバム」。

作曲家の生まれ育った街の様子や
ゆかりのある場所の映像などが、
エピソードと共に映し出され、
名曲を楽しむことができる短い番組。
歴史あるご長寿番組なので、
ご存知の方も多いと思います。
いつ放送してるのか?とか、
まったく知らないけど、
たまたま始まるとつい見ちゃう。

では、
その「名曲アルバム」の姉妹番組
「名曲アルバム+(プラス)」は
ご存じでしょうか?

先日、ニュース番組が終わったので、
「テレビ消そう」と思ったら、
「名曲アルバム+」が始まった。
テレビ画面に表示されたタイトルが、
パッヘンベルの「カノン」だったので、
「お♪これ聴いてからにしよう」
と思いつつ、何となく違和感。

…あれ?
何だ?この楽しそうな映像は!?
絵みたいな?パズルみたいな?
いつもの、海外の街の風景や
豊かな自然とかじゃないけど?
はて?
モノクロの世界に
赤、緑、青の3つの立方体がスタンバイ。
ハッ!これって…、もしや!
カノンの曲を想像したら、
これがこの先どうなるのか想像がつく。
きゃーーーーッ!ヽ(゚∀゚)ノ
これはもう見るしかないでしょ!
「聴く」というより、「見る」でしょ!
ワクワクする~。

で。
曲が始まると同時に
立方体が順に動いていく。
曲のメロディに合わせて、
上下し、転がり、滑っていく。
ただただ、ほえぇ~~~~~~っと
見入ってしまった。(笑)
こういうの大好き。
永遠に見ていたくなる。

「名曲アルバム+(プラス)」は、
「名曲アルバム」を進化させた番組で
未知の映像・音楽体験を提供する、
というコンセプトらしい。
クリエーターさんとのコラボ制作で、
名曲を視覚化し
映像で楽しめるようになっている。
ちなみに、この「カノン」は
大西景太さんという方の映像作品。
(2018年に制作されたようです)

色見が少なく無機質なこの感じ、
整然としていて計算され、
そして、玉がレールの上を転がっていく
”からくり装置”のような雰囲気。
どことこなく、エッシャーの
”だまし絵”のように見えなくもない。

レールや道のようなものがあって、
そこに向かって物体が流れていく
(進んでいく)様子を見ること、が、
小さい頃から何故か
ものすごーーーーく好きな私。
からくり装置(ピタゴラ装置)はもちろん、
砂時計、倒れていくドミノ、流しそうめん、
ありんこの行列などなど…
飽きずにずーっと見ていられる。(笑)

「カノン」は、複数の声部が、
同じ旋律を順に追っていく形式の音楽。
(”カエルの歌”的なやつね)
それを見て&聴いて楽しめるなんて、
こんなワクワクすることはない!
…ということで、皆さんに紹介でした。
興味ある方は下のURLからどうぞ。

https://www.nhk.jp/p/ts/Z6Z2KGJYLV/
(↑NHK名曲アルバム+の見逃し配信)

https://www.keitaonishi.com/pachelbel
(↑大西さんのホームページ)