動画添削なかなかイイ!2020/06/01

6月になりました。
ようやくレッスン再開です。
ヤッターーーーー!ヽ(゚∀゚)ノ
皆さんと会えるーーーーー!
レッスン楽しみーーーーー!
とはいえ、
手放しで喜んではいられません。
第2波、第3波が来た時のことを
今から考えておかないと!
そこで、今のうちに皆さんに
オススメしておきたいのが、
『動画添削レッスン』です。

通常通りに
対面でのレッスンができているうちは
そのレッスンスタイルが1番良いです。
実際に音色を聴いて、動きを見て、
会話をしながらおこなわれる指導に
勝るものはないと思っています。
そして、「定期的にレッスンに通う」、
これが理想なのは言うまでもありません。
しかし、
そのレッスン自体が
再びおこなえなくなってしまったら…。
また出歩くのもままならない
状況となってしまったら…。

第2波、第3波はくる、と言われています。
その時のために、
『動画添削レッスン』に興味を持ち、
環境が可能な方は検討していただきたい!
補助メニューとして活用していただきたい!
そう思っています。

***

昨日まで『動画添削レッスン』の
お試し期間でした。
前向きな反応&申し込みをされた方は
正直に言うと、ほんの一握り。
「対面レッスンを再開しますよ~」
というメール内での
動画添削の告知でしたから、
「何だかよくわからないし大変そう。
対面レッスンも再開するわけだし、
まぁ、別にやらなくても、いっか」
っていう反応に、
そりゃなりますよね。(;´Д`)
当たり前。(苦笑)

実は自分自身も、最初は
やや後ろ向きな気持ちでのスタートでした。
だって対面が一番良いに決まってるし!!
動画添削でどこまでできる?
どんな風にできる?
文章で伝わる?
お手本の動画なんて面倒そうだな~。
撮影ってどうやれば良いの?
えぇっと…LINEの使い方は?

などなど、
「不安要素」や「?」だらけだったんです。
でも、自粛生活が続き、
皆さんがレッスンに通えない期間、
・疑問点が宙ぶらりんなまま
・練習しても練習しても自分との戦いで、
 心が折れそうになる
・間違った弾き方や変な癖が心配
・サボリ癖がついてしまった!
・ただただダラ~っと練習しています
などの声がメールのやり取りの中にあり、
「今できること、何か行動せねば!」と
何はともあれやってみることに。

そんなこんなで
手探りで始まった『動画添削レッスン』。
実際に蓋を開けてみたら
おぉ~~~~、これ、使える!
イイ感じ~~~~~~~~!!!!

たった5分の動画だけれど、
一生懸命ピアノを弾く
生徒さんの手元を拝見しながら
流れてくる演奏を聴いていると、
嬉しく微笑ましい気持ちになると同時に、
ウズウズ…ウズウズ…
レッスンしたい気持ちが、アドバイスが、
ウズウズ、ウズウズ…
わき出る、わき出る。(笑)

で。気が付いたら
夢中で添削(アドバイス)しまくってました。
文章で伝えきれない部分は
実際にその部分を弾きながら
注意点などを喋りつつ動画を撮影。
それをLINEで返信。
動画撮影に慣れていないため、
多少、作業時間はかかりましたが、
そんなの気にならないくらい楽しい。
あぁ~、
やっぱりレッスンは楽しいよ~♪

実際に動画添削を受けられた方からの
反応もとても良く、満足いただけたようで、
「やる気が出てきた!」
「6月に向け練習が楽しくなりそう」
との声がいただけたので
安心しました。(*´ω`*)

***

・初心者、初級者、中級者の方
・譜読みに不安がある方
・疑問、質問がある方
対面レッスンのサブメニューとして
かなり充実した内容で
ご利用いただけるかと思います。

上級者の方は、
曲自体が長いことに加え、
音楽表現や身体の使い方など
レッスン内容がかなり繊細なため、
動画添削レッスンでできる内容は
少し限られてしまいますが、
ピンスポットで弾きにくい箇所などを
アドバイスする形であれば対応できそうです。

LINEのダウンロードや使い方について、
動画の撮影方法、編集について、など
私がお答えできる範囲でしたら、
6月のレッスンでお会いした際に
直接ご相談にのります。

