選曲について2018/02/16

2月に入り交流会で弾く曲を
皆さんジワジワと決め始め、
少しずつ練習に入っています。

交流会(6月予定)は自由参加ですし、
当日、「弾く 弾かない」も自由です。
選曲も基本的には何を弾いても自由です。
(但し、申し込み時にエントリーし、
レッスンを受けたことのある曲に限る)
生徒さんの自主性に任せていますので、
私のほうから「早く曲を決めて」「あれ弾いて」と
ぐいぐいリードすることはありません。
参加予定で弾く意思のある方は、自分から
「これ弾いてみたい」「あの曲はどうでしょう」
「選曲のアドバイスをしてほしい」など
アクションを起こしてくださいね。
もちろんお申し出があれば、
選曲のお手伝いからアドバイス、
交流会に向けての指導まで
しっかりといたします♪(´ー`)

そんなこんなで、
ここ最近は相談を受け交流会用の曲を
あれこれ選ぶことが多いわけですが、
これが結構難しい。

基本的には、自分が「弾きたい曲」を
選ぶのが良いとは思います。
弾いてみたいと思える曲、
興味のある曲、お気に入りの曲、
憧れの曲、好きな作曲家の作品、などなど。

ただ、ここで問題が…。
じゃ、その「弾きたい曲」に決めちゃいなよ♪
と、簡単には言えないんですね。(汗)
やはり「人前で弾く」という場面において、
聴き手の存在を無視するわけにはいきません。
弾きたい曲を好きなように弾き散らかして、
自分が満足できればそれOK!
という演奏は交流会では好ましくないと
私は思っています。
(普段レッスンで学んでみる分には構いません)

今の自分の実力を把握し、
得意・不得意を見極め、
興味を持ってワクワク取り組める曲。
そんな基準で曲を決められると良いですね。
実力に合っているかどうか?というのは、
仕上がり間近、5~6月の練習段階で
以下の項目の「4」以上であるのが理想です。
参考にしてみてくださいね。

1. ただ指を動かし音を並べただけ(音楽と呼べない)
2. つかえつつ弾き進め(弾くも聴くも)苦しい演奏
3. 余裕はないが必死に曲としてまとめてある
4. 音楽的な表現にも気を配ることができている
5. 技術・表現ともに「弾けている」と実感できる
6. 演奏に集中でき確実に弾きこなせている

簡単に書くと、
「1~2」は、曲>実力。
実力とかけ離れた曲を選ぶとこうなります。
「3~4」は、曲と実力がほぼイコール。
少しの”背伸び曲”であれば
挑戦することでレベルアップに繋がることも。
「5~6」は、曲<実力。
余裕ができる分、丁寧な仕上がりが可能。

普段の練習で何とか弾けていても、
人前での演奏となると、
緊張して思うように弾けないものです。
それを踏まえ、アドバイスを求められれば
通常は「4」以上を目安に選曲を手伝っています。
(※状況によっては「3」でも良いかと思います)

「弾きたい」と思っている曲が、自分にとって
1~6のどこに値するのか知りたい場合は、
レッスン時に質問してくださいね。
また、
「5~6で私が弾けそうなオススメ曲は?」
などの質問にもお答えできるかと思います。
選曲に迷いがある方はご相談ください。(´ー`)


さーて。
私もそろそろ曲を決めようかな。
私も皆さんと全く同じです。
考えただけで今から緊張に押しつぶされそう。
でも、楽しみだしワクワクもします♪
私も自分自身と向き合いながら練習に励みます。
交流会に向けて
皆さん一緒に頑張りましょうね!

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