指使いについて2018/09/08

・楽譜が読める(理解できる)こと
・それを自力で弾いていけること

ピアノを継続的に楽しむためには、
この2点は欠かせません。
いわゆる『譜読み』というやつですね。
譜読みをしていく際に必要な要素に
≪音・リズム・指使い≫があります。
基本はこの3つ。

音(音名)
=どの鍵盤を鳴らせば良いのかを知るために、
まずは音符(ドレミ)を読めるようにする。

リズム
=拍子や音符の長さがわからないと
変なリズムになってしまい曲として成立しない。
正しい音価(音の長さ)で弾けるようにする。

指使い
=譜面に書かれた音を正しい長さや弾き方で
リズムに乗せてスムーズに弾いていくために
指使いは必要であり重要なもの。

今回はこの中の「指使い」について、
書いてみようと思います。

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音名や音価は知識として
「正しく理解できれば、それでOK!」なのに対し、
指使いは知識というよりも実践的なこと。
「絶対にこれが正しい」というものでは無いから、
皆さんも「何で?」と感じることがあったり、
「この指で良いの?」と不安に思ったり、
いろいろと疑問も多いようです。

・「基本的な指使い」というものは存在します。
・「初歩のうちはこの指で」なんてのもあります。
・「どちらの指でもOK」という場合もあります。
・手の大きさや指の長さで変えることもあります。
・同じ音を弾くからといって
 いつも同じ指を使うとは限りません。
・次に弾く音やフレーズの流れなどで変化します。
・指定の指番号では弾きにくい、なんてことも。
・同じ曲でも出版社によって(楽譜によって)
 異なる指使いが書いてあったりもします。
・指番号の指定がない場合は自分で考えます。

ざっと書いてみましたが、
こんな感じで「指使い」は非常に曖昧。
オタマジャクシ(音名や音価)に関しては
本などで独学でも学べると思いますが、
指使いはケースバイケースのことも多いため、
独学だと「??」となることもあるでしょう。

また、「指使い」は単純に指番号としての
機能的な役割としてだけでなく、
「指の使い方」として捉えることもできます。
 ・指くぐりや指を交差する時の注意点
 ・鍵盤上のどこ(どの位置)に指を置くか
 ・指先が鍵盤に当たる角度 など
その場合、「ピアノの弾き方」に直結しますので、
実際にその人を見て指導する必要があります。
ブログの記事では、
「指番号としての指使い」に
限定して書いていこうと思いますので
「指の使い方」に関して質問がある場合は
レッスンで質問してください。
個別にお答えします。(´ー`)

…ということで、
次回から、「指番号としての指使い」について
掘り下げて書いていこうと思います。
もう少しお待ちあれ~。

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