月2回の対面レッスンを月1回にして、
残りの1回分を動画添削2回にあてる
…という組み合わせの、
「対面1回+動画添削2回のセット」
(月2回対面と同料金=7000円)
もレッスンメニューに加えました。
感染者数が再び増加してきて
外出の機会を減らしたい場合などに
ご利用いただけたらと思います。

第2波、第3波が来る前に、
可能な方はぜひご準備を!!

http://www.asahi-net.or.jp/~nt4s-ab/videolesson.html

↑『動画添削レッスン』
料金・手順などを記載した詳細ページを
もう少しわかりやすいように
新たに作り直しましたので、
皆さん、目を通してみてくださいね。

ベートーヴェン生誕250年2020/06/17

自粛中の巣篭り期間に
ベートーヴェンのことを記事にしたので、
今日はちょっとオマケの豆知識。

***

2020年はベートーヴェン生誕250年。

ベートーヴェンという作曲家、
皆さん知っていますよね。
名前は誰もが知っていると思います。
どんな曲を知ってる?と聞かれたら
「え~っと…」となるかもしれませんが、
「交響曲第9番」(通称”だいく”)や、
「交響曲第5番 運命」
(ジャジャジャジャーーーン!)は
あまりにも有名ですし、
必ず耳にしたことがあるはずです。
そして、晩年には耳が聞こえなくなり、
それでも作曲をし続けたことなども
よく知られたエピソードですね。

彼の作品は交響曲だけではありません。
ピアノ曲も数多く残しました。
中でも「ピアノソナタ」は極めて重要で
専門的にピアノを学ぶ者にとっては、
決して避けては通れないもの。
『ピアノの新約聖書』と言われています。

ベートーヴェンは生涯にわたり
全32曲のピアノソナタを残しています。
作品は「初期」「中期」「後期」の
3期にわけて捉えられ、ピアノソナタでは、
1~11番が初期、
12~27番中期、
28~32番が後期、
とされていてます。
(一部初期の作品が後に発表されて
中期にまざっていたりもする)
一般的には、時代が後期になるほど
「弾きこなすのが難しい」と言われ、
変な表現かもしれないけど、
「感情の圧」のようなものを
強く感じる作品が多くなります。

苦悩の連続であった人生、
内に秘めた「心の叫び」を
ただひたすら音に変換し、
深く深く追求していった彼の音楽。
そう簡単には弾きこなせないのも、
まぁ、無理はないか。
(自分の実力不足は棚に上げておこう)

ベートーヴェンのソナタには
「悲愴」「月光」「熱情」など
表題がついている作品もあるので
「何とな~くそのタイトルなら知ってる」
という方も多いのではないでしょうか?
中でも中期のソナタは実に名曲ぞろい。
…がしかし、その陰に隠れている
「表題のない作品」や「初期の作品」なども
弾いてみると(or 聴いてみると)、
これまた良かったりするんだなぁ~。
ソナタ第1番の2楽章なんて、
自分で弾きながら「ほげらぁ~~~」と
魂が抜けるような感覚になります。(笑)

この記事を読んで
ベートーヴェンのソナタに興味を持った方、
世界的な有名ピアノニストによる演奏が
YouTubeなどで聴けるので
ぜひ探してみてくださいね。
好きな曲が増えるかもしれませんよ。

ちなみに。
私が悶絶するくらい好きで
大興奮でやる気が急上昇する
ベートーヴェンの「アゲアゲ曲」は
マレイ・ペライア氏の弾く
ピアノソナタ「月光」より第3楽章!!
鼻血モノです。(*´ω`*)

***

そんなこんなで、
巣篭り期間中にせっせと取り組んでいた
ベートーヴェンのピアノソナタですが、
寄り道しながらも順調に進んでます。
今は、21番「ワルトシュタイン」の
1楽章をわくわく楽しく勉強中。
とてもじゃないけど、あの3楽章は
弾きこなせるとは思えない…(苦笑)
けど、まぁ、やれるところまで挑戦!

あ。でも最近、寄り道して弾き始めた
ラフマニノフの前奏曲も
楽しくて、楽しくて。
こっちのほうが頑張っちゃうかも?(笑)
当分はこの2本立てで
練習(遊び?)頑張りますッ♪