ピアノ修理(1回目)2019/01/26

本日、ピアノの修理(1回目)でした。
※え?何のこと?という方は、
 12/17の記事を読んでくださいね

約束していた午前10時に
修理担当の調律師さんが到着。
軽く挨拶を済ませたら、早速作業を開始。
それからはレッスン室こもりっきりで作業。
夕方近くなってお昼ご飯を食べに
30分くらいお出かけになっていた以外は
ず~~~~っとレッスン室にこもって
ひたすらパーツ調整、交換。

で、本日の作業が終わったのは、
なんと…

23時!(゚д゚)!

つい先ほど帰られました。
いやぁ~、もうホント長丁場すぎて
何だか申し訳なくなっちゃったよ。
すごく疲れただろうなぁ。

自宅と地下のレッスン室は、
同じ敷地内だけど繋がってないので、
いつも調律などで長時間かかっても
日常生活に特に支障はなく、
調律師さんには防音レッスン室に
こもって頂き、基本的に放置。
今回は「丸1日かかる」と聞いていたので、
基本、放置でお任せしつつも
2時間おきくらいに様子を見に行きました。

今日はシャンクローラーの交換。
いやぁ~、「交換」なんて
簡単に一言では言い切れないほど、
それはそれは地味で細かくて、
肩が凝りそうな大変な作業。
なんてったって鍵盤は全部で88個。

…ということは、つまり、
ネジを外す必要があれば、
その作業だけで88回!
古いシャンクローラーを取り去る、
新しいものがピタッと合うように
削って微調整する、
そして慎重に取り付ける、など、
それぞれの作業を鍵盤1つ1つやるんです。
1cmにも満たないような小さなパーツ、
88個分ひたすらやるんです。
ひぃ~気が遠くなる~~~~。((+_+))

今日来てくださった方は、
若い調律師さんですが、
ピアノ製造で修業を積んだ経験を持つので、
いわゆる「音の高さを合わせる調律師さん」
という域を超え、もう「職人さん」って感じ。
私が様子を見に行くと、
せっせと作業を進めながらも、
色々とにこやかに説明をしてくださいました。
それにしても、
まさか終了が23時になるとは!
びっくりでした。

全部バラバラに分解してパーツを交換し、
まだ他にも作業が必要な工程はあるけど、
一気にはできないので、
今日はこれでいったん元に戻して、
また次回に続きを…となっているので、
あと3回、全工程が終わるまで(4月予定)
音質、調律、弾き心地など
安定しない状態がしばらく続きます。

音質のバラつきや、
いつもと違う感触に違和感を感じ、
気持ち悪く思うかもしれませんが、
作業の途中段階なため、
どうかご了承くださいませ。

4月の仕上がりを楽しみに待ちましょう~☆